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フランス留学!南仏ニースにある大学に語学留学したときのスケジュール

南仏ニース

フランス滞在中、私は南仏ニースにある大学に語学留学生として通いつつ、学校に加えてアルバイトも開始しました。

まだまだフランス語が未熟だった私にとっては、学校とアルバイトの両立はなかなかハードでもありました。しかし今となってみれば、学校にアルバイトに邁進したことは非常にいい経験となっています。

もちろん、勉強と仕事の合間に、友達と遊びに行く時間も積極的に取っていました。海外に出るチャンスを得たのだから、やりたいことは全部試してみて思い切り満喫したい!そう思って、日本では考えられないくらい色々なことを経験しました。

そんな欲張りに過ごしていた私の、当時のスケジュールをご紹介します。

目次

南フランスのニース大学にあるフランス語コース

私が通っていたのは、南フランスのニース大学にあるフランス語コースです。ニース大学は3万人近い学生がいる大規模な総合大学で、そのうち2,500人あまりが留学生

フランス語コースは外国人向けの語学コースではありますが、一定以上のレベルの試験をパスすれば、ニース大学本科に進むこともできます。

授業はニース大学キャンパス内の教室で行われ、大学図書館の使用も許可されています。また、一般的な語学学校にあるような課外学習や美術館訪問などのアクティビティも開催されます。

欧米の学校というと休みが多いというイメージがありますが、ニース大学の語学コースも同じです。大学本科のスケジュールに合わせて学期のスケジュールが組まれているため、授業と休みが交互にやってきているようなイメージでした。

留学中のスケジュール

図書館

合計3学期間ニース大学に通っていた私の、ある一日のスケジュールはこのような感じでした。

1日の流れ

平日は毎日朝から授業がありました。午後の授業がある日は日によって、という感じではありましたが、時には朝から夕方までみっちり授業ということも。

午後も授業があり、且つアルバイトもあった時のスケジュールはといえば以下の様な行程になります。

  1. 起床~登校
  2. 午前の授業~昼休み~午後の授業
  3. 放課後
  4. アルバイト
  5. 帰宅

以下に詳しく解説します。

起床~登校

大学はニースの街中からだいぶ離れたところにありました。中心街から大学行きのバスで約30分。語学コースだけでなく本科の学生も利用するため、バスはいつも混雑していました。

一限の授業は9時開始だったので、8時過ぎに家を出れば間に合うのですが……そこはフランス。バスが遅れるだけならいいですが、突然のストライキで一本も運行していないということも。

試験がある日に遅れては大変なので、いつも時間に余裕を見て家を出ていました。

午前の授業~昼休み~午後の授業

午前中はフランス語の授業が主でした。文法、リスニング、読解、会話など、毎日みっちりとフランス語のシャワーを浴びていました。授業はレベル別で、上級クラスともなると、フランス人ですら難しいと思うような内容でした。

昼休みは大学の学食でとったり、持参したお弁当を食べたりと、自由に過ごします。ニースは非常にお天気が良く冬でも温暖なため、屋外で過ごす学生を多く見かけました。

午後は、フランスの歴史や文学、政治経済などを学ぶ選択科目。ただでさえ難しい内容をフランス語で学ぶのですから、最初のうちはついていくだけで精一杯でした。

大体15時くらいに授業は終わるのですが、曜日によっては夕方にもう1コマあり、その場合は18時位までといったスケジュールでした。

放課後

フランスの学校は、容赦なく宿題が出ます。といっても、「問題集をXXページ分とく」というようなものではなく、「XXについてのエッセイを書く」「社会問題に関するプレゼンテーションを準備する」というような、非常に実践的なものです。

時にはあまりの難しさに、アルバイト先のフランス人に質問することも。授業が終わってからアルバイトが始まるまでは自由時間だったため、大体はアルバイト先のお店で宿題をしていました。

アルバイト

アルバイトの開始は19時。飲食店でした。そこから閉店まで働きます。19時と言ったらフランスの人にとっては夕食には早い時間。そのため、お店が混み始めるのは20時過ぎ。調理や接客をしつつ、21時過ぎくらいからは徐々に片付けを始めます。

レジを閉め、全ての片付けが終わるのは大体22時頃でした。

帰宅

アルバイトが終われば帰宅……となるのですが、時にはお店の皆で遊びに行ったり、友達の家のパーティーに途中参加することも。

アルバイトが終わった22時過ぎから参加してもパーティーが続いてるの?と思うかもしれません。続いているどころか、22時の時点でまだ始まったばかり、ということも。夜のホームパーティーで22時に終わったことは、私の記憶の中にはありません。

さすがディナーは20時~21時、それから遊びに行くというフランス人。日本人よりはるかに宵っ張りですよね。

私はといえば、学校とアルバイトで体力的にへとへとという時もありましたが、せっかくフランスにいるのだから目いっぱい色々な経験をしようと、積極的に出かけていました。

まとめ

当時の私は、せっかく海外で学ぶ機会を得たのなら、勉強もアルバイトも遊びも目いっぱいしよう!と心がけて毎日生活していました。

毎日学校に行って宿題をして……ということだけを繰り返していると、ヘタしたらそれが日常になってしまいかねません。しかし、それでは「今、日本を出て別の国に勉強しにきている」という素晴らしいチャンスを無駄にしてしまいます。

人間なので当然「明日でいいかな」「めんどくさいな」と思ってしまうこともありました。しかし「ダラダラするのは日本に帰ってから思いっきりしよう!」と心に決めて日々を過ごしていました。

今思うと、学校の授業だけでなく、アルバイトや遊びもすべてが勉強につながっていたと実感します。

現在留学中の方、もしくはこれから留学をする方。勉強はもちろん大事ですが、せっかく海外に出るチャンスを得たのなら、勉強以外にも果敢に挑戦してみてください!

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この記事を書いた人

海外就職・海外求人マッチングサービスGuanxiを運営しているIT企業。
世界各地をお仕事で飛び回っています。

世界各地で滞在し、見たもの、感じたもののリアルを届けます。

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