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ベトナムでの生活費はどれくらい?ホーチミンで働く20代女性の1ヶ月の生活費

ベトナムドン

日本に比べて物価が安いとされるベトナム。物の値段は日本の3分の1とも言われています。

しかし、実際にベトナムで生活するとなると、1ヶ月にどのくらいのお金が必要なのか気になるところですよね。

私はベトナムのホーチミンで働き、生活しています。私のここでの暮らしをご紹介しながら、具体的に何にいくらかかっているのか、相場はどれくらいなのかをお伝えします。

※1米ドル(以下ドル)=約110円、1ベトナムドン(以下ドン)=約0.005円

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目次

ホーチミンではどの程度のレベルの生活ができるのか

ホーチミンのマーケット

当然ですが、ベトナム現地の人の生活レベルに近ければ近いほど費用は安くなります。逆に、日本と同じような生活をしたいと思えばそこそこお金がかかります。

私の場合は、今のところベトナムと日本の間くらいのレベルで生活しています。……と言っても想像しにくいと思うので、まずはローカルに近い生活がどんな感じなのかというところから紹介します。

ベトナムローカルに近い生活とは

住居

ワンルームタイプの部屋かシェアハウスになります。

部屋探しに使えるサイト(expat.comなど)で見てみるとイメージがつきやすいと思いますが、住居となる部屋のある下の階はお店になっていることが多いです。

ちなみに、ホーチミンの家賃相場は月200〜350ドル(約22,000~38,500円)程度です。

食事

日本のレストランのようなお店ではなく、路面店のようなお店が中心です。多くの場合ドアがなく、暑い上に虫もよく出ます……。

衣類等

ホーチミンの外資系のデパートでは日本の服や化粧品も売っていますが、ローカルに近い生活をしようと思うと、衣類や生活用品はベトナム人が行くようなマートやマーケットで買うことになります。

ローカルな生活のイメージはできたでしょうか?では、実際に私の例をご紹介していきます。

ホーチミンでの家賃

現在の私の家賃は月550ドル(約6万500円)。大家さんとの直接交渉で決まりました。

部屋のタイプはワンルーム(ベトナムではスタジオルームと呼びます)、キッチン・家具・インターネット付き、洗濯・掃除サービス有りといういわゆるサービスアパートメントです。

正確な広さはわかりませんが、キッチンを除いて8〜10畳くらいはあるのではないかと思います。ベッドや家具が置いてある部屋の他に、人が一人やっと立てる程度のキッチンと、カウンターのようになっているバルコニーがあります。

相場よりは高いものの安全面重視

不動産屋の紹介と、自分で大家と交渉して内見できた物件は合わせて10軒ほどですが、その中でもこの部屋の家賃は少し高めです。

ホーチミンへ来て最初に住む部屋であり、安全面や大家さんとの意思疎通ができることを重視したため、上述の相場200〜350ドルと比べると少しお高めになりました。

大家さんと直接交渉したため、初期費用はデポジットの700ドル(約77,000円)くらいでした。これは3ヶ月契約の料金なので、長期契約だともう少し安くなります。

デポジットは日本の敷金のようなものだと思っていただければ良いのですが、3ヶ月住めば返ってきます。

業者を介すと高くつく

一般的に不動産屋を介して契約すると、6ヶ月契約からのところがほとんどです。仲介手数料がかかる上、6ヶ月経つ前に解約するとデポジット(家賃1〜3ヶ月分)が返還されない場合が多いです。

多くの人が6ヶ月経つ前に出たくなったと言っていたこともあり、私は短期で借りられるところを探して交渉しました。実際に住んでみないとわからないこともあるため、家賃は高くなってしまいましたが、お試しで短期契約を選びました。

ホーチミンでの食費

春巻き

店の種類によって異なる値段

外食がメインで、今のところはがっつりローカル店で食べる日と、外資系チェーン店やちょっと良いローカルのお店などで食べる日が半々くらいです。

地元のお店で食べる場合は1食3万ドン(約150円程度)。ちょっと良いローカル店で5万ドン(約250円)くらい、外資系チェーンだと10万ドン(約500円)は超えます。

さらに良いレストランなどに行くと、値段はもう日本とあまり変わらないのではないでしょうか。日系のレストランは日本と同じくらいの価格のところも多いので、あまり行っていません。

ローカル店中心で食費は月2万円

高いお店にはそんなに行かないようにしているので1ヶ月の食費は2万円程度で済んでいます。たくさん食べる人やよく飲みに行く人はもう少しかかるかもしれません。

ただし、ローカルのお店なら1,500円程度で十分飲み食いできるので、節約したい人はローカルのお店に馴染めるかどうかが重要です。

なお、周りの日本人から「ローカルの店で生野菜は食べない方が良い」とよく聞くので食べないようにしていますが、そのお陰か私はまだベトナムに来てお腹を壊した経験はありません。

火の通っていなさそうな肉や生野菜を避ければ、それほど危険なこともないと思います。

ホーチミンでの水道光熱費・通信費

ライト

水道代、インターネット代は家賃に含まれているのでなしです。

電気代は使った分だけ請求され、月2,500円程度です。

携帯電話は、日本から持って来たSIMフリーのスマホにベトナムで買ったSIMカードを入れています。プリペイド式で、残高がなくなったら追加で入金していく形ですが、家や飲食店の多くにWiFiがあるので月に500〜1,000円くらいで済みます。

ホーチミンでの生活用品代

マグカップ

長期間暮らすとなると、それなりに日常生活用品も購入しなければなりません。

日用品はリーズナブル

私の場合はサービスアパートメントに住んでいるので、家具や食器、タオル、トイレットペーパーの購入は不要です。

シャンプーやボディソープなどの日用品は最初に外資系のお店で買いましたが各250〜500円くらい、色々揃えて合計2,000円ほどだったと思います。

また、ドライヤーはSONYのシンプルなものを選び1,500円くらいでした。

ちなみに、ローカルのスーパーではトイレットペーパーが100円程度、食器類は300円くらいです。日用雑貨に関しては、おそらく平均してひと月1,000円もあれば十分ではないでしょうか。

服や化粧品は意外に高価

日本人の感覚でそれなりに気に入った服を買おうと思うと、だいたい1,500〜5,000円くらいはします。正直、あまり日本と変わらない値段かもしれません。

ちょっとグレードが落ちてもいいというのなら、マーケットで500円くらいで買えます。

私の場合はひと月に2〜3着、マーケットの激安品とローカルブランドのものを買って5,000円ほどです。

ベトナムではオーダーメイドも3,000〜5,000円ほどでできるようなので、お気に入りの服を作ってもらって大事に着るという人も多いですね。

また化粧品も、私は日本のものや韓国のものをよく買いますが、お値段はそれなりにします。現地のものはよくわからないので買ったことはありません……。

ホーチミンでの交際・趣味費

本屋さん

ベトナムでは日本ほど仕事が忙しくないので、趣味にお金を使うようになりました

飲みに行くのと旅行に行くのが趣味なので、友人と飲みに出かけたり、ちょっと遠くまで足を延ばしたりした時にはそれなりにお金がかかります。

特に日本居酒屋のような店に行くと、1回の飲み会で3,000円ほどかかることもあります。ベトナム国内の旅行の場合は、一度で平均2万円ほどの出費です。

時間があり余っているのでよく本も読みますが、日本の本をベトナムで買うとそれなりにするので、1ヶ月で合計3万円くらいは趣味に使うのではないでしょうか。

ホーチミンで1ヶ月にかかる私の生活費

  • 家賃(水道・インターネット込み):60,000円
  • 食費:20,000円
  • 光熱費:2,500円
  • 携帯SIMカード:1,000円
  • 生活用品(洋服代含む):6,000円
  • 交際・趣味費:30,000円

1ヶ月合計:119,500円

意外に高い!と思われたかもしれませんが、これで日本にいる時とそんなに変わらない生活を送っています。

特に部屋は、日本より広く綺麗で、クリーニングサービス等もついているため、とても良い環境ですね。東京で同じ家賃6万円だと結構狭くて築年数も経っているようなワンルームなので、金額は同じでも条件はかなり違います。

ちなみに、上記には入れていませんが、日本の国民年金に任意加入しているのでその出費もあります。

私の場合は家賃、食費、趣味費がちょっと高めですが、とことんローカルの生活をすれば、ここからマイナス3〜5万円は可能だと思います。

まとめ~事前に十分なシミュレーションを

物価が安くても、実際に生活してみると、思っていたより結構かかったりするものです。海外で働きたい方は、月々どの程度の生活費が必要なのかを把握してから就活を始めると良いですよ。

ベトナムにいる日本人の中には、私よりもっと安く暮らしている人もいれば、逆にもっとお金を使っている人も多いです。仕事とプライベートが両立できるので、趣味や旅行に使う分の出費が増えたという人もいます。

余ったお金を何に使うか考えてみるのも楽しいですね!

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この記事を書いた人

福岡県出身。約1年半日本のIT企業で働いた後、ベトナムのホーチミンへ海外就職。猫派です。

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