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中国でイタリア料理を食べよう!中国のイタ飯の王道はピザハット?

中国のイタ飯

中国も都市部では食生活が西欧化して、各国料理のレストランがにぎわっています。

高級レストランだけでなく、街のお手頃チェーンやファストフードでも色々な地域の味が楽しめます。中でもアメリカ、日本、韓国と並んで人気があるのはイタリア料理です。

でも中国人的にはイタリア料理は「外で食べるもの」という印象が強いようで、自宅でパスタを茹でたい日本人にとってはちょっと不便なことも。

そんな中国のイタ飯事情をご紹介します。

目次

圧倒的な人気のピザ

ピザはすっかり中国人の食生活に溶け込んで、街中どこでもピザチェーンがあるしポスターやCMもよく目にします。

オーソドックスなピザが主流ですが、たまにドリアンピザとかびっくりするようなメニューを出して話題をさらったりします。

ピザレストランは大繁盛

中国のピザハット

必胜客(ピザハット)は一番多く見かけるピザレストランです。

この他にも色々なピザレストランがどこにでもあって、週末などは家族連れや若者で混雑しています。さすがに年配のお客は少ないようです。

デリバリーも多いです

ピザのデリバリー

中国は昔から出前文化が発達しているので、デリバリーピザもすんなり受け入れられたようです。

友達が集まる時、また正月やクリスマスにもデリバリーピザがよく活用されす時期です。おまけで炭酸飲料の1リットルボトルがついてきたりしてなかなかお得感。

味も日本のデリバリーピザと全く変わらないです。

パスタや他のイタリア料理は?

パスタやドリアなどのメニューをそろえた安くて手軽なイタリア料理チェーンも、若い人たちや欧米人を中心に人気があります。

でも不思議なことに欧米から進出した店よりも、日本や中国発のチェーンの方が幅を利かせているんですよね。

お手頃イタ飯チェーンは日系と中国系

中国のサイゼリア

中でも一番人気は萨莉亚(サイゼリア)です。小洒落たインテリアと可愛い食器は日本と全く同じ。お値段も日本より少し安いくらいの設定で気軽に入れますね。

中国系チェーンでは巴贝拉(Barbera)という店をよく見かけますが、内容的には萨莉亚(サイゼリア)とほとんど同じと言っていいでしょう。

お味については

中国のサイゼリア

萨莉亚(サイゼリア)店の雰囲気もお値段も日本とほぼ同じなのに、味については妙なバラつきがあるのが気になります。

ドリア、ラザニア、スパゲティミートソースなどはいいのですが、いくつかのピザやスパゲティに地雷が……チーズの無いマヨネーズだけのピザとか、クリームや卵の入っていないと思われるカルボナーラとか。

中国人の好みに合わせて微調整してしまったのかもしれませんが、なんだか残念なことになっています。

家でスパゲティを作ろうと思ったら

スパゲッティ

それなら自宅で好きな時に好きな味付けでスパゲティを食べようと思うと、ここにまた障害があるのです。

中国では大型スーパー出なければパスタは売っていない、しかも高いです!最低価格でも500グラム10元(およそ160円くらい)を切るものはめったにありません。だいたいは200円以上です。

そして、レトルトのソースに至っては、丘比(キューピー)のものしかありません。これも外資系スーパー以外ではほとんど置いていませんね。一人前12元(およそ190円くらい)ほどですから日本のものよりはるかに高いです。

欧米のトマトソースも少しは売っていますが、どちらかというと素材であってそのままかけて食べる感じでは無いようです。

まだ中国では家でスパゲティを作るという習慣が無いので、これほどまでに手に入りにくいのではないかと思われます。

日本から持って行った方がいいもの

パスタソース

というわけで、パスタ好きの方には日本から和えるだけタイプのソースなどを持って行くことをおすすめします。

特に和風パスタのソースなどは懐かしくていいのではないでしょうか。日本で買えばずっと安いし、さほど重い物でもないですから。

スパゲティの乾麺に関しては、さすがに重すぎるので中国で買った方がいいと思います。沃尔玛(ウォルマート)や家乐福(カルフール)あたりなら比較的安いものも見つけられるかもしれません。

まとめ

海外で恋しくなるのは和食だけではなく、日本でふだん食べている洋食だったりもしますね。

安くておいしいイタ飯チェーンやデリバリーを利用しながら、日本から持ってきたソースを使って家でもお手軽にスパゲティを楽しんで、ストレスフリーな食生活を!

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この記事を書いた人

日本でのサラリーマン生活をうっちゃって北京へ 単身語学留学して4年目になります。年齢のせいか中国語はなかなか思うように上達しませんが、好奇心は人一倍。そろそろ北京で就職口を探そうかと模索中です。

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