海外で学んだことや経験したことを仕事で生かしたい。これは、海外経験がある方なら誰しも思うことではないでしょうか。
日本国内でもそういった種類の仕事はあるかもしれません。でも、そのステージを海外にまで広げれば、日本の何倍ものチャンスが生まれます。
今回ご紹介する根本さんも、ワーキングホリデー先のニュージーランドでそのチャンスをつかんだ一人。海外で働くことを決めた理由や海外就職の魅力などについて伺いました。
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ニュージーランドで働くことを決めた理由
ワーキングホリデーでニュージーランドにやって来てからというもの、ここで働くことをずっと考えていました。
滞在可能な期間も徐々に少なくなり、そろそろ日本に帰国しなければなりません。人材紹介サイトに登録して仕事を探してはいたのですが、いよいよ決断の時期となりました。
学んだことや経験をニュージランドで生かしたい
悩んだ末、ニュージーランドで学んだことや経験を十分に生かせる仕事を、ここニュージーランドでしたい!と自分の気持がはっきりしました。
じゃあ、どんな企業で?と考えた時に、マッチしたのは当時アルバイトをしていた旅行会社。心は固まりました。そこで応募し、現地採用社員となりました。
給料は2,500ニュージーランドドル(約19万円、2016年8月現在1ドル=約75円)程度で決して高いとはいえません。でも、ニュージーランドで生活するには十分な上、日本への帰国はあまり考えていなかったこともあり、その条件で働くことを決めたのでした。
ニュージーランドでの職探しは知人による紹介が近道
ニュージーランドでも、日本と同様にさまざまな求人サイトがあります。ですが形だけのものが多く、ほとんどの会社は知人などの紹介で採用しています。
最初、そんなこととはつゆしらず、サイトに登録していろいろな会社に応募していましたが、返答すらなかなかもらうことができず非常に苦労しました。今の職場仲間に就職までの苦労話をしたところ、「スムーズに仕事を見つけるには知り合いの紹介が一番なのよ」。
なんとか就職することができ結果オーライでしたが、ニュージーランドの就活方法や傾向などあらかじめ情報をたくさん入手しておくことをおすすめします。
ニュージーランドで働いてよかったこと
自由に伸び伸び仕事ができる
日本では企業に入社すると研修などがあり、仕事を幅広く少しずつ覚えていきますよね。でも、海外では各自の分担が非常に明確になっています。
私は旅行客へのご案内や広報を担当しています。大まかな仕事内容は指示されるものの日本でいうマニュアルというものはなく、観光のための準備なども含め細かい部分の裁量はすべて任されています。
仕事がない日に無理に出勤する必要はなく、勤務時間なども非常に自由です。また服装なども決まりはないので、伸び伸びと仕事をすることができています。
自分の経験が評価され、やりがいに
特に日本からの観光客のご案内などには、英語も日本語も必要です。そして、ニュージーランドでのいろいろな経験が仕事につながるのを日々実感できることがやりがいの一つです。
ありがたいことに、お客さまからおほめの言葉も多くいただき、さらにモチベーションがアップします。ニュージーランドならではの多様な文化を伝え、自分が日本とニュージーランドの橋渡しをしているような気持ちになります。
それもこれも、個人の裁量権が大きいことのおかげだと思います。アイデアや経験を自由に仕事の中に盛り込むことができます。
ニュージーランドで働いて苦労したこと
ニュージーランドと日本の文化や常識が異なることが原因で、お客さまの要望に応えるのが難しいことが多々あります。それによってトラブルが起きてしまい、現地での信頼などを失いかけてしまった時は意気消沈し、奥の深い仕事なのだと痛感します。
また、私自身、ニュージーランドでの生活が長くなってしまったことも仕事に影響すると感じています。
日本のお客さまのニーズに十分応えられず、また日本の取引先やお客さまの求めるものが理解できず、トラブルになってしまう時もあります。
ニュージーランドでのストレス解消法
私の住んでいるダニーデンは海辺の町です。ストレスがたまると、ビーチへ行って海を見ながら本を読むなど自然の中でリラックスしています。ダニーデンの特徴は、20代までが半分近くを占める若い町であること。へこんでしまった時でも、活気と挑戦に満ちあふれた空気感に助けられていると思います。
休日はショッピングをしたり、好きなドラマを見たりして体を休めます。また、ニュージーランドの友達と食事をしたり、ボランティアに出かけて普段とは違う生活をしたりすることでも切り替えができ、リフレッシュします。
やはり、仕事以外のいろいろな活動をすることがいい影響を与えてくれますね。
難しさの中から新しいことを学べるのが海外就職の魅力
外国と日本の異なる文化をつなぐことは、海外で仕事をする醍醐味でもあり、同時に難しい部分の一つでもあります。しかし、仕事を通して日々2つの国の文化に触れられる機会はそうそうあるものではありません。
海外で働くと、思ったよりもはるかに多くのことを得られると話してくれた根本さん。経験を生かしながら、どんどん新しいことを吸収できているようですね。
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