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これが憧れの国フランス!私がフランスに恋した7つの理由

フランス

ファッションの勉強がしたいと思い、若さと勢いだけで飛び込んだフランス。そこには自分の人生観を変えてしまうほどの驚きの体験の数々が待ち受けていました。

日本とは180度環境の違う国フランス。

今回は、そんなフランス生活で感じた、来てみて良かったと思う7つの点をあげてみたいと思います。

目次

フランスで生活がシンプルになった

シンプルな生活

新築の綺麗なマンションに一人暮らし。

炊飯器も洗濯機もボタンの沢山付いた機能的なオーブンだって、何でも当たり前のように持っていた日本の生活。

しかしフランスに来てからは、炊飯器はもちろん洗濯機も掃除機も無く、しかも部屋は6階の小さな屋根裏部屋。エレベーターもありませんでした。

これは、私が特別に貧乏学生だったからでは無く、フランス留学では良くある光景です。

こんな生活、物凄く大変そうに思いませんか?

しかし、意外とあるものだけで生活しようと思えば出来るものです。ご飯は鍋で炊けますし、洗濯はまとめて週に一回コインランドリーに行きます。

確かに手間のかかる生活ではありましたが、人が生きるのにそんなに沢山のものは必要ないんだなという事に気付くことが出来ました。

気軽に一流の文化に触れられる

フランス、特にパリには美しい曲線を描くアールヌーボー期の建築や、数々の名画を集めた美術館、世界トップレベルの交響楽団など、一流の芸術が集結しています。

バレエやオペラも盛んで、学生なら数ユーロで観れるものも多々あり、気軽に鑑賞しに行く事が出来ます。

日本では、フェルメールやゴッホの特別展が美術館で開催されると連日長蛇の列。 ゆっくり鑑賞する事もままならなかったりしますよね。

それが、フランスでは自分のペースでいつでもゆっくり鑑賞することができます。

アラブ文化やユダヤ文化にも触れられる

文化

フランスというと、日本でイメージされるのは、美しいセーヌ川や華やかな佇まいのベルサイユ宮殿、映画アメリの舞台にもなった画家達の集まるモンマルトルなどではないでしょうか?

しかしフランスは、アラブ人やユダヤ人、中国人など様々な人々が暮らす多民族国家。

街を歩けばユダヤ教教会のシナゴーグを見つけたり、アラブの甘〜いミントティーが飲めるティーサロンなども沢山あります。

トラブル対処能力がついた

海外で生活していると、日本ではあり得ないような様々なトラブルや難関に遭遇します。

保証金目当ての大家さんに難癖をつけられて突然家を追い出されたり、メトロに乗っていたら携帯をすられてしまったなんていう事もありました。

こうした時、最初は落ち込んだりパニックになったりしていましたが、次第に冷静に対処出来るようになりました。

自分の持つ権利を知った

日本で働いていた時は、サービス残業は当たり前。プライベートの時間を犠牲にして、仕事に打ち込む事が情熱であり、与えられた責任だと思っていました。

しかしフランスでは、みんなが自分の権利をしっかりと主張します。サービス残業なんて以ての外、有給だって全てしっかりと消化します。

そして家族や友人と過ごしたり、旅行に出掛けたりしてプライベートの時間を大切にするのです。

そんなフランス人達と働いてみて、それが本来私達が持っている労働者の権利なのだということに初めて気付かされました。

食生活が豊かになった

食生活

フランスのスーパーには、日本ではあまり見かけないアーティチョークやビーツなどの野菜が並んでいたり、乳製品売り場には数え切れないほどの種類のチーズが溢れています。

また、それらを使った調理方法のレパートリーも無数にあり、知らない食材や料理と出会うことは、食生活をとても豊かにしてくれました。

夢を実現できた

アトリエで働く

「フランスのオペラ衣装のアトリエで働いてみたい。」それが筆者の夢でした。失業率の高いフランスで、外国人が職を得ることはそう容易ではありません。

しかし、一流のオペラソリストやバレエ団が集結するフランス。夢の舞台はそこにあります。

履歴書を何回送っても返事は無し、また一度は契約すると言われたのに直前で約束を反故にされた事もありました。

それでも、泣きながら履歴書を書き、就職活動を続けた結果、ある市立オペラ劇場の衣装アトリエで働く事が出来ました。

それは日本では決して味わえない、本当に貴重で素晴らしい経験でした。

まとめ

二度の渡仏、計約三年間に及ぶフランス滞在を思い出してみると、決して楽しいことばかりではありませんでした。語学の習得に苦労し、中々叶わぬ夢を追いかけ、もしかしたら約8割が苦しい思い出だったかもしれません。

しかしあとの2割に、日本では絶対体験出来ないような素晴らしさがありました。もし、あなたがフランスに行こうか迷いながら今これを読んでいるのであれば、一度思い切って飛び出してみたら如何でしょうか?

人生は一度きりです。絶対に新しい未来があなたを待っています!

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この記事を書いた人

フランスに三年住んだ後、スペイン人と結婚し現在チリ在住。
いつか世界一周してみたいと思っていたら、里帰りで毎年世界一周する事になりました。
現在は、チリでの就職を目標にスペイン語を習得中。

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