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スウェーデン・ウプサラ生活の魅力とは?移住者が集まってくるワケがあった

スウェーデン・ウプサラ

スウェーデンの「ウプサラ」という街を聞いたことがありますか?ストックホルムは知っているけど……という方が多いと思います。

ウプサラは、首都ストックホルムから約70km北に位置する、スウェーデン第4の都市です。街の規模としては決して大きくありませんが、北欧最古の大学や、北欧最大の大聖堂があります。

近年、国内外に関わらず、ウプサラへの移住希望者が増えています。一体、ウプサラで生活をする魅力は何なのか?移住者の私が徹底解説します。

目次

首都のストックホルムに近い

ウプサラ

首都がこんなに近い

首都ストックホルムまで近いことが、魅力の1つです。ウプサラからストックホルムまで、車で1時間弱、電車で約30分で到着します。

電車は時間帯によって本数が違いますが、1日中頻繁に出ています。乗りたかった電車に万が一乗り遅れても、次の電車がすぐに来るので問題ありません。

良いことばかり

なぜストックホルムに近いことが魅力的なのかというと、都会の良い所を気軽に味わえるからです。

ストックホルムは首都なので、ウプサラより仕事場や学校が多いです。またレストランやバー、買い物ができる場所もたくさんあります。大きなコンサートやイベントは、ストックホルムで開催される事がほとんどです。

ウプサラに住んでいると、仕事場や学校がストックホルムにあっても、毎日通う事が可能です。美味しいものが食べたい時、買い物に行きたい時、コンサートに参加したい時など、思い立ったらすぐに叶えることができます

都会の良い所を気軽に楽しめる点が、ウプサラに住む魅力の1つです。

ウプサラは街の規模がちょうどいい

ウプサラ

「いっそのことストックホルムに住んだら良いのでは?」と思われた方もいらっしゃると思います。しかし生活をするには、ウプサラが心地いいのです。なぜなら街の規模が、生活するのにちょうどいいからです。

ウプサラはスウェーデン第4の都市ですが、人口約15万人のこじんまりした街です。大都会ではないので、大聖堂などの観光地や大学の施設、ショッピングモールへ全て徒歩で行くことができます

レストランやバーは賑わっていますが、人が多すぎることはありません。とはいえ、生活に必要なものは全て街に揃っているので、ウプサラから出なくても十分生活する事ができます。このちょうどいい規模感が、ウプサラで生活をする魅力の1つです。

国際色が豊かなウプサラ

ウプサラの人々

なぜなのか

次に、国際色が豊かなことが魅力的です。なぜかというと、ウプサラには北欧最古のウプサラ大学があります。ウプサラ大学では多くの交換留学プログラムを行っているので、世界中から学生が集まります。

またスウェーデンはEU加盟国です。EU圏内の学生は比較的簡単に留学ができるので、ヨーロッパ圏内からもたくさんの学生が訪れます。ウプサラには世界各国から人が集まっているのです。

新たな発見ができて楽しい

なぜ国際色が豊かな点が魅力的かというと、様々な文化に触れることを通して、新たな発見ができます。それがとても楽しいからです。

ウプサラ大学の学生で、自分達の国の文化を紹介する活動をしているグループが数多くあります。彼らは活動の中で、各国の名物料理を一般の人に向けてふるまったり、各国のカードゲームを紹介します。

私も何度か参加したことがありますが、「へぇ」と思うことが山のようにあり、とても楽しいです。これは世界中から学生が集まるウプサラならではの魅力の1つかと思います。

ウプサラならではのイベントがある

公園

次の魅力は、ウプサラならではのイベントを体験できることです。ここでは「Valborg(ボルボーイ)」を紹介します。

Valborgは、スウェーデン語でSista april(最後の4月)とも呼ばれ、毎年4月30日に開かれます。このイベントは春を祝うイベントで、ウプサラ大学が主催しています。

なにをするかというと、大きな広場に集まって、ピクニックをしてお酒と食事を楽しみます。この裏には、スウェーデンの長くて暗い冬が終わり、暖かい気候を祝うという意味があります。

Valborgがなぜウプサラならではのイベントなのか、詳しい事ははっきりしていませんが、元々ウプサラ大学が学生同士の交流の意味を込めて始めたと言われています。

ウプサラは歴史と密接している

レンガの建物

最後の魅力は、歴史と密接していることです。街中に古い建物が立ち並び、古き良きスウェーデンの雰囲気をかもしだしています。

ここでは代表的なウプサラ城を紹介します。ウプサラ城は16世紀に建築されて以降、災害に見舞われ、修理を重ねて今の形になりました。

建設当時は、王室の重要な会議や催しは全てウプサラ城で行われていました。現在は王室として使用はされていませんが、国王が年に数回訪れます。

見た目は典型的なお城と違って、可愛いピンク色をしています。私もはじめは「これが城?」と思いました。しかしウプサラに住めば住むほど、ウプサラ城がいかに貴重な建物であるかを感じています。

基本情報

  • 名称:ウプサラ城
  • 住所: Slottet, 752 37 Uppsala
  • アクセス:ウプサラ駅から徒歩15分
  • 営業時間:24時間
  • 電話番号: 018-727 24 82
  • 公式サイト: https://www.destinationuppsala.se/

まとめ

スウェーデン、ウプサラの生活の魅力をお伝えしました。ここではお伝えしきれないほど、まだまだ良い場所がいっぱいの素敵な街です。

大都会が好きな人には少し物足りないかもしれませんが、一度訪れてみる価値はあります。機会があれば、行ってみることをおすすめします。

また海外移住を検討されている方がいらっしゃいましたら、ウプサラも検討されてみてはいかがでしょうか?知名度は高くありませんが、文字通り「住めば都」の住みよい場所ですよ。

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この記事を書いた人

日本の古都京都から、スウェーデンの古都ウプサラに移住したアラサー。スウェーデン人の彼と、のんびり生活しています。
私は極度の寒がり、趣味はスキューバダイビング、つまり全くスウェーデンに適してない体質です。それなのに、移住する事を決めたのはなぜか?スウェーデンの魅力をたっぷりお伝えできればと思います!

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