インド人である夫と結婚し日本で生活し始めて気づいたこと、驚いたことについてまとめてみました。ちなみにインド人だから、というよりはインドの田舎から出てきてしまったから起こる珍騒動という話です。
今回はインド人の旦那と生活して驚いたことをご紹介します。
裸足で歩くのはやめましょう
夫はインドで生活していた頃、イギリス人が経営するオーガニック・ファームで働いていたので、彼にとって裸足で歩くことは全く自然な行為です。
インドで生活していると裸足の人はまぁまぁ見かけるのですが、日本では海で泳ぐ時くらいですよね。
夫が渋谷で働いていた頃、台風で土砂降りだったからという理由で裸足で地下鉄に乗り、家まで裸足で帰ってきたことがありました。
「靴は?」と聞くと「会社のロッカー」と言うので、「日本では裸足は危険人物だと思われるから、やめようか」と説明したのでした。
自動販売機は安全の国の象徴
夫が日本に来て特に興味を示したのは自販機でした。
海外では自販機は店内には設置されていても、誰もいない田んぼの真ん中には決して設置されないでしょう。確実に設置された日に自販機ごとなくなってしまいます。
海外から来て日本で生活している人と話すと必ず言われるのは「日本ほど安全な国はない」。日本が好きとかではなく日本に居たい理由は「安全」という声も聞きました。
日本で生まれて生活していると実感はないかもしれませんが、日本は本当に素晴らしい国なんですよ。
電話ボックスには気をつけましょう
次に興味を示したのは電話ボックス内にある箱でした。
1000円と書かれていて、興味本位に千円札を入れると、見る見るお金が吸い取られ、いらないカードが出てきたそうです。
もちろんテレホンカードなのですが、彼にとっては大切なお金が必要ないカードになってしまい、しかも誰にも交換してもらえないという悲劇以外の何者でもなく、ショックを抱え帰宅しました。
またひとつ日本を勉強したわけですが、このテレホンカードを購入できる箱も「安全」の象徴ですよね。
トイレはウォシュレットがベター
インドではトイレットペーパーを使う習慣はありません。
最近は空港やショッピングモール、ホテル、レストランなど外国人が多く利用する施設では標準仕様としてトイレットペーパーが置かれていますが、一般家庭ではハンドシャワーが付いていて自身で流して洗うのが主流です。
そのため、日本でインド人が生活する場合はウォシュレットを付けてあげる方が良いでしょう。
やっぱり毎日カレーですか
夫と結婚してよく聞かれたことです。インドではカレーという認識ではなく、日本でいう調味料がスパイスなので煮物もあれば炒め物もあり、それぞれがスパイシーなので日本人的に表現すると毎日カレー、三食カレーになってしまうのですね。
夫が日本に来て一年ほどは週5日はインドのスパイスを使ってカレーもどきを作っていましたが、日本食に慣れてきたのをいいことに日本食へシフトしていきましたので、夫はインド人にしては日本食が好きな方ではないでしょうか。
インドではスイーツは甘いものであり、料理に砂糖を使う習慣はありません。そのため煮物はあまり好んでは食べませんでした。
まとめ
いかがでしたか?
先進国と呼ばれる日本は、日本人にとっては何の特別な要素はないかもしれませんが、海外の特に田舎から出てきた人にとっては当たり前の中にたくさんの驚きが隠れています。
そして、そんな彼らを通して日本の素晴らしさも垣間見れたりします。
国際結婚は面倒なこともあるのですが、異文化で生まれ育った者同士が生活する上で驚きを共有し、自国の素晴らしさを改めて発見できる環境でもあるんですね。
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