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タイ人の働き方とは?日本人とは異なるタイ人の仕事スタイルを解説

タイ人の仕事の仕方

私はタイのバンコクで1年弱働いていたことがあります。短い間でしたが、実際に仕事をしてみてタイ人の働き方や考え方を間近で体験しました。

これからタイで働く方や働いてみたいと思っている方のために、なるほど!と思ったこと、あらら?と思ったこと、郷に入れば郷に従えと思ったことなど、日本人のそれとは異なるタイ人の仕事スタイルをご紹介します。

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目次

タイでは「〜ながら仕事」が当たり前

タイ人の仕事の仕方

タイで働いてビックリしたこと、それは「〜ながら仕事」が普通に行われていたこと。それが何よりのカルチャーショックというか、笑ってしまったことでした。

「〜ながら仕事」とは

勤務中に、他の用事(仕事とは別のこと)を同時にすることです。

器用といえば器用ですが、大体は何か食べながら、女性なら爪のお手入れをしながら、また携帯でメールやラインをしながらなど、仕事をしながらやっているのは完全に自分のことです。一日中プライベートの電話をかけながらパソコンに向かっている同僚もいました。

日本では長時間職場でこのようなことをすると、えっ?となるだろうなぁということがタイの職場では日常的に行われていました。

仕事をこなしていればOK?

もちろん小腹が空いたらちょっとお菓子を食べるなどは日本でもあるとは思いますが、それが毎日毎時間となると、ちょっと!と思ったり、時にはすごく自由だなぁ!とさえ思ったり。そんな感じで職場は賑やか過ぎるくらい賑やかでした。

彼らの言い分として、仕事をしているからいいでしょ?という感じだと聞いたことがあります。決まった仕事をこなしているのだからいいじゃないか!という雰囲気なのです。

タイの職場は日本よりも自由度が高い

タイの職場の自由度

自分の仕事が終われば、終業時間より早く帰れることも度々ありました。日本のように、定時までは絶対にいなさい!という上司でもなかったので、そこも自由な感じです。

その分、責任は自分に降りかかってきますが、タイの職場では自由への選択肢が日本よりも多いような気がします。

仕事に対する考え方が日本とはまったく違う

タイ人は、注意されたことが気にくわない、嫌だ!と思えば途端に会社に来なくなることもあります。

我慢が美徳という日本の社会で育った私には、嫌だなぁと思ってもそんな勇気などありません。同じアジアでも随分と仕事、職場に対する考え方が違うんだなと思わされました。

育った環境が違う彼らと同じように考えるというよりは、これがタイの仕事の仕方なんだなぁ、そういう主張の仕方もあるのだなぁという目で見ると争いもなく、静かに見守れるようになります。まさに私がそうでした。

慣れると逆に面白い!とさえ思ってきたので、何事も前向きに捉えられるようになれます。

タイ人は仕事中も気遣いを忘れない

日本スタイルで1人働いていると、勤勉だね〜、少しは休んでいいのよ〜、週末は何してた?などと声をかけ、いつも気を遣ってくれたのがタイ人でした。職場にはいろいろな国の方がいたので、そこはやはりタイ人の優しさが出ていたように思います。

何よりすごかったのはお菓子の差し入れで、食べろ食べろ!と、まるで家族のようでした。

タイの女性は仕事でも家庭でも強い!

タイ女性の仕事ぶり

タイで働いて気付いたことは、とにかく女性が強いということ。決して怖いという意味ではありません。とてもタフで、一言で言えば強いなぁと思うことが多かったのです。

メンタル面もそうですが、仕事に対しての要求もはっきりと口にします。そういった人はタイ人男性よりも女性の方が多いような気がします。

「強い」というのは、仕事面というよりはタイ人女性自身に対して感じるのかもしれません。結婚しても妊娠しても、仕事を辞める人などまずいません。逆に、何で日本人は辞める?と不思議がります。

夫婦共働きが基本のタイでは、母でありながら女性としてもたくましく生きている人が多いのだと思います。

まとめ~違いを否定するのではなく、なぜ違うのか考えてみる

日本で働いていた人がタイで働くと、戸惑うことが必ず出てきます。

中には、仕事の仕方が合わない!と、タイ人とコミュニケーションを取らなくなる日本人もいますが、せっかくタイで働くのであれば、いいなぁと思う点はどんどん取り入れてみてください。

逆に、違うと感じる点にはいったん目をつむり、怒ったり注意したりするのではなくなぜそうなるのか原因を探るところから始めるといいかもしれません。

とはいえ、私には自由さが新鮮で気持ちよくとっても楽しく仕事ができていたので、またいつか働きたいなぁと思ったりもしています。

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この記事を書いた人

タイ人の夫と結婚し、2015年年末にバンコクにやってきた新米嫁です。初めてでも十分に楽しめるタイの暮らし、観光スポット、ちょっと変わったタイの文化などお伝え出来ればと思っています。

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