チェンマイ大学の水曜定期市とロイヤルプロジェクト

定期市場 東南アジア

チェンマイでは、ワロロット市場をはじめ毎日開かれるもの、毎週1〜2回開かれる定期市など大小さまざまな市場があります。

地元の人たちの台所として、市場では野菜、お肉、魚、お惣菜はもちろん、日常生活用品などありとあらゆるものが売られています。

市場はたくさんあるのですが、それぞれの雰囲気は全然違います。個人的な感想になりますが、市場によっては日本と衛生感覚が違いすぎて買えない…と思うところもありました。

そして、農薬を多く使う野菜が売られていることもあるそうです。

そこで私が安心安全な野菜を買うため利用している市場は、チェンマイ大学内で毎週水曜日に催されている水曜野菜定期市です。

定期市以外にもロイヤルプロジェクトショップや大学の売店、カフェなどが隣接してありますので一緒にご紹介します。

  • 住所:Chiang Mai Outer Ring Rd, Tambon Su Thep, Amphoe Mueang Chiang Mai, Chang Wat Chiang Mai 50200 タイ
  • 行き方:チェンマイ大学には正門と裏門があります。Suthep通り沿い、トンパヨーム市場近くの裏門から入ってすぐになります。

水曜野菜定期市

水曜野菜定期市

チェンマイ大学の裏門をくぐり、左に進んでください。すぐに果物を売っている市場があります。

果物

季節の果物が入れ替わり陳列されていて、今の旬がよくわかります。

量り売りが基本

ほとんどが量り売りで、必要な分だけ袋に入れて店員さんに渡し、お会計するシステムです。こちらは毎日営業している市場で、水曜定期市とは関係ありません。そしてそのまま奥に進んでいくと、水曜日に開かれている市場になります。

まず野菜、お米、果物のお店が並び、奥の方に行くとお惣菜、デザート、屋根がなくなる所まで行くと、豆腐や厚揚げ、コーヒーのお店へと続きます。この市場は地元の人も観光客も大勢押し寄せごった返しています。

安全野菜がコンセプト

野菜は無農薬なのか減農薬などの安全野菜がコンセプトの市場なので、他の市場よりも安全なものが手に入ります。

野菜市場

水曜野菜定期市に入ってすぐ左のこちらのお店は、日本でおなじみの野菜が多く置かれています。

きゅうり、トマト、白菜やにらなどがスーパーの半額ぐらいで買えます。

お惣菜のお店

この写真は、お惣菜のお店です。タイ料理が袋詰されています。私がこちらでよく購入するのは豆乳です。

スーパーで売られているものの多くが砂糖入りでなかなか気にいる豆乳がなかったところ、こちらで無調整の豆乳を発見しました。作りたてで熱々の豆乳をビニール袋に入れていてちょっとびっくりしますが、おいしいです。

奥に見える白いのが豆乳です。砂糖なしのものはばってんが目印です。写真に写っていないのですが、揚げパンもすぐ近くで揚げています。

豆乳と揚げパンはタイの一般的な朝食のメニューの一つですが、日本人にとっても食べやすい味だと思います。

ココナッツ

ココナッツジュースも目の前で用意してくれます。1つ50THB。

  • 水曜定期市
  • 営業時間:毎週水曜日8:00〜12:00頃

ロイヤルプロジェクトショップ・チェンマイ店

ロイヤルプロジェクトショップ

チェンマイ大学の裏門を入って正面に見えるレンガの建物は、ロイヤルプロジェクトの商品が置かれているお店「ロイヤルプロジェクトショップ・チェンマイ店」です。

ここはロイヤルプロジェクトの商品とカフェが併設されています。「ロイヤルプロジェクト」というのは、タイ王室がタイ北部の農民たちを支援するプロジェクトです。

一昔前まで、タイ北部の農民たちは生活のために違法であるケシの実を育てていたそうです。その暮らしを見た故プミポン国王が農民たちに農業を教え、農業で生活できるようにしようとしたことが始まりです。

減農薬の野菜

ロイヤルプロジェクトの商品は無農薬というわけではありませんが、極力不要な農薬を使わず作られた野菜や農作物です。タイでは大量の農薬、危険な農薬を使用した野菜が売られていることが問題になっています。

こちらの野菜は農薬を使用してはいますが、他の市場で売られている野菜よりは低農薬ですし、国のプロジェクト名がついた野菜ということで安心、しかもお手頃な値段で買うことができます。

同じロイヤルプロジェクトの野菜はスーパーでも売られていますが、こちらで買ったほうが安いです。

ハーブの化粧品

ロイヤルプロジェクトには野菜だけでなく、お茶、コーヒー、ジュース、ハーブを使った虫除けや基礎化粧品など様々なものがあります。

スーパーでもロイヤルプロジェクトの商品は売られていますが、それはほんの一部の商品なので、ロイヤルプロジェクトショップでのお買い物がおすすめです。品質もいい上、パッケージも可愛らしいのでお土産にもぴったりですよ。

そして併設されているカフェは屋内、屋外にそれぞれゆったりとした席があります。コーヒーの他に軽食もあり、こちらのスコーンはおいしいです。カフェのみ、9時開店です。

チェンマイ大学の売店

チェンマイ大学の売店

チェンマイ大学の裏門を入って右側を見ると、上の写真のような建物があります。こちらはチェンマイ大学の売店です。

野菜や果物、ココナッツオイルやはちみつ、お菓子やお茶などが売られています。

オーガニック野菜

オーガニック野菜

こちらの野菜はロイヤルプロジェクトの野菜、スーパーで売っているものと同じブランドの野菜、オーガニックの野菜が置かれています。

写真を撮った日はとても品揃えがよかったのですが、日によってほとんど陳列されていない日もあります。

チェンマイ大学の売店に置かれているもののほとんどは、リンピンスーパー(輸入品を多く扱う高級スーパー)や健康食品を取り扱うお店に置かれているものと同じです。

値段は変わらないのですが、ここは在庫が残っているのでスーパーで売り切れているものもこちらでは残っていることがあります。

  • 営業時間:8:00〜18:00
  • 定休日:なし

メージョー大学のロイヤルプロジェクト

メージョー大学のロイヤルプロジェクト

先日、以前はなかったテントが大学の売店の向いにありました。メージョー大学の学生たちによるロイヤルプロジェクトの野菜の販売のようでした。

AGGIE HUT

AGGIE HUTの売店

メージョー大学のロイヤルプロジェクトの奥には、AGGIE HUTというカフェ兼売店があります。この売店の特徴は、日持ちしにくいお弁当やおかしを販売しているところです。

その他にもキヌア、チアシード、グラノーラ、アーモンドミルクなどの健康食品が売られています。

今流行りのキヌアやチアシードは日本で買うと輸入品しかなく値段も高いですが、タイで生産されたものはオーガニックのものでも割安な価格です。

健康思考の方にとってこのお店の商品のセレクトは満足できるものだと思います。野菜はオーガニックのものがメインで売られていますが、品揃えはあまり多くはありません。

  • 営業時間:8:00〜18:00
  • 定休日:なし

まとめ

いかがでしたか?

タイの中でもチェンマイは農業の盛んな地域です。チェンマイをはじめ北タイで生産された野菜がバンコクに送られているので、チェンマイはタイの中でもおいしい野菜が食べられるところなのです。

しかし、とても暑い国なので野菜が傷みにくいように近年は農薬を多く使うようになったというのも事実です。

危険な農薬を使わないように政府は抜き打ち検査を行い、取り締まりをしているようですが、自分で買うものは出来る限り良いものを選んで身を守ることも大切です。

チェンマイで買う野菜は小ぶりで形もいびつ、虫がついてくることも普通にあります。しかしそれが自然の姿です。

ぜひ、チェンマイのおいしい野菜を食べてみてください。

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