トロントに滞在することに決まったあなた。代理店が手配してくれた家にホームステイする人も多いです。
しかし、住み慣れてくるとどうしても夜が遅くなってしまったりすることもしばしば。ホームステイだとやはり気を遣ってしまいますよね。
住んでから何ヶ月かで、シェアハウスに移ったり個人で部屋を借りる人が多くなります。実際に私も最初ホームステイからスタートしましたが、途中でシェアハウスに変えています。
ただここで注意しなければいけないのが、トロントでの部屋の探し方です。日本とはシステムが違うところ多々あり、必ず事前にチェックしておきたい項目がいくつかあります。
今回はその項目をなるべくわかりやすくまとめてみました。部屋を探す時に参考にしてみてくださいね!
おすすめの部屋探し情報サイト
部屋探しのサイトは数多くありますが、一番おすすめなのは日本人向けの部屋探し情報サイト「e-Maple(イーメイプル)」です。
情報が日本語で書いてあるため細かい情報まで理解でき、契約条件の勘違いなどの大きなトラブルを防ぐことができます。
また、日本人に向けての募集なので大家さんはある程度日本の文化や日本人の気質を理解してくれている人が多いです。
そのため、何かあった時にはすぐに行動してくれるため他よりも安心して住むことが出来ます。
コンタクトを取る時に気をつけたいこと
e-Mapleには直接大家さんに問い合わせるフォームがあります。ここで、問い合わせする際に気を付けたいことをいくつかご紹介します。
文章は基本英語で
→日本語が通じる人もいますが、多くの大家さんは意外と通じません。
希望入居期間、見学希望日を明確に伝える
→希望する入居期間が募集先と合わないこともしばしば。見学に行く前に、条件が大丈夫かを必ず確かめておきましょう!
急ぐ時には電話
→メールでの問い合わせだとどうしても時間がかかってしまうもの。数日中に部屋を決めたいなど急ぎの時には、思い切って電話して直接聞いてみましょう!
契約期間別の家賃相場
契約期間によって家賃の相場が変わってきます。やはり期間が長い方がお得になります。
下記は期間ごとの平均の家賃相場です。
- 1週間以内:$30/日
- 1週間~3ヶ月:$750/月
- 3ヶ月以上:$600/月
3ヶ月以上の契約しかできない!というところも多いので、短期滞在の人は募集要項を気をつけてくださいね。書いていない場合は、必ず問い合わせてみましょう!
上記に書いてあるのは、あくまでも平均の相場です。
3か月以上では、だいたい$375~$800/月とかなり幅があるので、実際に行って土地柄や部屋の雰囲気を確かめてみましょう。また、治安や交通の便なども併せてチェックしてくださいね。
家賃の支払い方法は?
日本では振り込みや引き落としが主流ですが、トロントではほぼ現金での取引です。その分契約書がなく、双方が同意のもと1ヶ月分の家賃を現金で支払った時点で住むことができます。
面倒な取引がないので、とっても楽ですよね!毎月の支払いももちろん現金なので、必ず現金を引き出せる状態にしておくことが重要です。
滞在期間が短期、長期それぞれの人のための現金を用意するおすすめの方法は下記の通りです。
- 短期滞在→海外のATMで外貨を引き出せるクレジットカードを持って行く
- 長期滞在→カナダの銀行口座を作る
この方法が一番簡単で、家賃の支払以外でも役に立つことが多いので、おすすめです。出国前に是非準備しておいてくださいね!
部屋のルールを聞いておこう!
契約する家によってルールも様々。
門限があったり掃除のルールが細かく定められているところもあれば、ほとんどルールがなく自由なところもあります。
事前にきちんと確認しておかないと、後でトラブルになって最悪出て行かないといけないということも。快適に過ごすため、必ず確認してルールを守りましょう。
ちなみに筆者が契約した日本人のシェアハウスは門限もなくほとんど自由でしたが、他の人を部屋に招くときは事前に連絡して滞在日に応じたお金を払わないといけないというルールがありました。
本当にその家によって違うので、ここは気をつけておいた方が良いポイントです。
部屋選びのポイント
部屋を選ぶ時、確認しておきたいポイントが2つかあります。大事なことをご紹介しますので、参考にしてみてくださいね。
土地柄
前項でお伝えした治安ももちろんチェックしなければいけませんが、治安以外にもそれぞれの土地で特徴があるので、よく調べて把握しておくことが大切です。
学校・職場から近い場所、買い物がしやすいか、近くに緑があるかなど住みたい条件は人それぞれ。
あなたが譲れない、と思う条件を明確にして、それに合った土地を見つけてみてくださいね。主要な土地の特徴を下に挙げていますので、参考にしてみてください。
日本食が調達しやすい:Christie駅、Finch駅周辺
→近くにコリアンタウンがあるため、日本のものを扱うお店が多い
交通の便が良い:Young-Bloor駅、Spadina駅やその周辺、Eglinton駅
→Downtownの中心部で、比較的どこでも出やすい(家賃は高め)
のんびりとした環境:西側エリア
→物件数は少なめですが比較的家賃が安く、緑も多くてのどかな環境
一緒に住む人、近くに住む人の特徴
どんな環境で過ごしたいかによって、部屋をシェアする人を決めた方が良いです。毎日の生活をストレスなく穏やかに送りたい人は、日本人や近くのアジア圏の人と住むのがおすすめです。
文化が近いため、お互い通じるものがありあまりトラブルも起きません。ただ英語を使う機会が少ないため、生活の中で英語を上達させるのは少し難しいかもしれません。
英語を早く上達させたい、異文化の刺激が欲しい人はアジア圏以外の国の人と住むのがおすすめです。積極的に会話するため、普段の生活でメキメキと英語が上達していきます。
ただ、全く文化が違うため住むうえで騒音やルールを巡ってどうしてもトラブルが起きてしまいがちです。各自の目的や希望を明確にして、自分に合った部屋を選んでみてくださいね。
まとめ
海外で部屋を借りるというと、すごく大掛かりで大変と思い不安になりますが、ポイントさえきちんと押さえておけば日本よりも手続きが簡単でスムーズです。
事前に物件の情報だけでなく自分の希望もしっかりと把握しておき、余裕を持って探してみてくださいね。
この記事を読んで、少しでも参考にしていただけると嬉しく思います。
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