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ベトナムの保険・税金事情とは?ベトナムで働くなら知っておきたい保険や税金について

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ベトナムドン

社会保険制度や税金システムは国によって異なりますが、日本にいながらそれらの情報を得るのは非常に難しいです。

私は日本で会社員として働いた後、ベトナムで現地採用されました。日本と同じように、ここベトナムでも給料から保険料や税金が引かれます。

払うからにはきちんと中身も知っておきたいもの。ここでは、私がベトナムで就職して初めて知った保険料と税金について、実際の例をもとにご紹介したいと思います。

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ベトナムでも避けられない保険料と税金の支払い

先に述べた通り、私は現地採用されてベトナムの企業で働いているため、ベトナムの制度に従って保険料と税金を納めなければなりません

加入が義務付けられている保険は、

  • 健康保険
  • 社会保険
  • 失業保険

の3つです。会社によっては「外国人はこれ入らなくていいよ」という保険もあるかもしれませんが、これは実際に2018年1月現在の私の給与から引かれているものです。

また、源泉徴収されている税金は

  • 所得税

です。

ベトナムの給与からの天引き項目1. 健康保険

健康管理ツール

健康保険に加入することで、ベトナムの病院での医療費が全額無料になります。保険料は給与の1.5%、試用期間であっても入ることができます。

ただし、日本の健康保険と違い対象となる病院が決まっているので、対象外の病院にかかった場合は自己負担になる可能性があります。

できれば全額無料の指定病院へ行きたいところですが、やはり医療に関しては日本に比べるとまだまだ後進国なので、ローカルの病院へ行く日本人は非常に少ないです。

多くの日本人は日系や外資系の病院に行くため、保険対象外で自己負担になってしまいます。

海外旅行保険には入るべきか

ベトナムには健康保険があって医療費は無料だと聞いたとき、「じゃあ海外旅行保険は要らないな」と思っていました。しかし、指定の病院の質が微妙と知り、結局は海外旅行保険に加入しました。

ベトナムでは、デング熱やバイク事故による怪我などで病院へ行く機会もそこそこあると思います。物価が安いからと油断していると、医療費で全部持っていかれるということになりかねません。

海外旅行保険は、赴任前(日本出国前)でないと入れないケースもあります。ベトナムで就職するなら、かかれそうな病院を確認し、不安であれば海外旅行保険などへの加入を検討してみるとよいでしょう。

ベトナムの給与からの天引き項目2. 社会保険

計算

2018年1月から外国人の加入が必須になったものです。3ヶ月以上の雇用契約を結んだ社員は強制的に加入となります。保険料は給与の8%です。

内容としては、傷病給付、出産給付、労災補償などです。日本と違う点は「葬祭手当」というものが含まれている点でしょうか。これは労働者が死亡した場合に、葬祭をする人に支給される手当だそうです。

ベトナムでは冠婚葬祭にあたり、国としてしっかりと休みや手当を出すようです。

ベトナムの給与からの天引き項目3. 失業保険

12ヶ月以上雇用される場合は失業保険に加入することになります。対象はベトナム人となっていますが、私は任意で加入しています。保険料は給与の1%です。

12ヶ月以上働いて保険料を納めていれば、失業した場合に給与の60%が支給されるというものです。給付期間は失業理由に応じて変わるようですが、急な失業にもきちんと対応してくれるので安心ですね。

実際に失業保険をもらったという日本人に私は会ったことがないですが、12ヶ月以上働けばもらえるはずなので、もしも必要になったら申請してみましょう。

ベトナムの給与からの天引き項目4. 所得税

財布

忘れがちですが、所得税もしっかり引かれます。

日本と同じように累進課税制で、給与が高くなればなるほど税率も高くなります。税率は最小5%、最大35%です。

月額の給与に応じた主な税率は以下の通りです。

  • 5万〜9万円:15%
  • 9万〜16万円:20%
  • 16万〜26万円:25%
  • 26万〜40万円:30%

現地採用の多くの日本人は1ヶ月の給与が10万〜30万円程度だと思うので、20%〜25%の所得税を取られることになります。

それにしても、高いですよね。私も所得税が引かれることは聞いていましたが、実際に給与明細を見てびっくりしました。

就職先を決めるときは、額面の給与よりも手取りでいくらになるのかをしっかり確認しましょう。給与交渉は、所得税を考慮しながら行う必要がありそうです。

海外就職の際には日本の保険料・税金にも注意

書類

就職先がベトナムかどうかに関係なく、海外で働くなら日本の社会保険料や税金にも気をつけてください

私は、特に何も考えず日本の会社を辞めてベトナムへ渡った後、そこそこ大きい額の住民税の請求が来て驚きました……。

ベトナムには住民税はありませんが、日本に住民票を置いていると住民税を払い続ける必要があるため、日本の税金や保険料に関する手続き・支払いについてもしっかり調べましょう。

まとめ~最終的な手取り額を把握しておこう

日本にいたときは「税金が高い!」と思っていましたが、実際にこちらで働いてみて、ベトナムも意外に税金が高いことに気づきました。

「まあベトナムは物価が安いし……」と油断していると痛い目を見ます。

ベトナム就職するなら当然、現地での生活費も必要です。事前にしっかりと情報を調べ、採用面接の際には額面の給与から実際どの程度引かれるのかを聞いておいた方がいいと思います。

※この記事の内容は2018年3月現在のものです。

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浅倉まみ

浅倉まみ

投稿者プロフィール

福岡県出身。約1年半日本のIT企業で働いた後、ベトナムのホーチミンへ海外就職。猫派です。

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