ネパールのローカル衣服市場「アサン」に行ってみよう!

ローカル衣服市場「アサン」 南アジア

ネパールでは、街にあるお店に加えて、様々な商品を取り扱う卸し市場があります。

ネパールのアサンという街には、衣服の卸し市場が近くにあるため、民族衣装や洋服が安く手に入ります。安く買い物をしたいときには是非アサンの市場をのぞいてみてください!

ネパールで手に入る服の種類

ネパールで購入できる衣服には、洋服、民族衣装の二種類があります。ネパールは多民族国家なので、様々な民族衣装が存在します。

インドでおなじみのサリーやレンガ、クルタ・スルワール、タマン民族のバクー、ネワール民族のなどなどです。

ネパールの服

どれも色鮮やかで、組み合わせが斬新です。どこでも衣服は購入できますが、地元の人達は「アサン」という町の市場で安く購入するようです。ということで、次に「アサン」をご紹介します。

地元っ子の行きつけ「アサン」

地元の若い子に「それどこで買ったの?」と聞くと、大抵「アサン!」という返事が帰ってきます。

アサンとは地名で、商店街のようにお店がずらりと並んでいます。この市場のすぐ近くに問屋市場があるため、衣類が安く購入出来るというわけです。

アサンからインドラチョークまでずらりと、洋服屋さんや民族衣装屋さんが並んでいます。合間には、ネパールのスナックやアイスクリーム、ラッシーを食べて一息できるお店があります。

屋台のナッツ

中には、カートでスナックや豆を売っていたりもするので、少し疲れた時にはエネルギー補給をしてさらに歩きます。

アサンの洋服屋

今は乾いてしまっているのですが、ラニポカリと呼ばれる釣り堀から歩道橋を向かいに渡ると「siddidas marg」(シッディダス マルグ)と呼ばれる通り沿いに洋服の市場がずらりと並びます。

アサンの洋服屋

トップス、ボトムスなど、500Rs(約539円)~2,000Rs(約2,157円)で購入することができます。鞄や靴、小物類などが一緒に売られています。

「FIX PRICE」と書かれている店では、値段が表示されています。お店によっては、交渉次第で安くなることもあるので、是非一度は挑戦してみてください。

アサンの民族衣装屋

ラニポカリから反対側のインドラチョークの方向から北西に向かって歩いていくと、5つに別れた交差点アサンチョークがあります。

アサンのマーケット

一番右の道を行くと、民族衣装の市場が続きます。左は洋服や靴屋が並びます。どれも色鮮やかで斬新なデザインです。

特にネパール人が大好きなのが赤!そして緑とゴールドです。クルタ・スルワールは切り目の入った長めのトップスにズボン、ショールの三点セットです。

三点セットの布でも購入できますが、なぜか対照色の組み合わせが多く、お気に入りが見つからなければ布を購入し、作ることもできます

ネパールの服

パーティーなどで着用する正装は、サリー、若い子に人気なのはレンガ(おへそより上までのトップスとロングスカート、ショールのセット)やアンブレラ(ロングワンピースにレギンス、ショールのセット)です。

アンブレラは少しサイズを詰めてもらって調整をするだけですが、サリーとレンガの場合はブラウスを縫製してもらいます。

サリーはさらにペチコートの縫製も必要です

ネパールの服

値段は交渉次第!お気に入りのデザインと、値切ってくれる店主さんに出会えるかどうかが買い物の要です。値切らないと損なので、是非値切ってお得にお買い物してくださいね

民族衣装の縫製方法

民族衣装は大抵レディーメイドなので、縫製が必要です。布や衣装を買ったお店で縫ってくれる所もあれば、お抱え縫製店と連携していて縫ってくれる場合もあります。

縫製の値段があまりにも高い場合は、家の近くにある縫製屋さんを見つけて塗ってもらうのも一つの方法です。

相場としては、

  • クルタ・スルワールの場合300Rs~500Rs(約325円~565円)
  • サリーの場合ブラウスとペチコートで600Rs~1,000Rs(約650~1,090円)
  • レンガの場合は2,000Rs(約2,180円)(デザインしてもらうかどうかによります)

ほどかかることもあるようです。

まとめ

今回はローカル衣服市場の「アサン」をご紹介しました。少しごちゃごちゃしていて、ディープな場所ですが、中に入ってしまえば日本よりも安い洋服や珍しい民族衣装に出会えますよ。交渉次第で安くなるのも買い物の楽しみのひとつです。

日本ではなかなか着られない鮮やかな色もネパールなら挑戦出来るのではないでしょうか? 是非一度足を運んでみてくださいね!

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ネパールの人の良さに惹かれ住み続けて5年目。タイムスリップしたような生活とゆっくり流れる時間を楽しんでいます。

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