フランスでいう新幹線の事をTGV(テージェーベー)と言います。フランスではこのTGVを使っての移動が欠かせません。
地方へ出かけられる方に大変便利なので、今回はフランスの新幹線TGVの予約の仕方から乗り方迄をご紹介します。
フランスのTGVについて
TGVとはTrain à Grand Vitesse(トラン ア グラン ビッテス)の略称です。それを運営している会社をSNCF(エスエヌセーエフ)と言います。SNCFはフランスの国鉄になります。
地方へ行くのに、飛行機を除けばこれより早い移動方法はないと思います。
早めにチケットを取るとお安く購入することができ、出発の3ヶ月前から予約可能です。 とても便利な乗り物なので、是非活用して、地方へ出発しましょう。
TGVチケットの購入方法(ネット編)
一番簡単な方法がネットでのチケット購入です。 http://www.sncf.comこちらのサイトから購入可能です。英語表記もありますが、今回はフランス語表記で説明します。
まず、左の項目のRéservationを選択して下さい。その後出てくる項目に情報を書き込んでいきます。
Départに出発地を記入しArrivéeに到着地を入れて下さい。 Aller leに出発日を入れRetour leに戻る日にちを記入し、隣の時間を選ぶ選択画面から何時頃出発したいのかを選択して下さい。
Confortから快適さを選択できます。1ére classeは一級車両、2nde classeは二級車両になります。もちろんお値段は変わります。(たまに同じ値段の時もあります)
Passager 1 に一人目の情報を記入していきます、自分の年齢にスクロールを合わせて、その下の二つは割引のカードを持ってるかどうかなので、旅行で来られる方などは触らないでそのままで大丈夫です。
2人目の情報を入力する際は隣の+ボタンを押して、2人目の情報を記入して下さい。 全ての記入が終ったらRechercheボタンを押せば、チケットを探してくれます。
チケットは自分の選択した時間に近いものから表示されます。
そして、フランスの新幹線は、時間によって値段が変わります。人気のない時間帯は比較的に値段が安く設定されているのです。
上の表の詳しい詳細は下にスクロールすると見る事が出来ます。そこから自分の好きな時間と値段の合う所を選択しましょう。
Duréeと書いてある所に、所要時間、乗り換えが必要かどうかが書いてありますので、そこも注意してみて下さい。
値段と時間を見て、選択ボタンをチェックしましょう。
その後最終価格が右側に表示されます。 下にスクロールしてValider et accéder au paiementを選択して下さい。その後支払い方法の選択、購入者の名前、電話番号などを書いていき、チケット購入後にメールで、購入証明が送られてきます。
この際普通はチケットもメールで送られてくるので、それをプリントして持って行けば大丈夫なのですが、たまに窓口でのチケット受け取りしかできないチケットもあります。
その際は申し込み番号が記載されているので、その番号と、申し込み時に行ったカードが必要になりますので、かならず出発前までに(前日までにチケットを引き換えておくと安心です)チケットの引き換えを行って下さい。
ここまでがネットからの購入方法になります。
TGVチケット購入方法(窓口編)
窓口購入方法は、窓口まで行き、行きたい場所と時間、人数、値段等を伝えて、チケットを探してもらいます。 あらかじめメモで行き先等を書いておけば安心ですね。
もしくは、あらかじめインターネットで調べてスクリーンショットで見せる方法でも大丈夫です。
もしくは、窓口付近に黄色い機械があり、そこでまた、情報を記載していけば、その機械からチケットを購入することも可能ですが、慣れてない方は、窓口に行って、チケットを取ってもらう事をおすすめします。
TGVの掲示板の見方
では次に、出発前の掲示板の見方を見て行きましょう。
最初に出発時間で自分の線を探し、行き先を確認しましょう。一応自分の電車の番号とも合っているかどうか、良く確認して下さいね。
Voieとかいてあるところが、自分の電車の発車するホームになります。voieの番号が掲示板に出てくるのが遅い場合があります。
時には10分前に出たりもするのですが、辛抱強く待ってくださいね。
ホームに乗る前に、最新のところですと、小さなテレビほどの画面がありますので、自分の電車があるかどうかと、乗る車両の位置をここで確認して下さい。
とにかくわからない場合はSNCFと書いてある服を着ている係の方にチケットを見せて、自分の乗り場がそこで合っているのかどうか確認して下さい。
TGVに乗り込む前にすること
ネットチケットでコードがついたチケットは大丈夫なのですが、窓口、または機械で引き換え、購入された場合は、チケットの刻印が必要になります。
これをしなかった場合、不正乗車扱いになり、罰金になりますので、かならず行って下さい。
黄色の丸い機械なのですが、駅にあちこちにあるので、探すのに困る事はないと思います。
下の口のような所にチケットをいれて、刻印されたら大丈夫です。 チケットは、乗車後に車掌さんが回ってきて確認します。
たまに回ってこない場合もあります。とはいえチケットなしで乗車したのが見つかればかなりの罰金を払うことになるので、チケットは必ず購入してください。
ごくたまにですが、パスポートの提示を求められることがあります。
私はその際コピーを持っていたのでそれで代用できましたが、最近物騒なので、外国人は特に警戒されているようです。
TGVに乗る際もなにか身分を表明出来る物を持って行かれる事をおすすめします。
まとめ
地方ではパリとは違う表情の街や風景、人々に出会う事ができます。
フランスは地方によっても特色が違いとても楽しめる国です、ですので、このTGVを使って是非色々な町へ出かけてみて下さいね。
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