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イギリス就職したい人が知っておくべき10のこと【イギリス就職者が解説】

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イギリス

イギリスってどんな国なんでしょうか。歴史の古い国ですが、日本からは遠いので知っているようで知らないことだらけ、ではないでしょうか。

今回はイギリスで仕事をしたいとお考えの方に向けて、知っておいた方が良い10の事実をご紹介いたします。

イギリス就職の5つのポイント

  • イギリスの就職状況・特徴を知る
  • 英語を勉強し幅を広げる
  • イギリスで働く自分をイメージする
  • イギリスでの生活状況を知る
  • 転職サイトを活用する

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イギリス概要

イギリス

イギリスとは

正式な国の名前は「グレートブリテン及び北アイルランド連合王国」です。英語ではThe United Kingdom of Great Britain and Northern Irelandです。

イングランド、ウェールズ、スコットランド、北アイルランドの4つの地域から成っています。文化や言葉が違うところもあり、また政治、教育制度、法律も異なるところがあります

気候は1年を通して寒暖の差はそれほどありません。しかし「1日に4つの季節がめぐる」といわれるように、1日の天気は変わりやすいです。自然災害については嵐や長雨による洪水、小さな地震もありますが、日本のように多くなく住みやすいです。

イギリスの人口は6,410万人ほどで、イギリスの外で生まれて現在(2015年調べ)イギリスに住んでいる人の数は870万人ほどといわれています。

その中でロンドンは最も移民の割合が高く320万人で、ロンドン全体の人口は860万人といわれているため、この数字で見れば37%が国外で生まれていることになります。ロンドンに行ってみると、周りの人がいろんな言葉を話していて、移民が多いことを実感します

イギリスで就職するための転職サイト

パソコン

イギリスでの仕事を探すなら、次の転職サイトを利用してみましょう。

日本の転職サイトとイギリスの転職サイトを以下にご紹介します。日本の会社でイギリス駐在を探す方法もありますし、イギリスの会社へ直接応募するという方法もあります。

イギリスのサイトはいずれもアカウントを作れば、条件に合う求人が出たときにメールで知らせてくれるサービスがあるのが便利です

日本のサイト

日本のサイトが便利な点は、エージェントが就職が終わるまで「無料」でサポートしてくれる点です。履歴書の書き方、スケジュール管理、給料や待遇の交渉などを任せられるので、相談しながら就職を進められます。

イギリスのサイト

地域や産業ごとの検索が可能。CV(履歴書)登録サービスもあります。

日本語のサイトもありますが、イギリス国内の求人を探すならイギリスサイトで。

形式は上の二つと同じで、Eメールお知らせサービス(検索後「Email me jobs like these」をクリックして登録する)もあります。

教育、研究機関専門の求人情報サイト。イギリス以外の国の情報もあります。

イギリスの就職活動では履歴書を用意:CV、Cover Letter、Reference、Shortlist

応募

CV、Cover Letter、Reference、Shortlistとは

イギリスの仕事に応募するときは、イギリスの文化に合った書類を用意しなければなりません。イギリスでは応募の際に、CVと呼ばれる履歴書と、Cover Letterといって履歴書に添える手紙が必要で、Cover Letterに自己紹介と意気込みを書きます。

そして、履歴書にはたいてい2人のReferenceといって推薦人の名前と連絡先を書くことになっています。推薦人の名前はCVに含めます。

CVとCover Letterを提出し、書類審査を通過すると次は面接に呼ばれます。

面接に呼びたい人をリストにすることをShortlistといいますが、たいていShortlistされた時点で、推薦人に推薦状を提出して欲しい、またはそれに応じたアンケートに答えて欲しい、という依頼が採用側から送られます。

CVやCover Letterのサンプルは以下をご覧ください。私からのアドバイスですが、どんなに英語に自信があっても、書き上げたら必ずネイティブにチェックしてもらいましょう

イギリスで就職でもらえる給料相場

ポンド

イギリスでは国が最低賃金を定めています。ミニマムウェイジUKによると、2017年の最低賃金は25歳以上が時給7.50ポンドとなっています。つまり、それ以下の賃金は違法ということになります。

では、いったい平均で考えるとどのぐらい支払われるのでしょうか。Monsterという求人サイトに平均年収についての記事があるので、こちらからご紹介しましょう。(1ポンド=約136円)

業態別で見ると

  • 金融:35,356ポンド(約480万円)
  • ITサービス:34,830ポンド(約473万円)
  • 建設業:30,322ポンド(約412万円)
  • 製造業:29,438ポンド(約400万円)
  • 教育:24,961ポンド(約339万円)
  • 小売業:26,121ポンド(約355万円)
  • ソフトウェア開発:34,679ポンド(約471万円)

となっています。

ちなみに、都市毎で平均年収を見ると、ロンドンが一番高く34,626ポンド(約470万円)、続いてケンブリッジ31,122ポンド(約423万円)となっています。ロンドンで働けたら収入がよさそうですが、実は生活費も一番高いので楽観できないでしょう。項目『家賃』もぜひご参照ください。

 

また、イギリスの税金事情も知っておくと良いでしょう。イギリスでは年収が日本円にして約660万円近く、またはそれ以上になると、所得税で半分近く引かれることになります。

イギリスの就労ビザ

パスポート

イギリスで就労するにはビザの取得が必要になります。

ここ数年の間、ビザの種類と申請方法、それにあわせた費用もとてもよく変わるので、手続きの際は最新情報を確認してください。こちらにご紹介するのは2017年2月22日現在の情報です。

イギリスのビザの種類はTier1からTier5というカテゴリーに分けられています。

Tier1は起業を目的とした人、Tier2は一般にイギリスで就職する人や日本の会社から転勤する人のためのビザ、Tier3は現在使われておらず、Tier4は学生ビザ、Tier5は一時的に滞在して就労する人(チャリティー、スポーツ、政府関係、宗教など)のためのビザです。

Tier1以外は受け入れ側がビザのスポンサーとして許可を持っていなければならないので、就職の際はこれがネックになることがあります。ビザはこの他にも、結婚ビザ、パートナービザ、フィアンセビザなどがあります。

イギリスの家賃

家

イギリスでは家賃がいくらぐらいかかるのでしょうか。

アパートから一軒家までさまざまな家の形があるのは当然ですし、地域によって家賃も違いますが、まずは全体像をつかむために一つにまとまったデータをご紹介しましょう。HomeLetが毎年、イギリス国内の平均家賃を公開しています。

これによると、2017年1月現在の平均家賃は国内全体平均が888ポンドだそうです。

そして、地域ごとに見ていくとロンドンは1,497ポンド(約20万円)とダントツに高く、南東部が989ポンド(約13.4万円)、イングランド東部が893ポンド(約12.1万円)で、これらの地域では国内全体平均を上回っています

一番安い地域はイングランド中東部で583ポンド(約7.9万円)でした。ちなみに私はここに住んでいます。仕事を探すときにこれを参考にすると、住みやすいところが見つけやすいかもしれませんね。

イギリスの交通事情

電車

イギリスは鉄道発祥の地でありながら車社会です。各都市には地下鉄、路面電車、バスが整備されていますが、バス網しかない都市もあります。

また、各都市間は鉄道の幹線がつながっていますが、運賃が高い割に運行本数が少なかったり、故障や事故による遅延や運休が多いのが残念なところ。

なので、職場に徒歩で通えるような距離に住めるととても便利ですが、そうでない場合は公共交通機関の便をよく調べて住むところを探すといいでしょう。また、少し距離のある場合は自家用車を手に入れるととても便利です。

イギリスの国内産業

仕事

イギリスではどんな産業が国を支えているのでしょうか。PrimeFindというオフィスレンタル会社のサイト「The Top Ten Industries in the UK」の記事を参考にご紹介しましょう。これは2014年6月現在の情報となります。

金融、銀行業

2014年現在で200万人が従事しているといわれ、イギリス国内の労働者の7%を占めるほどの多さです。

地域ではロンドンにもっとも企業が集中し、それ以外ではエジンバラ、リーズ、マンチェスター、バーミンガムとなっています。

IT

この分野は580億ポンドの価値があるといわれ、年々拡大しています。

建設業

建設業はイギリスのGDPの6%を占めています。293万人が28万件の建設業に雇われていて、建設業関係で労働人口の10%を占めています。

石油と天然ガス

この分野は急成長中で、45%がスコットランドにあります。この10年の間にさらに12万人の雇用が創出されると見られています。

公務

イギリスにはNHSという国が運営している保健機構があり、医療費は無料です(ビザ申請のときにNHS保険料を請求されることがある)。公務の中で一番割合が高いのはこのNHSと教育と行政です。

保健医療

労働人口の12%はこの業態で雇用されています。国立保健機構をめぐる環境が不安視される中、私的医療機関の需要は上がるものと考えられています。

製造業

イギリスは産業革命の頃から歴史的に製造業が強く、2009年のリーマンショック後も大きな影響を受けることなく安定しています。

小売業

2007年以降、この産業の成長は緩やかです。小売業の35%は販売か顧客サービスに携わっています。

運輸

150万人が航空業や運送業に携わっています。2011年には85,000の流通関連企業がありました。不況の影響で企業の数が一時減りましたが、今後は回復すると考えられています。

教育

この業種は国内トップ3の雇用者数を抱えていて、経済効果は730億ポンドとみられています。うち、高等教育機関では75万7千人が働いています。

イギリスの社会階級

社会階級

イギリスの社会には階級が存在します。驚く方もいると思いますが、イギリスに住んでいるとよく階級のことが話題になります

イギリスには大きく分けて3つの階級があり、上から上流階級(upper)、中流階級(middle)、労働者階級(working)となっていて、さらにそれぞれの階級が上層、下層と分けられることがあります。この分類は一般に職業、財力、教育で決められます。

しかし現在は、経済的には労働者階級の上層が中流階級の下層より収入が良く裕福だったりすることもあり、2013年のBBCの調べでは階級の分類には経済、社会、文化というカテゴリーも含めるべきだと考える人が増えているそうです。

イギリスで結婚

カップル

さて、イギリスで働きながらパートナーを見つけられたら……?なんて思っている方もいるでしょう。私のまわりにもイギリスで生涯のパートナーと出会って結婚し、家庭を築いている人がたくさんいます。

実際、どこでどう出会っているかはもちろん人それぞれですが、夢を持っているあなたに私からできるアドバイスを。

カップルになっている人を見ると共通するのが、イギリス人のパートナーが日本文化や日本語に興味を持っていることです。日本に興味がある、つまり日本人であるあなたにも興味がある、というのが話のきっかけになりやすいものです。

そんな人たちに出会う場所として、おすすめはまずは日系のスーパーなどでしょうか。以下に私がよく利用する有名なロンドンの日系スーパーと本屋を挙げておきます。

また、日本関係のイベントも出会いの場になるかもしれませんね。

店やイベント以外にもランゲージエクスチェンジを目的としたソーシャルネットワークがいろいろあります

「ランゲージエクスチェンジって何をするんですか?」とよく聞かれますが、例えば日本語を勉強しているAさんと英語を勉強しているBさんがペアになり、それぞれの言語を教え合います。

スターバックスなどのコーヒーショップなどで1時間か2時間ほど時間を取り、お互いに日本語や英語の質問をし合うほか、半分は英語で話す時間、半分は日本語で話す時間、などと時間を決めて会話をする例もあります。

ロンドンではこういったランゲージエクスチェンジの場として、またはそのパートナーを探す場所として、毎週のようにたくさんのミーティングが開かれているそうです。

私も地元でひとつ会を催していますが、毎月のミーティングでは日本語を勉強したい人や日本に興味のある人に出会いたい人などが集まって、ざっくばらんにおしゃべりを楽しんでいます。

下記のようなサイトでグループを探すこともできます。また、Facebookでもこういったグループがたくさんあるので検索してみてください。

The London Japanese Language Meetup Group

まとめ

ここまでお読みいただきありがとうございました。イギリスで働くあなたがより具体的に想像できるでしょうか。

私がこちらに移住して10年が過ぎましたが、この間にイギリスは国外からの労働者を締め出す方へ舵を切ってしまい、ビザの種類と申請方法が複雑になって、申請料も信じられないほど値上がりしました。

こんなハードルの高いイギリスですが、歴史が長く文化が豊かで自然災害の少ないこの国は暮らしやすいと思います。イギリスで働きたい、とお考えのあなたの夢が叶うことをお祈りしています。

イギリス就職をするには

イギリス就職の状況は絶えず変化しています。

イギリスへの就職を進める上で大事なことは「情報収集」と「行動力」です。

効率よく就職活動を進めるには、転職エージェントの利用がおすすめです。情報収集が進めば、より具体的にイギリスで働く自分をイメージできるはずです。

以下の転職サイトは待遇がしっかりとした求人が多いので、不安の多いイギリス就職でも安心して利用できます。登録は3分程度、利用は全て無料です。まずは気軽に求人を探してみましょう。

就職成功者のほとんどが上記サイトを利用しています。登録したからと言って必ずしも就職する必要はありません。いい条件のスカウトが来た時だけ就職するなどして、自分の可能性を広げましょう。

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さみいら

さみいらライター

投稿者プロフィール

在英10年。一児の母一夫の妻。日本語教師暦17年。今まで旅した国は11カ国、22都市を訪れました。
私の経験したことが、これからイギリスや海外へいらっしゃる方のお役に立ったらうれしいです。

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