チェンマイのレストランで時々見かけるのが「ベジタリアン」や「ヴィーガン」の文字。完全にベジタリアン、ヴィーガンメニューしか出さないお店もあれば、一部のメニューだけ、というところなどレストランによって様々です。
*大まかな説明になりますが、ベジタリアンとは植物性食品と乳製品・卵を食べる人たちのこと、ヴィーガンとは植物性食品のみを食べる人たちのことです。
純粋なタイ料理はどうしても野菜不足になりがちなので、私は野菜がたくさん食べられる料理を求めて、ベジタリアンレストランを度々訪れます。
今回は、おいしくてコストパフォーマンスに優れたベジタリアン料理が食べられるチェンマイのおすすめレストランを4つ紹介します。
ImmAim
ここはパン、スクランブルエッグ、サラダのシンプルなブレックファーストのワンプレートから、生春巻き、さつまいものピタパン、ラップサンドなどの多国籍料理、タイカレーやパッタイ(米粉麺のタイ風焼きそば)などの本格的タイ料理までバリエーション豊富です。
そしてドリンクも個性的で、バナナミルクシェイクにごまが入っているなど、フルーツドリンクでも変わり種のメニューがたくさんあります。ちょっと変わったベジタリアン料理が食べたい方におすすめです。どのメニューもボリュームたっぷりで、味もおいしいですよ。
昼時は西洋人のお客さんで埋め尽くされています。店員さんはフレンドリーでさりげない気配りに好感が持てました。その店員さんによると日本人はまだあまり来ていないそうです。
基本情報
- 名称:Imm Aim
- 住所:7/3 Santirak Rd., (Near Santitham Temple) Muang, Ching Mai ช้างเผือก เมือง Chang Wat Chiang Mai 50300 タイ
- 営業時間:10:00〜20:00
- 電話番号:+66 89 264 5511
- 参考サイト:https://www.facebook.com/ImmAimVegetarianCafe
Anchan Vegetarian Restaurant
タイ料理のベジタリアンレストランです。アンチャンというのは、タイのハーブで料理やドリンク、石鹸などにも使われている紫色のお花です。
ここのお店のコンセプトは、「お肉が恋しくなくなるベジタリアン料理」。その名の通り、お肉が入っていないのにボリュームも腹持ちもいい料理を食べられます。
オーナーが持っている農園で栽培したバジル、レモングラスなどのハーブや自家製の鶏の卵を使っているそうです。
メニューはベジタリアンのタイ料理です。私はこのお店でタイカレーを初めて食べましたが、辛いばかりではなくハーブがよく効いて旨味も感じられ、おいしく食べられました。
インドネシアの大豆の発酵食品、テンペ(関連:インドネシアの伝統食品、栄養満点の大豆のテンペ)を使った料理も食べられます。
基本情報
- 名称:Anchan Vegetarian Restaurant
- 住所:Nimmana Haeminda Between Lane 6- Lane 10, Suthep, Mueang Chiang Mai, Chiang Mai 50200, Thailand, Tambon Su Thep, Amphoe Mueang Chiang Mai, Chang Wat Chiang Mai 50200 タイ
- 営業時間:11:30〜20:30
- 電話番号:+66 83 581 1689
- 参考サイト:https://m.facebook.com/AnchanVegetarianRestaurant
Ramon cafe
チェンマイ大学アートセンターの敷地内、土で作られた家の「ラモンカフェ」。以前、「Din Dee」というカフェを日本人オーナーがオープンさせたのですが、最近日本人オーナーが辞め、カフェの名前が変わりました。
メニューはDin Deeの時とほとんど同じものだと思います。ここのメニューはタイ料理を少し日本風にアレンジしたごぼうのチャーハンや、カレン族のサラダなど珍しいお料理が食べられます。
辛さも調節できるので、辛いものが苦手な方にもおすすめのお店です。メニューは日本語と写真付きで選びやすいです。
基本情報
- 名称:Ramon cafe
- 住所:At the ChiangMai Univ.Art Center, Nimmanheimin Rd., T. A.Muang, ChiangMai, 50200, Tambon Su Thep, Amphoe Mueang Chiang Mai, Chang Wat Chiang Mai 50200 タイ
- 営業時間:10:00〜18:00
- 電話番号:+66 53 289 046
Pun Pun Wat Suan Dok
このお店は、ワットスワンドークという大きなお寺の境内にあります。Figaro誌やNew York Timesでも紹介されたことのある、知る人ぞ知るレストランです。
パンパンは、チェンマイのオーガニック農家と安全な食を求める人達を結びつけるためにオーナーのJon Jandaiさんによって作られたレストランです。出来る限り地元産のオーガニック食材を使っているそうです。
ベジタリアンタイ料理が豊富にあります。たくさんメニューがありすぎて迷ってしまうのですが、日本語メニューがあるので安心です。豆腐を使った料理やお店の名前がついたパンパンサラダなどが名物です。野菜をもりもり食べられます。
ほかにも体に良さそうな野菜ジュースが何種類か揃っています。
基本情報
- 名称:Pun Pun Wat Suan Dok
- 住所:139 Suthep Rd, Tambon Su Thep, Amphoe Mueang Chiang Mai, Chang Watc Chiang Mai 50200 タイ
- 営業時間:9:00〜16:00
- 電話番号:+66 84 365 6581
- 公式サイト:http://www.punpunthailand.org/index.html
まとめ
今回ご紹介したお店はほとんど一皿80〜150THB(約240円〜450円)ほどで食べられるところばかりです。
現地の人の行くタイ料理屋さんより少し値段が高くなりますが、この値段でこのおいしさはコストパフォーマンスが本当にいいです。
レストランで使われている野菜も日本で食べるものと少し違う種類のものだったり、メニューもサラダばかりではなく、ベジタリアンのタイ料理だったりと、ベジタリアンの方でなくても楽しめるレストランばかりだと思います。
タイにはギンジェーと呼ばれる齋食(菜食)週間が年に一度あります。これはもともと南部に移住した華僑が始めたものらしく、旧暦9月1日から9日間菜食で過ごし身を清めるそうです。
その時期になるとスーパーやレストランの至るところで、「齋」と書かれた黄色い旗をみかけます。その旗のあるところは、ベジタリアン料理を出しているという目印になります。
齋食習慣でもそうでなくても、ヘルシーでおいしいタイのベジタリアンレストランに行ってみてはいかがでしょうか?
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