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イギリス生活あるある10選!イギリス生活者が選びました!

イギリス人

イギリスで生活するということには、良くも悪くも日本とは異なる部分がたくさんあります。

ときにはイライラさせられたり、突き抜けすぎて笑ってしまったりと様々なのですが、共通して言えることは、イギリスで長期間生活した人なら「そうそう!」と納得するようなイギリスでしかできない経験だったということです。

今回はそんなイギリス生活・イギリス人あるあるをご紹介します。

目次

みんな紅茶が好き

紅茶

イギリスで暮らしていると、イギリス人は本当に紅茶が好きなんだと実感することがたくさんあります。

スーパーに行くと紅茶コーナーはかなり広く、メーカーもたくさんあって、更に同じメーカーが様々な種類の紅茶を出しています。

たいていの場合、ノーマル、硬水用、ハイクラスの3種類はあるでしょう。イギリスは殆どの地域でお水は硬水のはずなのですが、「硬水用」という紅茶があるのは不思議な感じがします。

ロンドンなんかは特にキツイ硬水らしいのですが、それ用ということなのでしょうか。

どんな状況でも紅茶は手放さない

イギリス人の紅茶好きというのは結構面白くて、例えば洪水が起こって腰まで水に浸かっていても、みんなで紅茶を飲んでいたりします。

どこか高いところに上がってということではなく、腰まで水に浸かっているのに紅茶を飲んでいるのです。

その写真を見たイギリス人曰く、「この写真はとてもイギリスを表しているね」だそうです。

イギリスに長く住んでいると、いつしかあなたも紅茶にこだわり、好きなメーカーや自分なりの紅茶の淹れ方ができてしまいます。

ライムスケールに悩まされる

ライムスケールとは水垢のようなものですが、石灰のかすです。イギリスの水は硬水の中でも硬度が高く、石灰量が多いため、水が乾くとこの石灰のかすが残ります。

例えば、食器を洗って拭かずにそのままにしておくと表面がざらざらしていることがありますが、これはきちんと洗えていないわけではなく、ライムスケールなのです。

イギリスでは電気ポットをよく使いますが、どこの家庭でも電気ポットの底には大量のライムスケールがたまっています。

シャワーなどもライムスケールがたまりやすく、そのために水圧が弱くなったり、排水がうまくいかなくなったりすることもあります。

キッチンはライムスケールだらけで汚く見えてしまうことも頻繁です。

除去するためのスプレーも

でも、大丈夫です。これに悩まされる人が多いので、どこのスーパーにも「ライムスケールリムーバー」という、ライムスケールを落とすためのスプレーなどが売っています。

ポット用のものもあるので、気になる人は使ってみましょう。ちなみに、イギリス人や硬水慣れしているヨーロッパ人たちは気にならないようです。

道に嘔吐物がよく落ちている

パブ文化が盛んなイギリスですが、飲み過ぎてしまう人も多いです。

特に、金曜日と土曜日はみんな飲みに出掛けるためか、土曜の朝と日曜の朝は道に嘔吐物がよく落ちています。パブやクラブが多い地域を歩いていると、複数見つけることもあります。

でもこれは、日本でも同じでしょうか。

太陽が出ると外にいる人が薄着になったり裸になったりする

半袖のイギリス人

イギリスは日照時間が短く、天気が悪いイメージがないでしょうか。

実際には、4月頃から9月頃は日照時間が日本より長いと感じるでしょう。天気については、一日中雨が降っているというようなことは少ないのですが、特に冬は曇りが多いかもしれません。

そのためなのか、3月中旬くらいから、天気が良い日には半袖や上半身裸で出歩く人が増えてきます。

まるで、お日様ありがとう!とでも言っているかのようです。

実はまだ肌寒い時期

これの何が変かというと、確かに日が照って少しあったかくなったと感じ、もうすぐ春だと嬉しくはなるのですが、気温は20度なかったりします。

日本人の感覚だと、長袖のトップスに薄いジャケットやカーディガンを羽織りたくなるくらいの天候でしょうか。

水道に悩まされる

イギリスのシンクを見てみると、水道の蛇口が二手に分かれていて、片方から熱いお湯、片方から冷水が出るようになっています。

お湯を沸かしたいときなんかは冷水しか使わないので悩むこともないでしょう。

ですが、食器を洗いたいときや顔を洗いたいときにはかなり不便です。何故なら、HOT側からは超熱湯が出てくるからです。触れる程度の熱さではなく、熱湯です。

これに不便さを感じていたのはイギリス人も同じようで、蛇口が1本になっていて、その1本から熱湯と冷水が出てくるような水道も少なくありません。

日本でもひと昔前はこのタイプが主流でしたね。

蛇口が1本でも要注意

しかしイギリスの水道は一筋縄ではいきません。蛇口が1本になっていても、その1本の半分側からは熱湯、もう半分側から冷水が出てきます。

こんなものは日本にはないので想像できないかもしれませんが、例えば1本の蛇口の左からは熱湯、右からは冷水が出ているのです。ちなみに左か右かは家によって異なります。

二手に分かれているよりはマシではあるのですが、コツを掴まないと、うまくは使えません。

最近建ったり改築されたりしたようなところだと、さすがに日本と同じような蛇口がついている家もあるようです。しかし、まだまだ数はとても少ないです。

洗濯機がキッチンにあって困惑する

イギリス生活も長くなると、そういうものなのかと自然なことになってしまうのですが、イギリスの多くの家では洗濯機がキッチンに配置されています。

ごく自然にキッチンユニットの一部のように、調理をする台の下にポコッとハマっています。

日本人がこれを見ると、欧米ではそういうものなのかと思ってしまうかもしれません。しかし、実際にはイギリスに来た多くの欧米人が、これを見て困惑しています。

茹でる食べ物が柔らかい

柔らかいパスタを食べる

イギリスに行っても、イギリス人と食事をすることがなかったり、イギリス料理を避けたりしていると気づかないかもしれませんが、イギリス人はなんでもぐだぐだに茹でるのがお好きなようです。

ブロッコリーなんかは、食感が残っている方が美味しいですよね。でも、イギリス人の茹でたブロッコリーはべちゃべちゃです。

アルデンテは茹で方が不十分!?

イギリス人を交えた多国籍グループで食事会でもしてみましょう。

イタリア人が完璧なアルデンテに仕上げたパスタは、どこの国の人でもその美味しさを称賛するのですが、イギリス人だけは別です。

「これ、まだ茹で上がってないよ」と言われてしまうでしょう。

イギリスで茹で野菜やパスタを食べるときには、調理している人がどこの国の人なのかチェックすることをおすすめします。

でも、何故だかわかりませんが、彼らは牛肉などはレアでも普通に食べています。

食べ物に味がない

イギリス料理はまずいとよく言われますが、別に取り立ててまずいわけではありません。

ただ、なんだか味がないのです。この味のなさも、日本のようにだしが効いた上品な薄味というのとは違います。

明らかに味が足りていない感じです。

イギリス人が薄味を好むというよりは、おそらく出来上がった料理に塩をかけたり、ビネガーをかけたり、ソースをかけたりというのを自分でやって調節するからだと思われます。

イギリスのポテトチップスにはちゃんと強い塩味がついていますし、彼らは日本食料理店で白米を食べるときに醤油を上からドバドバかけて食べているので、薄味が好きなわけではないのです。

何かが故障すると何日も直らない

故障の修理

イギリスは先進国のはずなのですが、いろいろなものがよく壊れます。

例えば、インターネット。インターネットを自分ではなく大家さんが契約している場合、繋がらなくなってもすぐに直ったりしません。

これについては大家さんが怠けているのか、サービス会社が悪いのかよくわかりません。

また、お湯が出なくなったりすると結構最悪で、何度修理の人を呼んでも、原因がわからなかったりしてなかなか直らないなんてことは珍しくありません。修理がすぐ来ないこともあります。

そうすると、お風呂も冷水状態が何日も続きます。

また、お風呂で言えば、シャワーヘッドが壊れたときにも即日直ることは少ないです。

たらい回しにされる

イギリスで生活していて、コールセンターやカスタマーサポートなどのサービスを利用するときには、2、3回はたらい回しにされることを覚悟しておきましょう。

イギリス人は責任逃れをして仕事をしない人が多いので、プロフェッショナルはいないと心得ておいた方がストレスがありません。

特に電話に出たのがイギリス人だったら、諦めてぐるぐるたらい回しにされておきましょう。同様に、スペイン人、イタリア人も割とそういう感じなので、諦めた方がいいでしょう。

100%そうだというわけではありませんが、意外とインド人や東欧の女性に当たると、きちんと仕事をしてくれます。

しかし1つだけ問題があって、インド人の英語はとても解りにくいので、電話だとコミュニケーションが難しいのです。

まとめ

実際にイギリスに行ってみると、まだまだ驚くような「あるある」が待ち受けているでしょう。

最初はストレスに感じることもあるかもしれませんが、慣れてしまって、うまく切り抜けられるようになると、逆に面白くなることばかりです。

こんなちょっと面白いイギリスの一面も、日本帰国後は懐かしく思い出せるものです。

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この記事を書いた人

海外就職・海外求人マッチングサービスGuanxiを運営しているIT企業。
世界各地をお仕事で飛び回っています。

世界各地で滞在し、見たもの、感じたもののリアルを届けます。

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