オークランドで就職!スキルなし、コネなし、英語に自信なしで語学学校の受付に!

オークランド ニュージーランドの働き方

永住権を取得し、晴れてビザを気にせず働くことができるようになりました。が、「仕事が全く見つからない……」という状態に2カ月間陥りました。

スキルなし、コネなし、英語に自信なし。これで就職活動をするのはとってもストレスを感じ大変でしたが、何とか語学学校の受付のお仕事を得られました。

今を思えばとても良い経験になったと思っています。ここでは私がニュージーランド・オークランドで仕事を得るまでにどんな道のりをたどったのか、経験談をお話ししたいと思います。

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オークランドでの就職活動で私がまずしたこと

花

英語が全然ダメだった私ですが、どれくらいダメだったかというと……。

リーディングスキルは現地の新聞は辞書がないと読めません。ライティングスキルは簡単なメールのやり取りはできるくらいです。リスニング・スピーキングスキルは日常会話程度で、決してビジネスレベルではありませんでした。

そんな私が就職活動としてまずしたことは、求人情報収集です。どんな職種がどのくらいオークランドにあるのか、エリアごとに分かるのがニュージーランドでメジャーな下記の3つの求人情報サイトです。

それぞれの求人サイトには特徴がありますので、説明していきます。

NZ Daisuki.com

「NZ Daisuki.com」は、日本語の媒体なので英語が苦手な人向けです。職種は飲食業の求人数がダントツ多く、続いて販売・接客、次に多いのが専門技術・美容です。ちなみに専門技術は、歯科技工士、メカニック、大工などを指します。

こちらではフルーツピッキング(収穫)やオーペア(住み込みの子供見守り)の求人なども出ています。また、インターンの情報もときどき目にしますので、職歴がまだそんなにない人や英語が苦手な人におすすめします。8割以上が日本人雇用主による募集です。

Trade Me

2019年7月3日現在のフルタイムの求人数が6431件で、比較的多いです。「Trade Me」は発足時は日本でいう「ヤフオク」のようなサイトでしたが、現在は不動産・仕事などにもジャンルを広げています。現地企業による求人がほとんどです。

Job Seek

Job Seekが求人数が一番多く、2019年7月3日現在のフルタイムの求人数が9820件です。キャリアアップ組も多く活用しているようで、エグゼクティブポジションや政府公的機関の求人なども多く見受けられます。こちらも現地企業による求人がほとんどです。

英語の履歴書の書き方

メモ

日本語と英語の履歴書の書き方の一番の大きな違いは、年齢を載せないという点です。ニュージーランドでは求人募集をかける側は、「募集要項に性別・年齢を言及してはいけない」と法律で定められているためです。

写真も履歴書に貼る必要はありません。モデル業など見た目の要素が重要となる場合は例外ですが、通常写真を要求されることはありません。

詳しい英語での履歴書の書き方は、下記のニュージーランド政府機関「CarresNZ」のサイトを参照してください。

レファレンスが必要

ニュージーランドで就職活動をする際に重要になってくるのが、レファレンス(身元保証人)です。

レファレンスとは雇い主側が応募者の職歴などに嘘がないか、また応募者の人となりについて第三者に確認するためのものです。レファレンスには応募者をそれなりによく知っている、家族や友人以外の人にお願いします。

一番ベストな人物は以前働いていた会社の上司ですが、ニュージーランドに来てまだ勤務経験がない場合は語学学校の先生などにお願いしてもいいと思います。私はワーキングホリデー時代にアルバイトをしていたボスに書いてもらいました。

このレファレンス文書を書いてもらうために、短期でボランティア活動に励むというのも1つのアイディアです。

英語に全く自信ない人はどうする?

校舎

英語に全く自信がない人が海外で就職するには、日本人であることを生かす職で日本語8割・英語2割程度の仕事環境を見つけることです。

例えば土産屋でしたら、多くの日本人観光客を接客するのに日本語を生かして仕事ができます。日本人以外の客とは英語で話すことになるので、英語の練習にもなります。

面と向かって身振り手振りを交えながらの英語で何とかなるものですし、聞かれることがだいたい分かればブロークンイングリッシュでも通じれば大丈夫です。

しかし、これが電話で英語を話すとなると難しいです。まだ英語に自信がないうちは、接客などで日本語が重宝される職種に応募してみましょう。

私の経験

語学学校の受付に応募したとき、私は電話を使ってビジネス英語で話す自信は全くありませんでした。ただ、その語学学校は小さな学校だったので、「受付兼日本人カウンセラー」を募集していたのです。つまり、英語はまだまだだけど日本人であることを売りにできると思い、応募しました。

私は、実際にこの国の語学学校を卒業して数年過ごし、土地や文化に慣れる大変さを知っていました。「生徒に共感し、寄り添ってサポートできる」とアピールしたところ、私の後ろに面接者が控えていましたがその場で即採用となりました。

コネがなければ自分でつくる

デスク

ニュージーランドでの就職活動はエグゼクティブクラスなどはまた話が違ってきますが、周りを見渡すとコネ入社が多いです。「なんだ、結局コネなんだ……」と思われたかもしれませんが、コネはなければつくればいいのです。

私も就職活動中は、ありとあらゆる人に「自分は今仕事を探しています!」とアピールしていました。

というのも、小さい会社などは人員募集をかけたり、応募者の履歴書をチェックしレファレンスを取ったりというのが手間なのです。これを省くために、まずは知っている友人などに声をかけることがよくあるからです。

私がしたネットワーキング方法

いろいろな会社に履歴書を送ってもどこからもなしのつぶてで、かなり落ち込んでいたときです。実際に就職につながったのは、義理の母の友人が教えてくれた情報でした。

つまり、ネットワーキングが重要ということです。就職活動中は恥ずかしがらず、昔のホストファミリーや語学学校の先生、友人・知人などに「就職活動中だ」と積極的に言うようにしましょう。

私は手作り名刺に連絡先と希望の職種などを書いて、「何か情報があったらメール下さい」と配っていました。これは効果大で多くの友人が連絡をくれて、なかにはネットなどにまだ求人情報が出る前の段階の情報を知らせてくれました。

まとめ~積極的に行動しよう!

就職活動中は自分のリミットを自分で決めてしまわずに、「ちょっと自信がないなぁ」と思う職種でも応募してみるべきです。ダメかどうかは雇用主側が決めてくれます。

履歴書審査を通過して面接にこぎつけることができたら、採用されなかったとしてもその経験は後々とても貴重なものとなるでしょう。

「当たって砕けろ」精神の積極的行動で道は開けてくるので、コネなし、スキルなし、英語なしでも挑戦あるのみです。

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