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イギリス滞在歴5年!実際に行って感動したイギリスの観光地10選

ストーンヘンジ

イギリスで生活する、イギリスに旅行に行くというと、ロンドンだけにしか行かないという人も圧倒的に多いのではないでしょうか。

しかし、イギリスにはロンドン以外にも魅力的な都市や観光スポットがたくさんあります。イギリス生活中の日帰り旅行や週末旅行、またはイギリス旅行のときのロンドン以外の訪問地の参考にしてみてください。

今回は、イギリス国内で実際に行ってみてよかった都市や観光スポットをご紹介していきます。

目次

エディンバラ

エディンバラ

旧市街、新市街ともに世界遺産として登録されているスコットランドの首都エディンバラ。 特に旧市街は、歴史的な建造物が多いため、中世のような雰囲気が漂っています。

ロンドンよりはこじんまりとしていて、街歩きも徒歩だけで楽しめます。

エディンバラという都市全体が観光地としてとてもおすすめなのですが、エディンバラに行くのなら、ランドマークであるエディンバラ城、ウイスキーの博物館である「スコッチウイスキー・エクスペリエンス」は外せません。

たとえ、ウイスキーが飲めなくても、ウイスキーがどのようにして作られているかを見て楽しめます。

エディンバラの新市街にあるカールトン・ヒルという丘をのぼると、エディンバラの街並みが一望でき、こちらもおすすめスポットです。

エディンバラに行ったら、パブで「ハギス」という食べ物を食べてみましょう。

これは、スコットランドの伝統料理で、羊の内臓をオートミールやスパイスと一緒に羊の胃袋に詰めて茹でたものです。

スコットランドではスーパーでも売られていますが、なかなかイングランドでは食べられないものです。

ロンドンからのアクセス

  • (飛行機)ヒースロー空港他、各空港からエディンバラまで1時間10分〜1時間半
  • (鉄道)ロンドン・キングスクロス駅からエディンバラ・ウェーヴァリー駅まで約4時間半
  • (バス)ロンドン・ヴィクトリアコーチステーションからエディンバラまで約9時間

★おすすめルート★

全ての交通手段が、事前予約で安いチケットが手に入ります。基本的にはバスが一番安いのですが、格安チケットや事前予約で、飛行機も電車もかなり格安に抑えられるので、かかる時間や快適さを考えると、少しでも出費を抑えたいという人以外にはバスはあまりおすすめできません。

飛行機は空港がロンドン郊外にあることや、チェックインの手間などを考えると、鉄道が一番楽な交通手段です。列車から見る、ロンドンーエディンバラ間の移り変わっていく風景は格別です。

ヨーク

ヨーク

イングランド北部、ノースヨークシャー州の都市であるヨークは、観光地としてイギリス人からも外国人からも、とても人気のスポットです。

ロンドンからも電車で2、3時間で行くことができるので、日帰り観光も十分可能な距離に位置しています。 ここのランドマークはヨーク大聖堂。

ちょっと大変ですが、ヨークに行った時には大聖堂の一番上まで登っておきましょう。ヨークの街が一望できます。

ヨークの素晴らしさは、特定の観光スポットというよりも、街全体です。

日本人が想像するようなイギリスの小都市といった佇まいで、どこを歩いても、イギリスらしい中世を思わせる風景が待っています。

ロンドンからのアクセス

  • (鉄道)ロンドン・キングスクロス駅、リバプールストリート駅からヨーク駅まで約2時間
  • (バス)ロンドン・ヴィクトリアコーチステーションからヨークまで約5時間半

★おすすめルート★

ロンドンからヨークまでは、断然鉄道が便利です。鉄道は、事前予約でかなり安くなり、日本円換算でも往復5,000円しないことも。

運良くもっと格安なチケットに出会えれば、もっと安くなります。 バスだとお菓子の値段のようなとても安いチケットも手に入りますが、バスを使うと日帰り旅行は厳しいですし、狭いので快適さはありません。

コッツウォルズ地方

コッツウォルズ地方

コッツウォルズは、イギリスの観光ガイドを見たことがある人なら、どなたでも目にしたことがあるでしょう。

現代とは思えないような、まるで絵本の世界のようにはちみつ色の家が建ち並ぶあのコッツウォルズです。

コッツウォルズとは、この地方全体の名前で、1つ1つの村にそれぞれ名前がついています。

コッツウォルズ観光で一番人気なのは、「バイブリー」という村です。イギリスで最も美しい村として賞賛されています。

コッツウォルズのベニスと呼ばれている「ボートン・オン・ザ・ウォーター」も、バイブリーに負けず劣らず美しい村です。

川辺を歩くのが好きだという人には、大変おすすめです。 かやぶき屋根の家があることで有名な「チッピング・カムデン」も、まさに「はちみつ色」という色をしたレンガでできた家が並び、とても素敵な村です。

コッツウォルズには、他にも雰囲気のある可愛い村があるのですが、車がないとコッツウォルズをまわるのは難しいので、ロンドンからならツアーに参加すると、効率が良いです。

ロンドンからのアクセス

  • (鉄道)ロンドン・パディントン駅からモートンインマーシュ駅まで約1時間半、ロンドン・パディントン駅からチェルトナムスパ駅まで約2時間半
  • (バス)ヒースロー空港バスステーションからチェルトナムスパまで約2時間半※モートンインマーシュ駅、チェルトナムスパ駅両方から、各村までの路線バスが出ています。

★おすすめルート★

基本的には、レンタカーやツアーを利用して、コッツウォルズ地方を周遊することをおすすめします。 バスだと、気になる村すべてを網羅することは難しく、複雑で時間もかかります。

行きたい場所が1、2箇所だったりする場合、時間に余裕がある場合は鉄道とバスを駆使した個人旅行をしても楽しいでしょう。ただし、英語に不安がある場合は、あまりおすすめできません。

ストラットフォード・アポン・エイボン

ストラットフォード・アポン・エイボン

上記のコッツウォルズは車がないとしっかりまわるのは難しいのですが、その近くのストラットフォード・アポン・エイボンなら、ロンドンからバスや電車一本で行けるため、交通の便が良いこともあり、とてもおすすめです。

この街はシェイクスピア生誕の場所としてとても有名で、街のいたるところにシェイクスピアを思わせる施設などがあります。

シェイクスピアがお好きなら、その生家や妻であるアン・ハサウェイの生まれた家などに行って見るといいでしょう。

他にもシェイクスピア関連の観光スポットがありますが、特にシェイクスピアに興味がなくても、ストラットフォード・アポン・エイボンは訪れたことを後悔しないはずです。

ストラットフォード・アポン・エイボンは、そのこぢんまりとしたエリア内に美しい街並みがぎゅっと詰まっています。

街のところどころに点在している、白い壁に黒い木枠といったデザインの古い木造の建物がとても可愛く、街を歩いているだけで、楽しい気分になるでしょう。

街中を流れるエイボン川周辺は、緑が多くとても美しく、ぼんやりと座っているだけで癒されます。

また、エイボン川をボートでゆっくりと渡るような船もでていて、これに乗ると、エイボン川からの街並みが楽しめます。

ロンドンからのアクセス

  • (鉄道)ロンドン・メリルボーン駅からストラットフォード・アポン・エイボン駅まで約2時間
  • (バス)ロンドン・ヴィクトリアコーチステーションからストラットフォード・アポン・エイボンまで約3時間

★おすすめルート★

ストラットフォード・アポン・エイボンは、鉄道でもバスでも日帰り旅行が可能な距離です。時間差も1時間程度なので、値段を重視するならバス、快適さを重視するなら鉄道と決めるといいでしょう。

鉄道は当日券だとバスに比べると大分高くなりますが、こちらも事前予約で安いチケットがあります。

カンタベリー

カンタベリー

ロンドンから電車で最短1時間程度と、大変アクセスの良いカンタベリーは、イギリス南東部に位置する、歴史ある街です。

ランドマークは、カンタベリー大聖堂。もちろん、カンタベリーに行った際には、こちらは必見です。 街全体は小さく、数時間もあれば中心地は歩いて回れてしまいます。

こちらも世界遺産に登録されている歴史的建造物が大変美しい街で、可愛い石造りの建物が並び、中世の雰囲気が漂っています。

留学生や旅行者が多いためか、街の人がフレンドリーなことも印象的です。

ロンドンからのアクセス

  • (鉄道)ロンドン・キングスクロス駅からカンタベリー・ウエスト駅まで最短約1時間、他ロンドン主要鉄道駅からカンタベリー・ウエスト駅まで約1時間45分
  • (バス)ロンドン・ヴィクトリアコーチステーションからカンタベリーまで約2時間

★おすすめルート★

値段と時間のバランスを考えると、カンタベリーへはバスで行くことをおすすめします。探せばかなり安いチケットも手に入ります。

チェスター

チェスター

イギリスの各地に点在する、白壁に黒い木枠というデザインの古い建築様式。これは、チューダー様式というものなのですが、チェスターに行くと、中心街はほとんどこのチューダー様式の建物です。

このチューダー様式の建物がつくる、中世の雰囲気が漂う街は、チューダー様式が好きな方、街歩きが好きな方にはたまりません。

チェスターはイギリス北西部の都市で、ロンドンから電車で約2時間と行きやすい場所にあり、チューダー様式の建物のほかには、城壁やチェスター大聖堂、チェスター城などが観光名所となっています。

ロンドンからのアクセス

  • (鉄道)ロンドン・ユーストン駅からチェスター駅まで約2時間
  • (バス)ロンドン・ヴィクトリアコーチステーションからチェスターまで約5時間

★おすすめルート★

チェスターに行くなら、早くて楽ちん快適な鉄道が断然おすすめです。バスは安いのですが、狭いので5時間乗っているのは体力的にきついでしょう。

ブライトン

ブライトン

ブライトンは誰もが知るイギリス屈指のリゾート地。のんびりとした雰囲気が漂う海辺の街で、美味しいシーフードや、綺麗なビーチが楽しめます。

ブライトンでは、10月頃でも海に入って泳いでる人を見かけたりもします。

ビーチでぼーっとする以外におすすめなのは、海上遊園地のブライトン・ピア。小さな遊園地ではありますが、海の眺めも楽しめ、大人も子どもも満足できます。

ロンドンからのアクセス

  • (鉄道)ロンドン・ヴィクトリア駅からブライトン駅まで約1時間
  • (バス)ロンドン・ヴィクトリアコーチステーションからブライトンまで約1時間45分

★おすすめルート★

ブライトンはロンドンから近いため、鉄道でもバスでも時間がかかりません。突然思い立って行く旅なら、鉄道の方がシンプルでわかりやすいこともあり、おすすめできます。

バスでも当日券は簡単に購入可能です。 どちらも同じヴィクトリア駅から出ているので、快適さを求めるなら鉄道、安い方がいいならバスという風に選びましょう。

バース

街全体が世界遺産になっているバースも、イギリスの観光地としては超有名ですね。 みどころのローマンバス博物館は一見の価値あり。

イギリスに住んでいるなら、一度は行っておくべきです。これは、イギリスがローマ帝国支配下にあった2世紀頃にできた大浴場の遺跡です。

バースといえばこの博物館のイメージが強いのですが、そこはどこに行っても街歩きが楽しい街並みが続くイギリス。

バースの街並みは、この辺りで取れるはちみつ色のバース・ストーンでできていて、個性があり、美しく大人気です。

イギリスの建物が好きだという人は、チェスターのチューダー様式か、バースのようなはちみつ色でできた建物かのどちらかのファンに分かれるのではないでしょうか。

ロンドンからのアクセス

  • (鉄道)ロンドン・パディントン駅からバース駅まで約1時間半
  • (バス)ロンドン・ヴィクトリアコーチステーションからバースまで約3時間

★おすすめルート★

日帰り旅行なら鉄道の方が便利ですが、バスでも朝早くでて、夜遅く帰るようなプランなら、十分ロンドンから日帰りできます。

さまざまなバスツアーで、バースとストーンヘンジがセットになっていることが多いので、ストーンヘンジに興味があるならツアーに参加することをおすすめします。

湖水地方

湖水地方

湖水地方は、こちらも日本からイギリス全土をまわるようなツアーで大人気の観光地ですね。 ピーターラビットの故郷としても知られている湖水地方は、自然が多く、その自然にマッチした絵本の世界のような建物が魅力的です。

「湖水地方」というだけあって、湖が多く、水と緑の美しい景色が楽しめます。

都会の喧騒を離れて、ゆっくりしたいという人には大変おすすめの観光スポットです。

ロンドンからのアクセス

(鉄道)ロンドン・ユーストン駅からオクセンホルム駅乗り換え、ウィンダミア駅まで約3時間半

(バス)ロンドン・ヴィクトリアコーチステーションからウィンダミアまで約8時間

★おすすめルート★

湖水地方までは、公共交通機関もありますが、交通の便が不便なため、効率良くまわるならツアーへの参加が一番おすすめです。

ストーンヘンジ

ストーンヘンジ

謎の遺跡として知られている世界遺産のストーンヘンジも、よく知られていますね。

巨大な石が円形に組んで作られた遺跡ですが、未だになぜこの遺跡が建てられたのかわかっていません。

宇宙との交信説があったり、天文計算機説があったり、治療場説があったりしますが、そういったミステリーも予習してから訪れると、一層楽しめるでしょう。

ストーンヘンジは、紀元前2,500年から紀元前2,000年の間に作られたと考えられていますが、そんなにも前にこんな巨大な石をどうやって並べていたのかと、思いを馳せるのもいいですね。

遺跡が好きだという人にはかなりおすすめです。周囲に何もないので、ツアーを利用して訪れましょう。

ロンドンからのアクセス

(公共交通機関の場合) ロンドン・ウォータールー駅からソールズベリー駅まで約1時間半 ソールズベリーからストーンヘンジビジターセンターまで約20分

※ソールズベリー観光案内所にて、ストーンヘンジ行きのバスチケット購入要

★おすすめルート★

バースと一緒になったバスツアーへの参加が一番効率がよくおすすめです。 英語が話せる+行き先がストーンヘンジのみという場合は、上記の公共交通機関を使う方法でも楽にたどり着けます。

まとめ

このようにイギリスには観光スポットがたくさんあるのですが、ここで紹介したスポット以外の街や村も、まるでデザインされたかのように美しい街並み・景色が広がっていて、歩くだけで楽しめます。

そんな魅力的なスポットの多いイギリスで、ロンドンだけで終わったらもったいないですよね。滞在中は、さまざまな場所に訪れて、ロンドン以外のイギリスも感じてみましょう。

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この記事を書いた人

旅、ダンス、飲食、睡眠、語学をこよなく愛する日本人。1日中その5つとライター業しかしていない生活を送っています。
過去のイギリス在住歴5年弱。ヨーロッパとアジア圏は渡航歴多数。イスラム圏の建造物とご飯の美味しい国が好きです。
ユーラシア大陸に飽きたので、ラテンアメリカに行くためにスペイン語習得中。

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