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オーストラリアで働くための就労ビザを取るには?8カ月かかった私の就労ビザ取得体験

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  • 更新日:
農地

私がオーストラリアで働き始めて約4年が経ちました。現在は会社からサポートしてもらい、就労ビザを取得してバックパッカー用の宿で働いています。

オーストラリアはビザの法律がよく変わります。そのため、ビザを取ろうと思って頑張っていても、途中で法律が変わり取得をあきらめざるを得ない人もたくさんいます。

ここでは、現在私が保持している就労ビザをどのように取得したのか、費用も含めて詳しくご紹介します。

※この記事の内容は2018年7月現在のものです。

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オーストラリアの就労ビザ取得のきっかけ

私はもともとワーキングホリデービザでオーストラリアに入国しました。オーストラリアでは条件を満たせば2年目のワーキングホリデービザを取得することが可能です。これは、通称セカンドビザと呼ばれます。

条件というのは、指定された地域で指定された仕事を88日以上行うことです。例えば、指定された地方で農業に従事し、作物を収穫したり、パッキングをしたり、苗を植えたりします。もちろん、報酬もあります。

私も1年目のワーキングホリデービザで滞在している時に、セカンドビザを目指して田舎で農業をすることにしました。その際にファームを紹介してくれた人と親しくなったのです。

新しいビジネスに誘われる

その人がワーキングホステルの新しいビジネスを始めるということで、一緒に仕事をしてみないかというお誘いを受けました。就労ビザを取得することができ、将来は永住ビザにもつながるという話です。

せっかく海外に来たのだから、いろいろ挑戦してみたいという気持ちはありました。途中であきらめたとしても、働いた経験は今後の自分のキャリアとしてプラスになると思い、前向きに考えました。

これが私にとって就労ビザを取得するきっかけとなったのです。

オーストラリアの就労ビザ取得のためのポイント

就労ビザは、会社側が「オーストラリア人ではないけれどどうしても欲しい人材」のために、その人材のスポンサーになって取得するものです。

申請にあたっては、会社にとって必要かつ一定の条件を満たした人材であることを認めてもらわなければなりません。

英語力が求められる

就労ビザを取るにはまず英語力が必須です。英語能力の証明には一般的にIELTSという試験か、その他オーストラリアで認められた英語の試験のスコアが必要です。

私はIELTSを受けましたが、申請したのは2015年9月ごろだったと思います。その時点ではリスニング、ライティング、リーディング、スピーキングが各4.5以上、オーバーオール(平均)5.0あれば就労ビザの申請が可能でした。

写真はIELTSの結果です。0.5ずつの刻みでスコアが付けられ、各セクションの最高スコアは9.0です。

IELTS

郵便で書面としても届きますが、試験時に依頼すれば携帯のショートメールでも届きます。

申請ポジションを裏付ける職歴があれば有利

就労ビザは、どのポジションで申請するかが重要です。例えばレストランなら、シェフやホールのマネージャーとしてのポジションで就労ビザを取得することが可能です。

私は日本での職歴を利用しての申請だったので、前職の退職証明書や推薦書、納税証明書を提出しました。

日本での経歴を利用すれば、「この人は今回申請する就労ビザのポジションでの経験が既にあります。会社としては、この人材がどうしても欲しいです」というアピールになります。

職種違いでも職歴は利用できる?

私の場合は、アコモデーション&ホスピタリティーのマネージャーというポジションで就労ビザを取りました。

下の写真は、このポジションの詳細です。バックパッカー用の宿(ここではBackpackers Managerとなっています)や寄宿舎、ゲストハウスで働くことが必須です。ホテルではこのポジションは適用されません。

書類

ちなみに、私の前職は不動産会社の事務です。「えっ?まったく違う職種じゃないの?」と思った方、その通りです。まったく違う職種なのになぜ前職の経験を利用してこのポジションで就労ビザを取ることができたのか不思議ですよね。

それを今からご説明します。

オーストラリアの就労ビザ、申請から取得まで

オーストラリア

就労ビザ申請の際に提出する書類は申請するポジションや個人によって異なる可能性があり、複雑です。この複雑な手続きを私は移民弁護士に依頼しました。この移民弁護士さんがとても頑張ってくれました。

前述したように、私が申請するポジションと前職の内容はハッキリ言ってまったく異なります。

しかし移民弁護士は「前職ではこのような内容の職種で、申請する就労ビザのポジションに関しても既に経験があります」ということを上手にアピールしてれました。

日本から取り寄せた書類の翻訳や必要書類の提出なども、すべてこの移民弁護士が間に入ってやり取りしてくれました。私の場合は母国での無罪証明書、最終学歴の証明書や成績、日本の戸籍謄本を提出しました。

待つこと8カ月、審査のため前職場に連絡が!

就労ビザは申請してから発給されるまでに少なくとも数カ月を要するのが一般的です。しかし、私の場合は約8カ月かかりました。

オーストラリア移民局も外国人のビザに関してはしっかり審査します。それは理解していたのですが、なぜ8カ月もかかったのでしょうか。

申請を受けたオーストラリア移民局は、以前私が勤めていた日本の会社に日本語の通訳を通じて連絡していました。どのくらい働いていたのか、どのような仕事をしていたのか、それに仕事ぶりなどを事細かく聞いたようです。

私の推薦書を書いてくださった前職場の部長も、突然オーストラリアから電話がかかってきたのでびっくりしたことでしょう。それでも私がしていた仕事内容を伝えてくれました。もちろん部長としては、本当のことを伝えただけです。

一度は却下も、許可が出るまで粘る

しかしながらその結果、オーストラリア移民局は「前職と申請するポジションでの経歴はマッチしていない」と判断しました。移民弁護士を通して移民局からその旨を記した文章が届きました。

「申請するポジションと前職の経歴はマッチしません。国外に出るか、もし異議があるなら申し立てをしてください」というような内容です。

もちろん、移民弁護士はあきらめずに強く訴えてくれました。前職の部長には申し訳なかったですが状況を説明し、移民局から電話がかかってきたら説得していただけるようお願いしました。

その結果、8カ月かかってようやくビザが下りたのです。

オーストラリアの就労ビザ取得にかかった費用

こうして無事に就労ビザを取得することができたのですが、やはり移民弁護士に依頼するとかなりの高額です。

ビザ申請費用、日本語から英語への翻訳費用、移民弁護士から移民局への郵送費などいくつかに分かれて請求書が届きました。金額の詳細がよくわからないものもあります。

結局、日本円にして合計で約130万払いました。

でも、就労ビザをなんとしてでも取得するための手段であり、その信用性と安心感には代えられなかったんです。ビザが取れた今では、この費用に関しては感謝しかありません。

依頼すれば取得できるとは限らない

しかし、弁護士に依頼すれば絶対に大丈夫というわけでもありません。

依頼することで順調にビザが取れる人もいれば、取れない人もいると思います。私のように却下されそうになりながらも、なんとか通った人もいるでしょう。

移民弁護士に依頼する際、最初に契約書にサインを求められました。それは「ビザが下りなかったとしても、私たちは責任を負えません」という内容でした。

弁護士選びは、親身になってくれるか、自分が信頼できるかなどの見極めが大切ですね。

オーストラリアの就労ビザから永住ビザを目指す

オーストラリアでは以前であれば、就労ビザのスポンサーである会社で2年働くとそのまま永住権を申請できました。しかし2018年現在、その法律が変わってしまったので永住ビザを取る方法については確認が必要です。

私の場合は田舎で働いているので、今のポジションのまま条件を満たせば永住権を申請することが可能です。条件というのは3年の職務経験と英語の能力です。

英語の能力は、IELTSであれば4セクション共に6.0のスコアが必要であり、それさえクリアすればOKです。そのため、今後はそのスコアを達成し次第、永住ビザを申請予定です。

まとめ〜ビザ取得条件は厳しくなる傾向

オーストラリアのビザの法律は頻繁に変わります。今後もどのように変更されるかまったく予想がつきません。

移民の国と呼ばれるオーストラリアなので、さまざまな国籍の人を見かけます。しかし最近のオーストラリア政府の傾向として、だんだんと外国人の受け入れを制限してきているように感じます。

そのため、今後は移民ビザを取得するのは難しくなるのではないかと思います。オーストラリア就職をお考えの方は、最新情報のチェックと早めの対策をおすすめします!

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投稿者プロフィール

就労ビザ保有。オーストラリアのバンダバーグ在住

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