こんにちは。台湾在住ライターのMoanaです。
台湾は5月を過ぎると熱くなり、最近の台湾は毎日30度を超える暑さで、ひんやり冷たいアイスクリームが食べたくなります。
当たり前のことですが、現地で暮らしているとガイドブックで紹介されるような豪華なものばかりを食べるわけではなく、手軽で便利なコンビニを利用することが多くなります。
皆さんが台湾に遊びに来る際にも、コンビニのアイスクリームを食べる機会があるかも知れません。
そこで今回は、実際に私が食べてみた、コンビニで売られている台湾のアイスクリーム10個をご紹介したいと思います。※1TWD=約3.69円
台湾の生活や移住に関する記事をもっと読む「紅豆牛奶冰棒(ホン・ドウ・ニョウ・ナイ・ビン・バン)」25TWD(約92円)
台湾で信頼されている食品ブランド「義美(イー・メイ)」の「紅豆牛奶冰棒」。これは私が台湾で初めて食べたコンビニのアイスクリームで、小豆ミルク味。台湾に来てから小豆は血を補う食べ物で体に良いことを知りました。
こちらの紅豆牛奶冰棒はまるで缶詰の小豆に牛乳を足して、それをそのまま固めたような味と食感です。
「珍珠奶茶雪糕(ジェン・ジュー・ナイ・ツァー・シュエ・ガオ)」40TWD(約148円)
こちらも義美のアイスクリームですが、今年登場したばかりの「珍珠奶茶雪糕」。台湾で暮らす日本人や観光客にも大人気の、パールミルクティーのアイスクリームバージョンです。
アイスクリーム自体は紅茶の味と香りが濃厚で美味しく、こんにゃくの粉や寒天を使用して作ったブラックタピオカのような食感のものを入れたアイディアも面白い!
でも、やっぱりパールミルクティーはアイスクリームにするのではなく、飲んだほうがタピオカのモチモチ感を楽しめると思います。
「巧克力脆片雪糕(チャオ・カー・リー・ツェイ・ピェン・シュエ・ガオ)」40TWD(約148円)
同じく今年初登場の「巧克力脆片雪糕」。義美のクランチチョコアイスクリームです。これを1口食べた時に「ハーゲンダッツに似てる!」と思いました。意外と高級感があふれる味です。
チョコの周りに付いているクランチが結構少なく見えるのですが、食べてみると口の中でシャリシャリと、その存在感を思う存分アピールしています。
「小美冰淇淋(シャオ・メイ・ビン・チー・リン)」20TWD(約74円)
ぱっと見は普通のカップに入ったアイスクリーム「小美冰淇淋」。しかし驚くことに、この黄色いカップのアイスクリームが作られるようになってから、今年でなんと70年にもなるんです!
味はさっぱりとしたバニラ味。最近の日本でよく売られているようなクリーミーでこってりしたものとは違うので、甘いものが苦手な人でも食べられそうな感じです。
「曠世奇派抹茶紅豆(クワァン・ス・チー・パイ・モォー・ツァー・ホン・ドウ) 」35TWD(約129円)
「杜老爺(ドゥー・ラオ・イエ)」という会社は、1988年にできて、アイスクリーム業界には1番遅く参入したにも関わらず、現在は業界ナンバー1のシェアを誇ります。
そしてこちらの、静岡の抹茶を使っているという「曠世奇派抹茶紅豆」。抹茶味のアイスクリームに餡子が少し挟まっているものです。
抹茶の苦さが嫌いな私は「抹茶と言えどもアイスクリームだし」と、甘いことだけを期待していましたが、食べた瞬間に「結構苦い……」と思いました。
静岡の抹茶が効いている大人の味のアイスクリーム。抹茶好きの人にはおすすめです。
「曠世奇派卡布奇諾(クワァン・ス・チー・パイ・カー・ブー・チー・ヌォー)」35TWD(約129円)
同じくアイスクリームの大手メーカー杜老爺が出している「曠世奇派卡布奇諾」。「卡布奇諾」とはカプチーノの意味です。もちろんアイスクリームの甘さはあるものの、食べた瞬間に感じられるのはコーヒーの苦味。
上記で紹介した抹茶味のアイスクリームと同様、イメージの味をそのまま再現している感じです。
「情人果脆冰棒(チン・レン・グゥオ・ツェイ・ビン・バン)」20TWD(約74円)
こちらも味に期待できる杜老爺の「情人果脆冰棒」。「情人果」とは青くてかなりの酸味があるマンゴーを甘く漬けたものです。夜市や、老街(ラオ・ジエ)と呼ばれる屋台がたくさん並ぶ通りでよく見かけます。
こちらのアイスクリームは中がカキ氷のようになっていて、食べるとシャリシャリとした食感。上の2つのアイスクリームと同様に、甘酸っぱい情人果の味を見事に再現していると思いました。特に暑い日に食べるとさわやかで美味しいです。
「芒果雪酪(マン・グゥオ・シュエ・ルゥオ)」42TWD(約155円)
ファミリーマートが出している「芒果雪酪」。マンゴー味のシャーベットです。台湾産のマンゴー果汁が52%も使われていることもあって、マンゴーの味がしっかりと味わえます。
コンビニでこの値段で買えるマンゴーアイスながら、なかなかよい商品だと思います。
「檸檬雪酪(ニン・モン・シュエ・ルゥオ)」42TWD(約155円)
こちらもファミリーマートコレクションの1つ。「檸檬雪酪」という名前のレモン味のシャーベットです。
含まれているレモン果汁は、マンゴーシャーベットの果汁の量ほど多くはなくて12%。甘さが控えめで酸味の方が強いのですが、酸っぱすぎることもありません。
「富士蘋果大福(フー・ス・ピン・グゥオ・ダー・フー)」35TWD(約129円)
最後にご紹介するのは「富士蘋果大福」。こちらもファミリーマートコレクションです。日本にもかなり前から大福のアイスはありますが、こちらはアイスがりんご味で中にジャムのようなものが入っています。
酸味は強いわけではなく少し感じる程度。でもそれが甘いだけの味とは違って爽やかで美味しいです。
台湾にはモチモチした食感の食べ物が多くあるので、この大福の食感も台湾で人気が出るに間違いありません。
今まで私はコンビニ独自のブランドのスイーツには興味がありませんでしたが、アイスクリームを食べてみてファミリーマートコレクションには好印象を持ちました。
まとめ
今回は、台湾のお店で売られている豪華なアイスではなく、手軽にコンビニで買えるアイスクリーム10個を食べた感想をリポートしました。
毎年同じものばかりに目がいっていた私は、長い歴史があるアイスクリームから今年の新作まで、台湾のメーカーも色々と工夫を凝らして作っていることに気が付きました。
現地では日本や韓国のアイスクリームもたくさん売られていますが、台湾に遊びに来ることがあれば、せっかくなので台湾のローカルなアイスを食べてみてはいかがでしょうか。ぜひ参考にしてみてください。
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