今やペットは家族の大切な一員として数えられる時代になりました。確かに、疲れていたりストレスを抱えているときに愛くるしい犬や猫を見るだけでもずいぶんと癒されるものです。
何かとストレスにさらされる海外生活では、ペットの存在はさらに大きく、大切なものとなるでしょう。中には日本からペットを連れての海外移住を計画されている方もいらっしゃるかもしれません。
それで、愛するペットたちをできるだけ良い環境で世話してあげたいと思われるのではないでしょうか。そこで気になるのがタイの獣医はどのレベル?ということです。
この記事ではタイで動物病院はなんというのか?大切なペットに大きな処置、例えば避妊手術などをする際の注意点をご紹介します。
タイで動物病院は何と呼ばれてる?
タイの動物病院には「รักษาสัตว์(ラックサーサット)」という表記がされています。
- 「รักษา(ラックサー)」: 保護する、癒やす
- 「สัตว์(サット)」: 動物
この2つの単語が合わさって動物病院という意味になってきます。もっと正確に言うなら
「คลินิครักษาสัตว์(クリニック ラックサー サット)」
これで「動物病院」というタイ語になります。
実際どうなの?タイの獣医のレベルは?
結論から言うと、タイの獣医さんのレベルは日本と比べると数段落ちるように感じます。
というのも以前、飼っていた猫が事故に遭い獣医に見せに行ったのですが「背骨が折れてそうなんだけど、レントゲンで調べることはできても処置は何もできない。歩けなくなってしまうだろうけど命には別状はないよ」と言われたことがあります。
しかし、その猫も今は元気に走れるほどに回復しました。
大きな手術ができるような設備がなかったのでそう言ったのか、それとも猫の回復力が思った以上にあったのかは分かりませんが、日本の獣医さんならもう少し丁寧に診察してくれたのではないかと感じてしまいます。
タイでのペット避妊手術
しかしペットの避妊手術などは田舎の小さな動物病院などでも引き受けており値段も日本よりは安くなっています。
例えばメス猫の避妊手術は個体の大きさにもよりますが一匹1800バーツ(日本円約5100円※2016年現在)、雄の去勢は一匹1000バーツ(約2800円)ほどです。
日本だと手術前後に入院することが多いですが、タイでは即日手術、即日退院のところが多いようです。
避妊手術をする際の注意点
タイではペットの避妊手術に二種類の方法があります。一つは卵巣などを取り除くことによっての恒久的な避妊、もう一つはホルモン剤などを使っての一時的な避妊です。(調べてみると日本でも一時的な避妊を受け付けてくれるところがあるようです)
タイではこの一時的な避妊をペットに施す飼い主が多いようで、手術による恒久的な避妊を望むならその旨をハッキリと伝えなければなりません。次のように言います。
「ทำหมัน ถาวร(タムマン ターウォン)」
「タムマン」が避妊手術の意味合いをもち、「ターウォン」が恒久的という意味があります。これをハッキリと言っておかないと、避妊したと思っていて一年後にはペットに赤ちゃんが……という事にもなりかねません。
まとめ
いかがでしたか?
タイでペットを飼うとなると幾らか心配な点を感じられたかもしれません。日本より安いとはいえ、その治療費も物価の安いタイでは高く感じられることでしょう。
ですのでタイでペットを飼う際には普段から良く体調管理してあげましょう。事故や野犬の危険を避けるためにも家の中で飼うほうが良いかもしれませんね。
もちろん、大きな街には値段は高いですが質の高い治療を施してくれる動物病院もあります。いざという時のためにそういった動物病院の場所を事前に調べておくと良いでしょう。いつも私たちを癒してくれる愛するペットのためにできるだけの事はしてあげたいですね!
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