海外と関わる仕事をしたい、おすすめの仕事や企業って何だろうと思ったことはありませんか?
今回は海外と関わる仕事について紹介します。 僕は海外を拠点に10年ほど仕事をしています。その経験をもとに、海外と関わる仕事に就くために知っておきたい情報と具体的なノウハウをまとめてお伝えします。
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未経験でも海外と関われる仕事6選
まずは未経験からでも挑戦しやすい海外と関われる仕事を6つ紹介します。
- 営業
- ホテルスタッフ
- コールセンター
- 客室乗務員
- 留学エージェント
- ツアーガイド
気になる仕事があれば確認してみてください。
営業
グローバル化に伴い企業の海外進出が増加しています。そのため、販路拡大のため営業スタッフが必要になります。
また、国ごとにビジネスの進め方が異なるため、現地のニーズに合わせた営業戦略を考えることが求められます。さらに国際的なネットワークを築くことができるため、企業のグローバルなビジネス展開に不可欠な存在となります。
「海外で営業職として転職する方法を教えます!」のページに転職ノウハウがまとまっているので、あわせて読むことでライバルに差をつけることができます。
ホテルスタッフ
コロナが終わり海外旅行客の増加に伴いホテル業界が急速に成長しています。また、高品質なサービスを提供することが求められるため、ホテルスタッフは言葉や文化の違いを理解し対応することが重要です。
例えば、アメリカのホテル業界においては、2019年に約170万人の雇用があり、2029年には約200万人にまで増加すると予想されています。
「海外でホテルスタッフとして就職する方法とは?メリット・デメリットも徹底解説」のページに転職ノウハウがまとまっています。
コールセンター
コールセンターの仕事は比較的簡単に始められる仕事であることから、海外就職において初めての仕事としても選ばれることが多いです。
特に現地採用や海外生活に慣れるを目的に働く方も多いです。
「海外のコールセンターで働くには?おすすめの理由も解説!語学力も経験も必要なし」のページに転職ノウハウがまとまっているので、あわせて読むことでライバルに差をつけることができます。
客室乗務員(CA)
CAは飛行機内での安全管理だけでなく、乗客に快適で心地よい空の旅を提供する役割を担っています。このため、高いホスピタリティやコミュニケーション能力、流暢な英語力が求められます。
また、国際線のCAは世界中を飛び回り様々な文化や言語に触れることができるため、国際的な視野を広げることができます。さらに、航空会社はCAに対して高い給与を支払っており報酬面でも魅力的な仕事となっています。
「アメリカで客室乗務員になるには?CAになりたい人へ」のページに転職ノウハウがまとまっています。
留学エージェント
海外で留学エージェントの仕事は、留学生の増加に伴い留学に関する手続きや情報提供を行うことの需要が高まっているからであることが言えます。
留学エージェントは、留学生の生活をサポートすることにより留学体験をより豊かなものにすることができます。
ツアーガイド
観光客の増加に伴いツアーガイドの需要が高まっています。ツアーガイドには現地の文化や言語、風習などの知識が求められます。
ツアーガイドの仕事は、海外で働く上で魅力的な職種の一つであることが言えます。
海外と関われる専門的な仕事10選
専門的で海外と関われる仕事を10つ紹介します。
- ITエンジニア
- デザイナー
- 通訳
- 翻訳
- 日本語教師
- 海外進出サポート
- 生産管理
- 品質管理
- 料理人
- 通関士
以下でそれぞれ詳しく解説します。
ITエンジニア
現代の情報化社会において、IT技術は企業や国家の競争力向上に直結します。そのため、日本を含めた多くの国ではITエンジニアの需要が高まっています。
具体的には、アメリカのシリコンバレーをはじめ、インドのバンガロール、中国の北京、ヨーロッパのロンドンなどが有名なITエンジニアの求人が多い都市です。また、グローバルなビジネス展開を行う企業や、人工知能やビッグデータなどの分野での研究開発を行う企業などでも、ITエンジニアが求められています。
「海外でITエンジニアとして働くには?未経験でもなれる?英語は必要?」のページに転職ノウハウがまとまっているので、あわせて読むことでライバルに差をつけることができます。
デザイナー
世界中の企業やブランドがデザインによる差別化を図り、自社の製品やサービスを魅力的にアピールするために優れたデザイナーを求めています。
また海外で働くことで多様な文化や価値観に触れ、柔軟性や創造力を養うことができます。海外での仕事にチャレンジすることで多様な文化や価値観に触れ、グローバルな視野を持ったデザイナーに成長できるチャンスがあります。
通訳
通訳者は高度な言語能力を持っていることが求められます。
通訳は単に言葉を翻訳するだけでなく、文化的な背景やニュアンスを考慮しなければなりません。また、専門分野に関する知識も必要です。
「海外で通訳として働くには?働く方法や事前準備など」のページに転職ノウハウがまとまっています。
翻訳
AI翻訳技術の発展により量産型の翻訳作業はAIに任せることができますが、専門的な分野やクリエイティブな分野の翻訳には人間の感性や経験が必要とされるため、専門家としての翻訳家が求められています。
これらの理由から、翻訳の仕事は海外で多くの需要があると言えます。
日本語教師
日本語が世界的に注目を浴びており、海外で日本語教師の求人が増えています。
日本語は日本の経済力、文化、科学技術などが注目を浴びることでますます需要が高まっています。そのため、海外においても日本語を学ぶ人が増え日本語教育に対する需要が高まっている状況があります。
「海外で日本語教師として働くには?【就職する方法教えます】」のページに転職ノウハウがまとまっているので、あわせて読むことでライバルに差をつけることができます。
海外進出サポート
海外でのビジネス展開において現地の文化や法律、ビジネス環境に詳しい人材が求められます。そのため、海外進出サポートの仕事は海外展開をする企業にとって重要な役割を果たします。
具体的には、現地の法律や規制に関するアドバイスやビジネス環境の調査、現地のパートナー探し、ビザ申請など、海外進出に必要な手続きをサポートします。また現地でのマーケティングや広報活動の支援も行います。
生産管理
生産管理の仕事は生産プロセスの計画・調整・管理を行うことで、生産性の向上や生産コストの削減を実現します。
これにより企業は競争力を高めることができます。また、国際的なサプライチェーンにおいては生産管理に関する課題が複雑化しており、グローバルな視野と知識が求められています。
より具体的に「生産管理」として転職したい方へ
「海外で生産管理として働くには?経験を生かして働く方法」のページに転職ノウハウがまとまっています。
品質管理
海外での生産には、国内での生産に比べて様々なリスクが伴います。品質が低いと顧客から不満を受け信頼を失うことになります。また、品質問題によって不良品を生産し、返品や再生産のコストがかかってしまうこともあります。
これらの問題を回避するために、品質管理が必要とされています。日本の自動車メーカーでは品質管理が重要視され、海外でも品質管理を積極的に採用しています。
料理人
レストランやホテルにおいて高品質な料理を提供することが求められるため料理人の需要が高まっています。
例えば、アメリカ合衆国では、飲食業界が急速に成長しており、2029年までに料理人の雇用は全国平均よりも速いペースで増加する見込みです。
より具体的に「料理人・寿司職人」として転職したい方へ
「海外で料理人・寿司職人として働くには?腕前を世界で披露しよう!」のページに転職ノウハウがまとまっているので、あわせて読むことでライバルに差をつけることができます。
通関士
海外からの輸入品や海外への輸出品には、税関手続きが必要であり通関士がその手続きを行います。通関士は関税や消費税、輸入禁止品のチェックなど、複雑な手続きを専門的に行うことができます。
海外と関われる政府系の仕事3選
海外と関われる政府系の仕事を3つ紹介します。
- 青年海外協力隊
- JETRO職員
- 外務省職員
以下でそれぞれ詳しく解説します。
青年海外協力隊
青年海外協力隊は、日本政府が派遣する若者を中心としたボランティア団体であり、海外での地域開発や人道支援などの活動を行っています。
日本と海外の人々との交流を促進することにも貢献しています。海外での活動を通じて現地の人々との交流や日本文化の紹介を行うことで、日本と海外との友好関係を築くことができます。
JETRO職員
JETRO職員は、海外でのビジネス展開を支援することが主な仕事であり、海外の企業との交流や貿易の促進、海外投資のサポートなどを行います。また、現地企業との取引の支援やビジネスマッチングのサポートも行っています。
企業とともに成長するやりがいや国際的な人脈を築くこともできるため、将来的にグローバルなキャリアを目指す方にはおすすめの職種です。
外務省職員
外務省職員は、現地の政府、国際機関、民間団体との協力関係を構築し情報収集や政策提言など、多彩な任務を担っています。
例えば、平和構築に関わる国際連合平和維持活動(PKO)や災害支援に関わる国際連合人道支援機関(UNOCHA)など、様々な国際機関と協力し、国益を実現するための活動を行っています。
海外と関わる企業ランキングトップ10
海外で働くことを希望する人にとって、海外勤務者が多い企業へ転職することは最短の方法の一つです。就職四季報2019年版によると、海外勤務者が多いランキングトップ10は以下の通りです。
- 1位:トヨタ自動車
- 2位:ソニー
- 3位:デンソー
- 4位:三菱商事
- 5位:三井物産
- 6位:住友商事
- 7位:三井住友銀行
- 8位:キャノン
- 9位:三菱電機
- 10位:丸紅
海外勤務者が多い企業では、海外勤務に関する情報やノウハウが豊富であり、サポート体制も充実しています。さらに海外勤務者同士の交流が盛んであり、現地での生活や仕事についてのアドバイスを得られる機会が多くあります。
ただし、海外勤務者が多い企業であっても、海外勤務に関するポジションや条件が限られていることもあります。そのため、自身の希望やスキルに合った海外勤務のポジションを探すことが重要です。
海外と関わる仕事に転職する方法
現地採用になる
「現地採用の仕事」とは、海外現地で外国企業や日系企業などで採用され社員になることです。自分の働きたい国を自由に選べるため、海外就職の自由度が高いと言えます。
駐在員になる
「海外駐在員」とは、企業や公的機関、NGOなどが海外に常駐する従業員のことです。海外駐在員は、日本から海外に赴任して現地の業務を担当しマネジメントや幹部候補として働くことになります。
海外駐在員という働き方
出張ではなく、海外駐在という働き方もあります。日本の企業の所属として海外に赴任し、海外子会社などをマネジメントする方法です。
メリットとしては、
- 裁量ある仕事を任される
- 待遇が良い
- スキルアップに繋がる
- 30代、40代、50代は海外駐在員を狙いやすい
などの特徴があります。
「現役海外駐在員が教える「海外駐在員」として海外で働く方法とは」のページに転職ノウハウがまとまっているので、あわせて読むことでライバルに差をつけることができます。
インターンシップをする
インターンシップとは、実際の職場で働くことで仕事の経験を積み、企業文化や業務内容を学ぶことができるプログラムです。
海外でのインターンシップは留学生や外国人学生が現地の企業で働くことができ、現地のビジネスの文化や習慣を学び国際的なビジネススキルを磨くことができます。
未経験から海外転職する方法
「未経験から海外転職を進める時にやっておきたい「たった一つ」のこととは?失敗しないための基本情報」のページに転職ノウハウがまとまっています。
新卒でも海外と関わる仕事ができるのか
新卒でも海外と関わる仕事に就くことは可能です。
例えば、外資系企業や外交官など、海外との関わりが必須となる職種は多くあります。また、海外に拠点を持つ企業や国際機関にも新卒採用枠が設けられており、海外とのビジネスや国際交流に携わることができます。
ただし、海外で働くためには英語力が必須となります。多くの企業ではTOEICやTOEFLのスコアを求める場合があります。また、留学経験があるとさらに有利となります。しかし、英語力が不十分でも海外勤務に関する研修やサポートが用意されている場合がありますので、積極的にチャレンジしてみることが大切です。
まとめ
本日は海外と関わる仕事を紹介しました。海外と関わる仕事は、グローバルな視野やコミュニケーション能力が求められるため、語学力や異文化理解力の向上が必要です。
また、現地での経験や知識が求められるため、海外留学や海外勤務などの経験があると有利です。