ホーチミンで働いてわかったことがあります。初めての海外就職先として最適なのは、ニューヨークでもなく、タイでもなく……そう!ベトナムなんです。
初めて海外で働く人にはもちろん、ビジネスを始めたい人ややりがいを求めている人、新しいことにチャレンジしたい人にもおすすめしたい場所です。
では、ベトナムやホーチミンにはどんな魅力があるのか、実際にホーチミンで働く私の経験からご紹介します。
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ホーチミンには英語が話せなくても挑戦できる企業がある
そうなんです。何といってもNO.1の魅力は英語が話せなくても挑戦できる企業が多くあるということ。私の勤務先も、英語・ベトナム語ともにまっっったく必要ありません。
それはなぜか。日本語の話せる現地のベトナム人スタッフが多くいるからです。そして彼らは日本語が本当に上手なんです!
近年、ベトナムの学校で教える第二言語として英語のほかに日本語が選ばれました。これは日本人にとって素晴らしくありがたいこと。
多くの日系企業は日本語の話せるベトナム人を雇っているので、あなたが英語を話せなくてもOKなんです。
ホーチミンは他の東南アジア諸国よりもハードルが低い
以前は、東南アジアで人気の就職先といえばタイやマレーシアでした。
しかし、両国は近年、急速な成長を遂げたため、特殊スキルを持っている・経験が豊富である・タイ語や英語が話せるなど、求人の応募者に求められる条件のハードルが少し高いんです。
そのため、就職やワークパーミットの取得が困難になったという話をたくさん聞きます。
一方、べトナムは悲しいことに、いや、ありがたいことに?まだまだ発展途上国です。したがって、どうにか就労の申請が承認されやすいというのが実情です。
そのため、私のような高卒での就職希望者や、スキルのない一般の方にはかなり挑戦しやすい国というわけです。
いろいろな点で丁度いい
人によって、また勤め先によっても違うと思いますが、タイやマレーシア、シンガポールの都市部はベトナム以上に発展していて、どことなく日本に近い感じがします。
そして、8割以上の企業で英語のスキルが求められると言っても過言ではありません。
かといって、カンボジアやミャンマー、ラオス、ネパールはまだまだこれから発展していく国だと思うので、海外で働くのが初めての方が就職先として選ぶのはなかなか難しいかもしれません。医療機関なども充実していないところが多いです。
そこへいくと、ベトナムは色々な意味で丁度いいのです。
ホーチミンは仕事のチャンスが街中に転がっている
インターネット上で仕事を探すには限界がありますよね。
調べていても同じ企業しかヒットしなかったり、海外就職に強いエージェントに登録してみてもサービスによってはお金がかかったり……。また、就職後に紹介料を取られるケースもあります。
そのため、実際にベトナムに来てから就職活動する人も案外いるんです。
実際に、日本人コミュニティーの中での紹介で就職先が見つかった、飲み屋で知り合って意気投合しそのまま転職したという話も少なくありません。すごいですよね。
とにかく現地へ行ってみよう
英語もベトナム語も話せないけれど、どうしても東南アジアで働きたいという方は、一度ベトナムへお越しください。そして、ホーチミンの中心地を練り歩いてみましょう。
おすすめは中心地1区のレタントン通り(Le Thanh Ton)。日本人街なんて呼ばれるほど日本系列のお店が多い通りです。日本人向けのサービスアパートなんかもこの通りに揃っていますよ。
それから、ビンタン区のファンビッチャン(Pham Viet Chanh)もおすすめです。ここは第二の日本人街ともいわれていて、住んでいる日本人も少なくありません。
ちなみに、私もビンタン区に住んでいます。居酒屋はもちろん、バーや水炊き鍋屋さんなど日本人オーナーのお店が多いですよ。運が良ければ、日本人を募集している企業で働いている人と出会えるかもしれません!
ホーチミンは都会感と東南アジア感のバランスが絶妙
ベトナムと聞いて、畑と田んぼばかり、家は小さくて虫がたくさんいて、外国人なんてほとんどいない……。そんな場所を想像していませんか?驚くことなかれ、ホーチミンは都会です!
交通は少し不便ですが、住むのには何も問題ありません(ただし、虫・ゴキブリ・ヤモリ・ねずみはそこら中にたくさんいます)。
東南アジアに慣れている人には少し都会的すぎるかもしれませんが、日本から海外就職に初挑戦する方にはぴったりの場所だと思います。
都会の雰囲気の中にも、日本とは違う発展途上国独特の街並みや、急成長による変化が十分感じられます。
ホーチミンでは大きな仕事・目標に挑戦できる
日本の大企業で働いていると、若い社員の責任や決定権はどうしても小さくなってしまい、チャレンジできることも限られてしまいますよね。それなりの地位まで頑張って頑張って……30代、40代。
もちろん、その王道を行くのもいい人生経験であり、お給料を考えれば日本で働いていた方が3、4倍もらえると思います(物価もベトナムの2、3倍ですが……)。
けれど、それ以外の何かを求めるのなら、私はベトナムに来るべきだと思います。
距離が近いからこそのメリット
日本の小企業でも同じかもしれませんが、私の職場の場合、少ない人数だからこそ従業員同士の理解度は高く、会社のことを考えて働いていれば評価してもらえます。
なぜなら、日本の大企業とは違い、社長・オーナーは目の前にいて、その場で顔を見て意見を聞いてくれるからです。
これはあくまでも私の個人的な感じ方ですが、ベトナムという国に来て私が身につけたものは、人とのコミュニケーション能力や責任感、そして行動力、決断力なのかもしれません。
ベトナムで働く人の声
実際にベトナムで働いている人のコメントも少しご紹介します。
日本人女性(20代後半)
日本でできない経験ができるのに、お給料なんて気にならないよ。ここに来なければ知り合えなかった人と知り合えて、食事に行けて、仕事ができて。
日本での仕事も好きだったけれど、今の方が自分の行動やアイディアが会社の貢献につながっているのが肌で感じられてとても楽しめている。
長期間ここにいるかはわからないけれど、たくさんのことを吸収できている。来てよかったよ。
フランス人男性(20代前半)
興味のある仕事を企画から実行まですべて自分でオーガナイズできて、責任のある仕事も任せてもらえる。仕事はすごく楽しめているよ。
僕の会社は僕以外みんなベトナム人だから、作業の説明を理解してもらうのは少し難しい。僕も英語はセカンドランゲージだからね……。けれど彼らはすごく素直だし、一緒に働くのは全く苦じゃないよ。
新しいプロジェクトも低リスクでスタートできて、得られる成果は大きいことが多い。だからこそ、やりがいもあって楽しいよ。
まとめ~憧れているだけでは何も変わらない!
選ぶ仕事や会社によってもちろん違いますが、ベトナムで働く人には私を含め、仕事に対してやりがいを感じている人がとても多いと思います。
海外で生活することに憧れを持っている人は多くいますが、それを行動に移せる人だけが得られる充実感・満足感だと私は思います。
何かを変えたくて、新しい世界が見たくて、挑戦することにワクワクを感じられるのなら……WHY NOT COME!いつかあなたと、ホーチミンの一角の素敵なバーで偶然出会うことを楽しみにしています。
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