バンコクの治安ってどうなの?安全な生活を送るために知っておきたいこと

バンコクの治安 東南アジア

海外に住むとなると、1番気になるのはやはり治安問題ではないでしょうか?日本に住んでいた時から聞いていたけれどバンコクの治安は決して超安全とはお世辞にも言えません。

「治安の良いのが普通」と考える日本からやってきた私たちにとっては、気をつけないといけない点が多くあるのです。

今回は、バンコクの治安についてご紹介します。

バンコクに来て2日目に強盗未遂に遭遇!

バンコクに移住する前、

  • タイはあまり治安がよくない
  • 微笑みの国と言いながらも詐欺行為が頻繁に行われてる
  • マッサージが格安な店には気をつけろ

などタイに関する注意点をたくさん調べ、頭に入れてやってきたのを覚えています。

海外に住むのが初めてではなかったので、温かい気候と新生活に向けて若干余裕だったようにも思います。しかし、そんな私が初めてバンコクに着た2日目に、なんと強盗未遂事件に遭ってしまいました。

ショックというよりは、あまりの早さに呆然。しばらくキョトンとしていたのを覚えています。

人が大勢いる昼間に堂々と強盗に遭遇

バンコクで強盗未遂に遭遇

買い物に行こうと道を歩いていた際に後ろから来たバイク2人乗りの内1人がいきなり私の首に手をかけてきたのです。

とっさの事でしたが私も全力で自分の首をおさえて抵抗、この時何が起きたか分からなかったのですが、とにかく大声を出し必死の抵抗を試みました。体がバイクから離れた一瞬で逃げる事が出来たのが本当にラッキーでした。

大丈夫かい?とかけよってきた現地のタイ人曰く、私のネックレスが原因のようでした。

おばあちゃんからもらった金のネックレス。とてもシンプルな作りで母も若い時に使っていたものだったので、私も受け継いで付けていたのですが、このネックレスをめがけてバイクで強盗をはたらくとは思いもせず……ネックレスも目立つ大きさではなかったので……ただただ怖い思いをしました。

幸いネックレスは無事だったのですが、本当に危ない思いをしました。首には抵抗した際に出来た小さな傷が……本当気をつけなければいけないなと思いました。

身につけるもの全てが強盗やひったくりの対象

ひったくりの対象

狙いはバックや高級時計だと勝手に思い込んでいた私は、身に付けるもの全てが対象なのだと身を持って学びました。また、歩く位置も悪かったと反省、バンコクでは車、バイクと同じ進行方向側に向かって歩いてはいけません。

私のように後ろから来られるとやはり分からないので、逆側を歩きましょう。車、バイクに逆らって道を歩くということです。

たとえバイクが来ても前からなので、身構えることが出来ます。またその際カバンは絶対に通路側ではない手で持っていて下さい(もしくは肩に掛けるようにしましょう)。一番いいのはリュックを前で持つことです。

残念ながら、バンコクで日本人がスリや強盗のターゲットになるケースが少なくありません。いつ何時も注意が必要!これをしたから100%安心という事は絶対にないのです。

バンコクでの夜の外出は控えましょう

バンコクでの夜の外出

バンコクに住んでいますと言うと夜な夜なパーティー三昧、夜景の綺麗なバーで毎日飲んでるの?とガイドブックの情報ばりの生活を想像して聞いてくる友達がいます。

しかし、バンコクに住んでいる多くの女性(男性は仕事の付き合い等で日本のように夜出歩く事はあるかもしれませんが)は夜の外出を控えてる方が多いのが現状です。

外国にいるという状況を忘れないこと

もちろんたまには飲みに行ったり、夜遅くまで出掛けることはありますが、やはり女性1人だと安全とは言いにくい状況です。我が家では夜の1人での外出は禁止ですし、昼間であっても家を出る時、戻ってきた時、タクシーに乗る時などは必ず連絡を取り合うようにしています。

私が日本人でタイ語があまり得意じゃないという事にも原因はありますが、それくらいの事をしても決してバンコクは安全ではないのだよとタイ人の旦那さんは言います。

犯罪率、又事故率が日本よりも高いバンコクでいつ、何が起きてもおかしくないというタイ人の旦那さんの言い分も理解は出来ますし、現地の方が言うのですからきっとそうなのだと思います。

と言いながらも、夜にちょっとコンビニへ〜という日本の安全な生活が恋しくなる瞬間でもあります。

まとめ

バンコクに来る前に、◯◯近辺は物騒だとか、△△地区は日本人が多くて安全だと聞いたりもしましたが、結局はどこにいても残念ながら犯罪は繰り返し行われているのが現状。

ただ気をつけていれば、その分安全に楽しく暮らせるのも事実です。

最低限の事は自分で守れるように、身構えておくようにしましょう。

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タイ人の夫と結婚し、2015年年末にバンコクにやってきた新米嫁です。初めてでも十分に楽しめるタイの暮らし、観光スポット、ちょっと変わったタイの文化などお伝え出来ればと思っています。

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