建物が所狭しと密集するバンコク中心部ですが、そこから南方へ少し移動してみると、広大な緑地が広がっているのをご存知ですか。
そこはチャオプラヤー川の蛇行によって作られた半島地区 “バーン・カチャオ”。バンコクのオアシスとも称される緑豊かな自然地区です。
観光客にはあまり知られていませんが、バンコクで暮らす人々にとっては、数少ないきれいな空気を味わえる癒しのスポットなのです。
今回は「バーン・カチャオ」の癒しの森でのサイクリングをご紹介します。
駅からたった20分で癒しの森へ
BTSプロンポン駅からタクシーに乗って10~15分でクロントイ港に到着します。ここから船で対岸に渡ります。

朝8時、自転車で人が集まってきています。
自分の自転車を船に乗せて持っていくこともできますが、対岸で自転車をレンタルすることもできるのでご安心を。

早速船渡し代20バーツ(往復)でチケットを買い、乗船します。
思ったより小さい定員5名のボートで少々スリリングな5分間。対岸に到着です。
自転車を借りて、いざ冒険に出発

船着き場に到着するとすぐレンタル自転車屋があります。一日80バーツです。

かなりおんぼろ自転車が多いので、よく選んでくださいね。

自転車屋さんで地図をGET!

中心に水上マーケットがあるという情報を聞いて、まずは水上マーケットを目指すことにしました。
古い民家と畑が並ぶのどかな田舎道を、爽快に走り抜けます。地図だと近いように感じますが、結構遠いです。

15分ぐらい行ったところで、お寺の看板を発見したので寄り道。
大きなお寺ではありませんが、ローカル住民の方々が通うお寺のようです。

それからまた自転車をこいで約20分、バンナプン水上マーケットに到着です。
ローカル住民が集うバンナプン水上マーケット

水上マーケットという名前はついていますが、有名な観光用のボートに乗る水上マーケットとは違い、川の中州にあるというだけで、歩いて回るマーケットです。
地図では小さく見えましたが、中は結構広くて楽しめます。

シーフードが充実しています。

他にも肉、野菜、果物、日用品等まんべんなくあり、大きなバッグを持って買い出しにくる地元住民が多くいました。
観光客はほとんどいないので、ローカルなタイの生活を味わえる市場です。

マーケット内の一角にある休憩所。ドリンクを売っている屋台もあるので、買い物した後は日陰で休憩できますよ。
森の中の古民家カフェ「Bangkok Tree House」でひとやすみ

さて、次はその先にある森の中のカフェを目指します。カフェまでの道のりは、今までよりも狭いジャングルの中のような小路を進んでいきます。
10時を過ぎて日差しが強くなってきましたが、ヤシの木の揺れる音と所々の木陰で涼しく感じます。

20分程いったところで、大きなツリーハウスが見えてきました。
緑に囲まれたかわいい古民家風の「Bangkok Tree House」実はここはホテルで、部屋の屋上からは森を見渡すことができます。
ここにカフェが併設されており、サイクリングの休憩にはぴったりの場所です。

フレッシュなフルーツスムージーやカフェメニューの他、食事もできます。自家農園でとれた食材を利用しているオーガニックなカフェです。
別ルートで船着場へ戻る
さて、日差しが一番強くなってきたお昼前、別のルートで最初の船着き場を目指します。

帰り道、湿地帯に生息するマングローブを発見。バンコクではなかなか見ることができないので必見です。
ジャングルの中をぐるぐると少し迷いながらも、船着き場の近くまで戻ってきました。

旅の締めくくりは、行きに目を付けていたカオマンガイ屋台でランチ。森の中の半日ショートトリップ終了です。

まとめ
夏場は特に暑いので、行く時間は朝から昼までをお勧めします。たまには休日に早起きして、都会の喧騒から離れた癒しの森林空間バーン・カチャオへ、旅に出てみてはいかがでしょうか。
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