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家族でマレーシア移住したら?1ヶ月の生活費は?事前準備は?

マレーシア

私は40歳代の主婦で、夫と子供とマレーシアに移住し首都クアラルンプールに近いエリアに住んでいます。マレーシアの物価は日本の約3分の1といわれています。では、マレーシアで家族で生活すると一体いくらぐらいかかるのでしょうか。

今回はマレーシア移住した私たち家族の1ヶ月の生活費と事前準備についてご紹介します。

目次

マレーシアの生活費・物価とは

マレーシア

マレーシアの物価

上述した通り、マレーシアの物価は日本の約3分の1と言われています。しかし、実際にその物価で安く生活できるかというと、そうではありません。

その理由は、マレーシアで生活する日本人の大半は、治安が良く、買い物に便利な場所を選んで住むためです。

安全で便利な場所は家賃や食材が高くなることが多く、物価の安いマレーシアの良さが半減してしまうことにもなります。

日本の3分の1の費用で生活を可能にするには

もし安く移住生活をしたいのであれば、現地の方の基準で住まいを選び、食生活もローカル化する必要があります。そうすれば当然のように生活費は安くなり、日本の3分の1くらいの費用で生活できるでしょう。

現地のマレーシア人の生活費は、マレーシア在住日本人の生活費の約半分くらいである場合が多いです。

マレーシア移住した家族の生活費内訳

マレーシア

夫と子供の家族3人でマレーシア移住生活

私は夫と子供と3人でマレーシア移住生活をしています。子供もいるので、警備員のいるセキュリティーがしっかりした、便利な場所にある物件を選びました。

部屋には洒落たデザインの照明がついており、生活するのに必要な家電や寝具も全て備わっています。

たいていの日本人は、どのくらいの期間を現地で住むかわからない状態で移住します。そのため、住まいに家具が備わっている物件を選ぶことが多いです。

もちろん、長期で住むことがはじめから決まっている場合は、自分で家具を購入し、家具ナシ物件をより安い金額で借りることをおすすめします。長期的に見ると、自分で家具を買った方が安上がりなのです。

マレーシアの我が家の家賃

現在は約9万円の部屋に住んでいます。

部屋のスペック

  • 築2年
  • 家具・家電付き
  • プール
  • スポーツジム
  • 警備員が数名常駐で安全を管理

これで日本円で約9万円くらいなのです。日本と比べたら破格です。

とはいえ、どんな高級な物件であってもシャワーのお湯が出るのが遅かったり、水漏れがあったりと、日本と比較すると劣ります。

ただ、新しい物件でも場所が少々不便など、一部の条件を我慢しさえすれば格安で借りられますし、古い物件であればオーナーとの交渉次第で安く借りることもできます。

マレーシアでの食費

マレーシアでの食事

マレーシアに限らず東南アジアでは屋台文化が発達しています外食が一般的なので、かなり安い金額で外食できます。

日本食や洋食にこだわらなければ、外食費は1食1人分が日本円で300円くらいです。家で自炊した場合、マレーシアだと日本食材が手に入りやすいため、1食300円くらいでできてしまいます。

自炊すると食費が安くなる

我が家は平凡な日本食を毎日自炊しています。日本の米や素材にこだわりなく生活すればぐーんと安く、1日の食費は700円程度です。仮に、豪華なおかずを食べ、米も美味しい日本米にした場合は1食1,000円くらいかかります。

ちなみに我が家の食費は、外食費が意外と多く月4万円くらい、自炊の分が1万円くらいで合計は5万円程度です。

マレーシアでの水道光熱費

それ以外にかかる生活費としては光熱費、つまり電気代、ガス代、水道代ですが、我が家では電気代が最も高く約1万円、続いて水道代約1,000円、ガス代は約500円です。

ガス代

ガスはボンベをガス台の下に取り付けて使うのですが、1つのボンベを取り付けるのにかかる費用は1,000円程度です。

毎日自炊すると2ヶ月くらいで1本のボンベがなくなります。ひと月のガス代は約500円ということになります。 

水道代

日本と違い、湯船にゆっくりつかってお風呂に入るということをあまりせず、シャワーで済ませることが多いため、水道代は安く1,000円程度です。

バスタブのある物件はマレーシアではかなり少ないので、ゆっくりお風呂につかるのは諦めた方がいいかもしれません。

マレーシアでの通信費

携帯代はほとんどの人がプリペイド方式です。1ヶ月で30分くらいの連続通話とSMSの送信ができて約900円です。

プリペイドのため、1ヶ月ごとにコンビ二に行って支払い(約900円)、電話代をチャージする必要があります。各携帯キャリアで国際電話を格安でかけられるサービスも行っているので、日本に電話をかけるのも比較的安いです。

最近は、PCやスマホでスカイプやLINEなどを利用するため、国際電話は無料になります。

マレーシアでのインターネット代

インターネットプロバイダ利用料は、1ヶ月約3,000円弱です。使い放題のプランではないため、使いすぎた場合には、その都度チャージをしに行きます。

マレーシアでの交通費

マレーシアの交通費は安いです。バスや電車、タクシーも日本に比べれば格安で利用できます。我が家では車を使っているので、交通費(ガソリン代込み)は5,000円ぐらいになります。

家族でマレーシア移住したらかかる生活費合計

以上、1ヶ月の生活費を我が家の場合でシミュレーションしてみました。

住居費 約9万円
食費 約5万円
水道光熱費 約1万1500円
通信費 約4,000円
交通費 約5,000円
交際費 約5,000円
合計 約16万円

1ヶ月で合計約16万円ということになります。

交際費を含めても、特別贅沢な生活をせず時々外食する程度に暮らせば、だいたい1ヶ月17~18万円程度で生活できます。

マレーシアに家族で移住した場合の仕事は?

マレーシアで生活したいなら、仕事が見つかると安心ですよね。移住しても生活にはお金がかかります。貯金してマレーシアでのんびり暮らすというのもいいですが、お金の面の心配はしたくないものです。

マレーシア移住後に働く方法

以下のは4つの方法です。難易度が低い順に並べました。

  • フリーランスとして働く
  • 現地採用として働く
  • リモートワークで働く
  • 日系企業の駐在員として働く

マレーシアには、日本人が多いこともありたくさんの求人があります。営業から事務、エンジニア、管理職まで幅広くあるので、移住前から探してくことをおすすめします。

移住後は何かとバタバタしますので、日本にいるときに余裕をもった準備ができると安心ですよね。

マレーシアでの仕事や就職関する記事は「【保存版】マレーシアで働くには?マレーシア就職・転職したい日本人向け求人、現地採用の仕事、給料まとめ」にて詳しく紹介しています。

すぐに求人を見たい方は以下にておすすめの転職サイトを2つほどピックアップします。

この瞬間にもマレーシアへ移住したい人が求人を探し、転職先を決めています。マレーシアは人気の地域なので、良い仕事も取り合いです。どんな仕事があるんだろう…と少しでも気になったら求人を見てみるといいと思います。

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家族でのマレーシア移住前にやっておくべきこと3つ

事前にやっておくと移住後の快適さが全く違ってきます。この3つはやっておくことを強く勧めします。

  • 貯金をする
  • 英語の勉強をする
  • 仕事探しをする

貯金をする

何をするにも元手が必要です。

ビザの取得費用、移動費、生活費、賃貸物件の初期費用など多岐に渡ります。まずは100万円を目標にお金を貯めていきましょう。貯金額は多ければ多いほうが安心です。

英語の勉強をする

たまに「英語の勉強をしなくてもなんとかなるよ」という話も聞きます。もちろん、普段のマレーシアでの生活では困ることは少ないかもしれません。しかし本当に困った時、緊急事態になった時に備えることが大切です。

スリにあった時、交通事故にあった時、マンションに不備があった時など正確に伝えないとこちらが損をしてしまいます。

例えば、DMM英会話では月々3,240円から毎日授業を受けることが可能です。1レッスンあたり105円なので、コーヒー一杯を我慢して自己投資してみましょう。

仕事探しをする

先ほども紹介しましたが、事前に仕事を探すことをおすすめします。日本で仕事を見つけてからマレーシアへ移住するのと、マレーシアに移住してから仕事を探すのでは、家族にとっても安心感が違います。

マレーシアの求人は「【マレーシア求人】未経験からでもマレーシア就職を狙える転職サイトまとめ」にて紹介しています。快適で安心なマレーシア移住をするためにも仕事探しは妥協せずに行いましょう。

まとめ

物価が安い国とはいえ、日本人が住むような物件や場所では、費用が高くなる傾向があります。実際のところ、生活費の半分は住居費が占めています。

安くマレーシアで生活するためには、ローカルのマンションを探して住むことが一番手っ取り早いです。夢の6万円代で生活できるかもしれませんよ!

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この記事を書いた人

海外就職・海外求人マッチングサービスGuanxiを運営しているIT企業。
世界各地をお仕事で飛び回っています。

世界各地で滞在し、見たもの、感じたもののリアルを届けます。

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