日本からスウェーデンへのアクセスは?行き方と格安航空券情報

スウェーデンの国旗 スウェーデン生活・移住

日本からスウェーデンを訪れる人が、年々増えていることをご存知でしょうか?北欧旅行は今後も順調に利用客が増えるといわれています。

この人気にあわせて、各航空会社は日本からの直行便を作ろうと準備中です。実は2019年6月現在、日本からスウェーデンまでは乗り継ぎが必要なんです。意外ですよね。

直行便がないとなると、どんな行き方がよいのでしょうか?ここではおすすめのルートや航空会社、さらには現地の空港情報をお伝えします。

スウェーデンとの時差

時計

サマータイム時は7時間、冬時間の間は8時間の時差があります。日本の方が早いです。

2019年5月現在はサマータイムなので、例えば日本の夜12時はこちらの夕方5時となります。10月の末から冬時間が始まり、3月の終わりまで続きます。なんだかややこしいですよね。

そう思う人も多いのか、2021年以降ヨーロッパのサマータイムはなくなります。日本と同じく1年中同じ時間になるのです。

スウェーデン国内でもこの決断に賛成している人の声をよく聞きます。ちなみに私も大賛成です。ややこしいのが嫌なのは万国共通なのかもしれません。

スウェーデンまでのおすすめのルートは?

農地

早く行きたい人はフィンランド経由

航空券は多少高めですが、飛行時間が1番短いのがフィンランド経由のルートです。「お金はあるからとにかく早く行きたい」という人におすすめです。

往復航空券は平均して12万円程度、所要時間は約12時間です。このルートはフィンランド航空が運航しています。

成田、名古屋、関西空港からフィンランドのヘルシンキまで、毎日直行便があります。成田発以外も利用できるのが便利なポイントです。

夏季は福岡からも便があり、さらに2019年夏には札幌からも就航します。飛行時間は日本からヘルシンキまで9から10時間、ヘルシンキからスウェーデンまでは1時間弱で到着します。乗り継ぎの時間が短いのもこのルートの魅力です。

安く行きたい人は中国経由

「とにかく安く行きたい」人は中国の北京経由がおすすめです。往復航空券は平均7万円程度、所要時間は約16時間です。このルートは中国国際航空を利用します。経由地は北京なので、成田だけでなく大阪や名古屋からもアクセス可能です。

飛行時間は日本から北京まで約3時間、北京からスウェーデンまでは11時間弱で到着します。

このルートの魅力は安さです。私はこれまで十数回日本とスウェーデンを往復しました。ほぼ100%、この北京経由が最安値でした。

1点注意したいのが、北京のトランジットです。中国はgoogle系をはじめ、FacebookやInstagramなどが閲覧できません。そのためネットを使わない暇つぶしの方法を何か用意して行くことをおすすめします。

成田空港が近い人はデンマーク経由

成田空港が近い人はデンマーク経由もよいでしょう。往復航空券は約10万円、所要時間は13時間程度です。フィンランド経由と中国経由と比べ、値段も所要時間もまぁまぁといったところです。

このルートはスカンジナビア航空を利用します。デンマークのコペンハーゲンを経由して行くのですが、2019年5月の時点では、成田空港からのみ就航しています。

成田空港からデンマークまでは約11時間、デンマークからスウェーデンまでは1時間弱です。成田空港が近い人はこのルートも検討してみることをおすすめします。

スウェーデンまでの直行便ができるかも

マップ

「スウェーデンに行きたいけど乗り換えが不安」と思っている人に朗報です。2020年のオリンピックにあわせて、スカンジナビア航空が成田空港発の直行便を実施しようとしています。

2019年6月現在はまだ決定に至っていません。その大きな理由は成田空港のスロットが確保できていないからです。スカンジナビア航空のCEOも「スロットが確保でき次第、就航を決定する」と言っているほど、前向きに考えています。

直行便は早いし、「外国での乗り換えは苦手」という人でも安心して行けるし、よいことばかりです。実現することを心から願っています。

スウェーデンまでの格安航空券の見つけ方

デスク

スカイスキャナーなどの比較サイトでまず検索して、その後に航空会社のホームページから調べてみることをおすすめします。

私の経験上、最安値を見つけられるサイトは時期によって異なります。比較サイトは様々な旅行会社の値段が見られるので、相場を見るのに便利です。最安値がそこに載っていることもあります。

航空会社のホームページは、そこからしか予約できないセールを実施していることがあります。セールの情報は比較サイトからではわからないので、別にアクセスするとよいでしょう。

アーランダ空港情報

アーランダ空港

スウェーデンの1番大きな空港はアーランダ空港です。国際便はほとんどここに到着します。首都ストックホルムから40kmほどなので、都心に近くて便利な空港です。

空港内は美術館と称されるほど、きれいで洗礼された内装が印象に残ります。Wifiも使えるので、スウェーデンに到着したことを日本の家族や友人にすぐ知らせることも可能です。使い勝手のよい空港といえるでしょう。

まとめ

日本からスウェーデンまでのアクセス方法についてご紹介しました。もちろん他にもルートはたくさんあります。その中でも今回は私のおすすめを書きました。

航空券の値段は私が調べた時に見た相場をご紹介しています。時期によって値段はまちまちなので、参考程度にして下さい。

また直行便が就航すると、乗り継ぎ便は全体的に値段が下がる可能性もゼロではありません。ご自身が行く時には最新の就航便情報を調べて、航空券を探されることをおすすめします。

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記事を書いた人
スウェーデン

日本の古都京都から、スウェーデンの古都ウプサラに移住したアラサー。スウェーデン人の彼と、のんびり生活しています。
私は極度の寒がり、趣味はスキューバダイビング、つまり全くスウェーデンに適してない体質です。それなのに、移住する事を決めたのはなぜか?スウェーデンの魅力をたっぷりお伝えできればと思います!

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Guanxi Times [海外転職]