写真を撮ろうと思ったら、カメラが電池切れ!そんな経験ありませんか?特に旅行中は、貴重な景色を逃したくないですよね。
カメラやスマホは常に充電して、準備万端にしておきたいものです。そこで気になるのが、スウェーデンの電圧やプラグ。日本の充電器がそのまま使えるの?プラグや変圧器は必要?など、疑問に思いますよね。
ここではスウェーデンの電圧やプラグ事情に関して、在住者の私が経験を交えてお伝えします。
スウェーデンのコンセントタイプは?
スウェーデンのプラグは、BタイプとCタイプの2種類で、どちらも丸いピンが2本あります。見た目はほぼ同じですが、ピン同士の間の長さが異なります。日本のコンセントとは全く違いますよね。
私が毎日使うのはCタイプです。正直、これまでBタイプのプラグを見たことがありません。
スウェーデンにはCタイプの変換プラグを持って行こう
Cタイプ
主流なプラグは地域によって違いがあるかもしれませんが、首都ストックホルムはCタイプで問題ありません。不安な方はBとC、両方持参するといいですね。
Cタイプはスウェーデンだけでなく、ヨーロッパで一番使われている種類です。特にヨーロッパで他の国にも行く予定がある方は、お忘れなく。
プラグは100均で購入することをおすすめします。はじめは「100円のプラグがちゃんと海外で使えるの?」と半信半疑でしたが、全く問題ありません。
プラグは小さいため、失くしたり忘れたりしやすいです。そのため低価格で買えると嬉しいですよね。欲しいタイプが売り切れる可能性もあるので、出発前に余裕をもって100均に行きましょう。
海外の他の国でも使いたい場合は以下のようなものも便利です。
スウェーデンの電圧は?
電圧とは?
電圧は文字通り「電気の圧力」で、単位はV(ボルト)です。電圧が高ければ高いほど、流れる電気の量が多くなります。例えば、100Vと200Vの電子レンジで同じ物を温める場合、200Vの方が早く温まります。
200Vのコンセントに100Vの充電器を使うとどうなるでしょうか?充電器は流れてくる電気の量に耐えられず、回線がショートしたり煙があがったりして壊れてしまいます。時には火災の原因にもなるので、とても危ないですよね。
電圧は世界の国、地域によって異なります。そのため外国に行く時は現地の電圧を理解した上で、自分が持っている電化製品が対応可能かを確認しなければなりません。
日本の電圧とスウェーデンの電圧
日本は100V、スウェーデンは230Vです。日本は世界で一番電圧が低い国で、他の国はスウェーデンのように200Vを超える国が多いです。日本のものをスウェーデンで使う時は、注意が必要です。
私は過去、電圧を気にせず日本のドライヤーをスウェーデンで使用したことがあります。そのドライヤーは海外対応製品でなかったため、すぐに「バチバチ!」と音がしてコードがちぎれ、黒い煙がモクモクあがって壊れてしまいました。
ほんの数十秒の出来事で、何が起きたか理解できませんでしたが、今思うとかなり危険で背中がゾクッとします。ちぎれたコードで感電したり、火災が起きたりする可能性もあったのです。恐ろしいですよね。
日本の電化製品はスウェーデンで使える?
電圧の確認の仕方
電圧の確認方法は簡単です。充電器であればコードやプラグの部分に、電化製品であれば製品のどこかにあるシールや取扱説明書を見て下さい。
英語であれば「INPUT」の記載が多いと思いますが、そこにボルト数の記載があります。「100V」であれば、100Vのものしか使えません。「100V-240V」であれば、その間の電圧のものが使用できます。
そのまま使える製品
スウェーデンでそのまま使える製品は、「100V-240V」のような記載があるものです。スウェーデンの230Vのように、間にある数字であれば問題ありません。
スマホやカメラ、パソコンなど、最近は海外の電圧にも対応している製品がほとんどです。ご自分のものを一度確認してみましょう。
ドライヤーは要注意
唯一危険なのはドライヤーです。海外対応のドライヤーでない限り、日本国内の電圧に合わせた商品が多いです。
実際私も失敗しました。そのため日本からドライヤーを持ち出すときは、必ず海外対応のものにしましょう。
海外対応ドライヤーは、家電量販店やインターネットで購入できます。最近は海外旅行の需要が増えていることもあり、種類が豊富で値段も手ごろなものを見つけることができます。
スウェーデンで変圧器は必要?
スウェーデンに遊びに来る友人に、「変圧器は必要か」とよく聞かれます。私はいつも「要らない」と答えます。
そもそも変圧器とは、電圧の高さを変えてくれる機械のことで、「トランス」とも呼ばれます。私は日本から持ってきた製品を使ってスウェーデンで生活していますが、変圧器は使っていません。
近年、ほとんどの電化製品はあらゆる電圧に対応しているため、そのまま使えます。またドライヤーなど、日本の電圧しか対応していないものは使用していません。現地で購入しています。
変圧器を使うという手もありますが、変圧器は重いし高いし、使うのに一苦労です。何か特別な電化製品でない限り、変圧器は要りません。
まとめ
スウェーデンの電圧やプラグ事情に関してお伝えしました。日本とスウェーデンでは電圧もプラグも全然違いますよね。でも、プラグさえあれば使える製品がほとんどなので、とても便利です。
旅行に来られる際も、そんなに心配する必要はありません。カメラやスマホなどを同時に充電するためにも、プラグは数個持ってくることをおすすめします。しっかり充電して、美しいスウェーデンの景色を写真に収めてください。
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