ジョリビー知らずしてフィリピンを語るなかれ?フィリピン人にとってジョリビーとは一体何?
ジョリビーという単語を初めて聞いた方も多いと思います。フィリピン人はジョリビーをこよなく愛し、ジョリビーと共に成長しています。
今回は、そんなフィリピン人の生活に浸透してるジョリビーについてご紹介します。
ジョリビーって何?
ジョリビー(Jollibee)とはフィリピンで誕生したファースフードのチェーン店です。国内のみならず、海外にも進出しています。2017年には日本にも進出を予定しています。
世界的ファーストフードチェーンであるマクドナルドは、世界各国に出店し店舗数売り上げともにナンバーワンですが、そんなマクドナルドが唯一ナンバーワンになれない国がフィリピンです。ジョリビーには勝てません。
笑顔のかわいいジョリビーくんは、働き蜂をモチーフとして作られたそうです。つらい時も笑顔を絶やさないフィリピン人を象徴としているそうです。
フィリピン人はジョリビーと育つ
※ちびっ子は写真をとったり、ハグをしたりと大人気!
ジョリビーのキュートなマスコット、ジョリビーくん。フィリピンの子供たちはジョリビーくんが大好きです。ジョリビーの店頭には等身大ジョリビーくん(?)が置かれていますが、店に来た子供たちは一緒に写真を撮ったりハグしたりと大人気です。
ジョリビーくんとその仲間たちは、マスコットとしてだけの存在ではありません。子供向けテレビ番組に出演したり、視聴覚教材にも出演します。CDやDVDもだし、子供たちはジョリビーくんの歌を踊り付きで歌えます。
ジョリビーのメニュー
※フライドチキンに、紙に包まれた白ご飯とグレービーソースのセットメニュー。
フィリピンでジョリビーに行くなら、ぜひフライドチキンのご飯セットに挑戦してみてください。どんなメニュー?と思うことでしょう。
フィリピンでは、ジョリビーのみならずファーストフード店の主力メニューは、ハンバーガーではなくフライドチキンに白ご飯とグレービーソースのセットです。
ご飯にグレービーソースをかけるというのは、想像するとちょっと胸焼けがするかもしれませんね。
私もフィリピンに来たばかりのころは、この組み合わせになれず、なかなか食べられませんでしたが、慣れると美味しいのです。また食べたくなりますよ。
数あるフライドチキンの中でも、ジョリビーの大きめで衣が薄くサクサクしたチキンがおすすめです!
日本のファーストフード店には絶対ないもの、それがスパゲティ
もうひとつ、日本のファーストフード店では食べられないメニューをご紹介します。スパゲッティーです。茹ですぎかと思うほど柔らかい麺に真っ赤なソーセージの輪切りが入った甘めの真っ赤なソースに、チーズがかかっています。
日本にはない味。ぜひチャレンジしてみてください。
そのほかには、日本のファーストフードと同じように、ハンバーガーにフライドポテト、パイがあります!
ジョリビーでの誕生日会がフィリピンの子供たちのステータス
フィリピンでは、子供たちの誕生日パーティーをジョリビーですることがステータスとなっているようです。誕生日パーティー用ルームを貸しきって、ジョリビーくんとその仲間たちに囲まれながら誕生日ケーキのろうそくを吹き消す。
子供たちにとって忘れられない日となります。
子供たちはジョリビーセットで乾杯します。ジョリビーをただのファーストフード店だと思うなかれ。
ここまで、フィリピン人の心をつかむファーストフード店は他に存在しないのです。
まとめ
フィリピン人の生活になくてはならないもの、それがジョリビーです。食事に使うのも良し、誕生会に使うのも良し、デートに使うのも良しです。
フィリピンへ行ったら、そんな便利なジョリビーにぜひ足を運んでみてくださいね!ジョリビーへ行かなければ、フィリピンへ行ったとは言えませんよ!
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