徹底解説!イギリス土産はスーパーマーケットを賢く利用!

イギリスのスーパーマーケット 就職・転職

海外旅行に行った際に「現地のスーパーマーケットに行く」ことが、私の楽しみの1つにあります。

日本では見たことがないような食材を見ることは新しい発見で楽しいですし、また何より現地の物価がひと目でわかるので、まず海外到着後すぐ現地のスーパーマーケットでいくつかの食材の値段をチェックし、お土産購入の際の値段のヒントを得ておくのは効率的で経済的だと思います。

例えば私が今住んでいるイギリスは紅茶で有名な国ですが、Twiningsという英国王室御用達の有名な紅茶のブランドがあります。

もちろん日本で買えばイギリスで買う3倍程の値段がしますが、イギリス国内でも、観光地などにあるお土産物屋さんで買うとスーパーマーケットで買う2倍位の高い値段で売っていることが多いです。

それでも日本よりは安いですのでお土産についついいくつか購入してしまう人も多いのではないでしょうか。

それがスーパーマーケットに行けば安く購入できることはもちろんのこと、更にはこちらで良くあるオファー「3for2(3つ買っても2つの値段で購入可)」などのディスカウントをしていたりすることが多く、更に安くで購入できることがしばしばあります。

今回はお土産を買う際に最適なイギリスのスーパーマーケットをご紹介します。

イギリスのスーパーマーケット

イギリスのスーパーマーケット

まずイギリスにはかなりたくさんの大型スーパーマーケットがあります。

高級スーパーマーケットと呼ばれるものから庶民の強い味方の激安スーパーマーケットなど、ざっと数えても10以上は全国展開の大型チェーンのスーパーマーケットがあります。

そして用途に合わせて、イギリス人は上手く使い分けて買い物をしています。

スーパーマーケットのランキング

以下はイギリス国内におけるスーパーマーケットのランキングです。

あくまでも私の個人的な意見ではありますが、こちらに住んでいる方なら納得のランキングではないでしょうか。

  1. Waitrose
  2. M&S
  3. Sainsbury’s
  4. Morrisons
  5. Tesco
  6. Asda
  7. Aldi
  8. Lidl
  9. Iceland

ちなみにロンドンに旅行に来られる方が主に利用するの、Waitrose、Sainsbury’s、Tescoの3つのスーパーマーケットになるかと思います。

スーパーマーケットそれぞれの特徴

スーパーマーケットで買い物

waitorose(ウェイトローズ)

言わずと知れたイギリスNO1、王室御用達の高級スーパーマーケットです。店内も綺麗で雰囲気もよく、お店の人の対応もとても丁寧で気持ちがいいスーパーマーケットです。

オーガニックの食材を多く扱っていたり品質の良い食材が多いことから、値段は他のスーパーマーケットに比べて高くはありますが、それに見合った値段かと思います。

ただし、普段使いにはなかなかできないスーパーマーケットです。お土産に買うには好都合の、綺麗な箱に入ったクッキーやチョコレート、紅茶などの品揃えも豊富です。

M&S(マークス&スペンサー)

こちらは食品だけではなく、衣類や日用品などが売っている高級スーパーマーケットです。

このお店の売りは数カ月に1回実施されるオファー「Dine in for 2 £10」です。これは2人分の前菜、メイン、デザート、ワイン1本が£10(¥1400)で買えると言うお得なオファーです。種類も多く、どれもとても美味しいです。

そして出来合いの料理も豊富で美味しいですので、ランチタイムはサラリーマン達で賑わっています。旅行中ずっとレストランで外食は高くつきますので、M&Sでランチを買って公園で食べるのもいいかもしれませんね。

お菓子系はかなり満足度が高いM&Sですので、イギリス土産に最適な「ショートブレッド」はM&S(マークス&スペンサー)で買うといいと思います。

ちなみに日本円からイギリスポンドに換金する際に、最もレートがいいのがM&Sと言われています。ロンドンの中心地にある両替所があまり信用できなかったのですが、M&Sなら安心して換金できましたし、実際レートも1番良かったです。

Sainsbury’s(セインズベリーズ)

こちらはスーパーマーケットタイプとコンビニタイプの2つの種類があり、コンビニタイプは少し割高な値段設定になっています。

ロンドン中心地などではコンビニタイプを多く目にするのではないでしょうか。こちらは中流階級の客層をターゲットにしていますが、オリジナルブランドはかなり安く購入できます。

割引のオファーも頻繁にしているようなので、クッキーやチョコレートなどのお土産の大量買いにおすすめのスーパーマーケットです。

Morrisons(モリッソンズ)、Tesco(テスコ)、Asda(アスダ)

こちらは郊外にある大型店が主流です。(Tescoはロンドン市内にもありますが、コンビニタイプが主流です)

この3店舗の大きな特徴は、食品だけでなく、衣類、電化製品、日用雑貨などが豊富に取り揃えられており、またかなり安くで購入できます。私のおすすめは「子供服」です。

最初イギリスに住みだして驚いたことの1つに、子供服の豊富な種類とその価格がありました。

男女ともに可愛いくてお洒落な服が多く、しかも値段が日本と比べるとかなり安くで購入できます。特にこの3店舗で売られている子供服は、縫製も悪くないですし、イギリス人にも大変人気です。

毎回日本に帰る時には、お土産として子供服を何点か買って帰るのですがとても喜ばれます。先日購入した2歳児用のコートは1500円程度でしたが、とても暖かくてそんな値段には全く見えませんでした。

日本にはなかなかないデザインなどもあり、サイズも豊富にありますので是非子供用のお土産をお探しの方は立ち寄ってみてください。

Aldi(アルディ)、Lidl(リドル)

ドイツ系の激安スーパーマーケット。この2つのスーパーマーケットはとても外観も店内の雰囲気もとても良く似ています。

私がロンドンに住みだした2008年頃にはあまりみかけないお店でしたが、最近では郊外にでるとかなり目にするようになってきました。

このお店の特徴はなんといってもその安さです。同じブランドの同じ品物でも、Sainsbury’sなどに比べると格段に安かったりします。以前は「安かろう悪かろう」なイメージが強かったAldiとLidlですが、最近は品質などもかなり向上し、イギリス人の中でも人気が上がってきています。

店内は小さめの造りで、大きなカートを押している他のお客さんがかなり邪魔になって見難いこともありますが、とにかく安いので文句は言えないですね。規模は大きくなりませんが日用品や電化製品なども売っており、かなりお買い得な値段になっています。

私が特にこのスーパーマーケットAldi(アルディ)、Lidl(リドル)でおすすめしたいのが「LACURA」という化粧品ブランドの商品です。

かなりのプチプラなのですが、その成分が高級ブランドの化粧品と同じような成分であることが判明し、その検証番組がテレビで放送されるやいなや、たちまち売り切れ続出で購入することが難しくなったフェイスクリームがあります。日本でいえば「ニベアの青缶」といったところでしょうか。

イギリス人の間でも、ドイツ製ということで信頼度が高いようです。

こちら私も実際に購入し使用してみましたが、入れ物もガラスでできていて高級感がありますし、この激しく乾燥するイギリスの冬もこれ1つで乗り切れそうなくらい、朝起きてもモチモチしています。

お値段は1000円もしないですので、是非お土産に購入してみてはいかがでしょうか?(イギリス製品ではありませんが……)

iceland(アイスランド)

ここはとてもユニークなスーパーマーケットです。なんとほぼ全ての商品が「冷凍食品」なんです。初め何も知らずに夕飯の買い物に行った時にはびっくりしました。

店内はコンビニくらいの広さで、ずらーと冷蔵庫が並んであるだけで野菜コーナーなども一切ありませんでした。

日本にはない発想でなかなかおもしろいですよね。ここで帰るお土産はありませんが……。

まとめ

私は移住する前に観光としてイギリスを訪れていた時は、このように色々とスーパーマーケットを使い分けてお土産を大量購入していました。

特に会社の同僚などに配る時には綺麗に包装されていなくても良いので、小分けになっているクッキーやチョコレート、ショートブレッドに紅茶はお土産としてとても重宝しました。また少し変わった香辛料なども人気がありましたよ。

数年前に人気だったのが「エコバッグ」です。特にTescoやSainsbury’sなどの物は日本でも大人気でかなり高値で売られていましたが、こちらでは500円も出せば、オリジナルのしっかりしたエコバッグが購入できます。

イギリスでは誰もが知っていて、スーパーマーケットで買い物をした時に使うエコバッグでも、日本では日常使いにできる程お洒落感のあるエコバッグもたくさんあります。

色んなスーパーマーケットを巡って、ご自分の旅行の思い出用にお気に入りの1つを探してみるのも楽しいかもしれませんね。

イギリスに旅行に行かれる際には、お店を使い分けて賢くお得にお土産を購入してみましょう。

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記事を書いた人
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初めてイギリスを訪れたのが2006年。それ以降毎年イギリスへ足を運び、2008年から3年間ロンドンでWebデザインを学ぶ。
その後一旦日本に戻るも、縁会って2016年からイギリスへ移住してきました。カナダ・オーストラリアでのワーホリ、ヨーロッパ・東南アジアでのバックパッカー旅の経験ありの30代です。

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