マレーシアに限らず、アジア地域は物価が安いので、日本よりもいい暮らしが出来る!と思いがちです。実際私も、こちら(クアラルンプール)に来るまでは、生活費を安く抑えることが出来るものだとばかり思っていました。
しかし実際は、同じクアラルンプール市内でも住むエリアによってばらつきがあるとは思いますが、そんなに安く抑えることができない……と思っています。
今後こちらに来て生活をしたいと考えていらっしゃる皆さんに少しでも参考になるよう、今回は夫婦2人、1ヶ月の生活費をまとめてみようと思います。
我が家ではざっくりと下記の項目で1ヶ月の生活費を分けています。
1RM=約26円
マレーシアで暮らす夫婦二人の生活費
マレーシアで暮らす夫婦二人の家賃
1ヶ月の家賃ですが、3,100RM(約80,600円)です。
日本の大都市ですと、この価格なら1ルーム、又は1K位の広さのお部屋の家賃になるかと思います。
こちらクアラルンプールの場合は、この金額で、
- 2LDK
- バスルーム2つ付き
- セキュリティ24時間常駐
- ジム
- プール
があるレベルのお部屋を借りることが出来ます。
日本から比べれば、比較的安いお値段で広めのお部屋を借りることが出来ると思います。
日本人が住めるレベルの部屋の最低家賃は?
日本人の方が住めるレベルのお部屋となると、2,000RM(約52,000円)以上、ある程度セキュリティがしっかりしているコンドミニアム(日本のマンションにあたる)を借りた方がよいと不動産屋さんに勧められました。
しかし、もう少しゆったりと広い家に住みたい!というには、1軒屋という選択もあります。実際、1軒家を借りて住んでいらっしゃる方もたくさんいます。
マレーシアで暮らす夫婦二人の食費
各月によってもばらつきが多少あるのですが、この数ヶ月の食費(自炊分)の平均は約700RM(約18,200円)です。
私が住むエリアは、街の中心地から少し離れているのですが、外国人が多く住むエリアの1つのため、総じてスーパーで売られている物の価格が高いように感じています。
例
- 牛乳1L・・・約8RM=約208円
- 卵・・・・・約5RM=約130円
- きゅうり・・約4RM=約104円
- 鶏肉(ささみ)・・・約9RM=234円(300g程度)
- 豚肉・・・・約15RM=約390円(300g程度)
物価が日本の1/3と言われているマレーシアにおいて上記の価格だと、さほど安い訳でもないことがわかって頂けるのではないかと思います。
マレーシアで暮らす夫婦二人の外食費
こちらも、各月によってばらつきは多少あるものの、平均は約500RM(約13,000円)です。我が家は週末の2日間のお昼又は夜のどちらか1回を外で食べています。
なので単純計算として月に約8回程外食をしていることになるのですが、その内6回ほどがローカル食堂で、残りの2回が少しいいお店(外国料理や日本食などを含む)になります。
ローカル食堂の目安
ローカル食堂であれば、1人分が1食10RM〜15RM(約260〜390円)程、それに飲み物代が入って約15RM〜20RM(約390〜520円)くらい、2人分ですので、30RM〜40RM(約780〜1,040円)が6回で、約180RM〜240RM(約4,680〜6,240円)になります。
残りの2回は高く見積もっても2人で1回100RM(約2,600円)いくかいかないか程度となり、2回で約200RM(約5,200円)。
またローカルカフェではなく、日本にあるようなカフェに入ると、2人分で約30RM(約780円)程かかるので、月の外食費が500RM弱(約13,000円)となっています。
マレーシアで暮らす夫婦二人の光熱費
マレーシアの光熱費はかなり安めです。支払っているのは、ガス、水道、下水道、電気となり、それぞれの平均額は下記の通りです。
- ガス代:毎月ほぼ一定金額の4RM(約104円)
- 水道代:毎月約10RM強(約260円)
- 下水道代:3ヶ月に1度の支払いで、8RM/月=24RM/3ヶ月(1ヶ月約208円)
- 電気代:こちらが一番高く、140RM(約3,640円)程。天井についているファンのみ使用していた際は100RM(約2,600円)/月、でしたが、現在は除湿の兼ね合いからクーラーを1日に6時間〜8時間使用するようになったため、電気代が上がっています。
マレーシアで暮らす夫婦二人の通信費
通信費として支払っているのは、携帯電話代と、インターネット代です。
携帯は一番安い設定のプランで、毎月1G使用で29.9RM(約777円)/1人分。2人分払っていますので、毎月59.8RM(約1,555円)になります。
インターネット代は、150RM(約3,900円)/月。
携帯電話の料金が比較的安めなのに対して、インターネット代はかなり高く、現地の一般家庭ではなかなか普及はしていないだろうと思われます。
マレーシアで暮らす夫婦二人の生活必需品費
こちらには、衣類用洗剤、食器用洗剤、トイレットペーパー、浄水器カートリッジ代、シャンプー、石鹸、その他の文具、生活に必要な臨時出費(収納ボックスの購入、除湿剤などなど)が当たります。
こちらも平均すると400〜450RM(約10,400〜11,700円)/月になります。
マレーシアで暮らす夫婦二人の雑費
雑費には、交際費や交通費、私(収入なし)のお小遣いなどをまとめています。
こちらは約300RM〜500RM(約7,800〜13,000円)/月とばらつきがあります。日本へ一時帰国する前には、お土産代などで跳ね上がりますし、特に何も買わない月などは、かなり低い金額に抑えることもできているので、かなり変動のある項目です。
マレーシアで暮らす夫婦二人の生活費合計
- 家賃:3,100RM(約80,600円)
- 食費:1,200RM(約31,200円)
- 光熱費:162RM(約4,212円)
- 通信費:209.8RM(約5,454円)
- 日用品費:400〜450RM(約10,400〜11,700円)
- 雑費:300RM〜500RM(約7,800〜13,000円)
- 合計:約5,600RM(約145,600円)
家賃分を差し引くと、生活費のみで約2,300RM〜2,500RM(約59,800〜65,000円)当たりで落ち着いています。こうやって見直すと、まだまだ改善出来る余地がありますね。
生活するエリア、ご家族の人数、ライフスタイルなどに寄ってもガラッと変わってくると思いますが、目安として参考にして頂けたら、と思います。
夫婦二人の移住準備にはいくらかかるのか
ざっくりに何にお金がかかるのかを紹介します。
部屋の契約時には、敷金として家賃の2ヶ月分の6,200RM(約161,200円)がかかります。また、紹介料として1ヶ月分3,100RM(約80,600円)の支払いがります。
航空券はLCCなどを使えば比較的安く抑えることができます。荷物なども考えると、二人で片道50,000円〜100,000円が目安になります。
ビザなし滞在は90日まで
マレーシアでビザなしで滞在できるのは90日までとなっています。そのため、移住をするならビザが必須になります。
ロングステイ用のビザには「MM2H」があり、ビザ代の900RM(約23,400円)がかかります。
ビザ代行業者を利用すると、20万円ほどの費用がかかります。
少なくても50万円は必要
日本からマレーシアへ持っていくものの準備を考えると、少なくても50〜70万円前後は準備、150万円程度用意できれば安心できます。
自分の生活スタイルによっても異なってきますので、どのような生活をしていくのかシミュレーションをしておきましょう。
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