神秘的な自然現象として知られるオーロラ。人生のうち、一度は見たい!という方も多いのではないのでしょうか。カナダのイエローナイフでは美しいオーロラを見ることができます。
今回は、イエローナイフでのオーロラツアーについてご紹介します。
イエローナイフについて
基本情報
イエローナイフは、カナダのノースウェスト準州に位置します。
バンクーバーから飛行機で、約4時間程で到着します。エドモント経由の飛行機を使用して向かうのが、一般的な方法です。飛行機を降りると、辺り一面に雪景色が広がります。
イエローナイフの空港は、とても小さく、まるで、倉庫のような外観をしています。中へ入ると、北極グマの置物がお出迎えしてくれます!
一見すると剥製のように見えますが、こちらは、模型となっています。
温度
冬のイエローナイフの気温は、-30度~-40度ぐらいです。まつ毛が凍り、手袋なしでは凍傷にかかってしまうほどの極寒です。
外出時は、ツアー側から支給された防寒服、スキー・ウェアのようなものに着替えて、出かけます。
イエローナイフの町中
主要な観光エリアは、歩いて散策することができます。
イエローナイフには、ダウンタウンと呼ばれる場所が存在しますが、他の都市のダウンタウンとは比べ物にならないくらい、小規模です。
ショッピングモールなど、現代的な物はなく、レストランやカフェが数軒ある程度で、のんびりとした雰囲気です。
イエローナイフでできること
はるばるイエローナイフへやってきたからには、有意義に時間を過ごしたいですよね。オーロラツアー以外にも、犬ぞりや魚釣りといったアクティビティへの参加をおすすめします。
犬ぞり
その名のとおり、訓練を積んだ犬たちが、ソリを引っ張り、銀世界を駆け抜けるアクティビティです。4人乗りが一般的で、一列になってソリに乗りこみます。
大人4人の重さにもかかわらず、爽快に駆け抜けるシベリアン・ハスキーは、何とも逞しいです。
ちなみに、想像以上のスピードですので、ジェットコースターが苦手な方は、中央に座ることをおすすめします。笑
中央に座ることによって、あまりスピードを感じません。
魚釣り
魚釣りというと、個人で行うイメージですが、実際にはツアースタッフが、大きな魚を、あらかじめ用意された氷の穴から、引っ張りだして、釣る瞬間を見るというものです。
つまり、パフォーマンスのようなものです。申し込むツアーによっては、お魚をお昼に食べることができます!焼き魚で提供されますので、とてもおいしいです!
オーロラツアー内容
いよいよ、本題のオーロラツアーに迫ります!オーロラは、何時ごろに出現するといった一定の時間はありません。
基本的に、夜中の時間帯にオーロラを観に行くというツアーが主流です。
スケジュール
ツアーのスケジュールを簡単にご紹介します!
- 22時~23時ピックアップ(ホテルにツアーの送迎バスが到着します。)
- 24時~2時(3時)オーロラツアー開始
- 3時以降ツアー終了
- ツアー終了後、ホテルで休息
基本的に、昼夜逆転生活の時間帯をイメージすると良いと思います。午前中の時間帯が、睡眠時間となります。
夕方に、ダウンタウンへ出かけ、早めの夕食を食べるといったプランになります。
ツアーの様子
オーロラツアーというと、常にオーロラが出現した状態の下、鑑賞を楽しむかのように思われますが、簡単には観ることができない場合が多いです。
オーロラは気まぐれですので、すぐに隠れてしまうこともあります。基本的には、ロッジの中で、オーロラ出現を待ちます。
待ち時間の間は、トランプ遊びや、お菓子を食べたりして、しばし歓談します。ツアーの同行者の方々と、交流を深めるのも良いですね。
ちなみに、私のツアーガイドさんは、ストーブに使う薪割りのお手伝いをさせてくれました!体力のある方はぜひ、挑戦してみてください笑
感動のオーロラ
オーロラが出現すると、いち早くガイドさんがお知らせに来てくれます!待ちに待った瞬間、オーロラを観るため極寒の中へ飛び出します。
空一面に、淡い光が広がります。言葉を失うほど、感動的な瞬間です。しばらく眺めていると、少しずつ形が変化します。
写真を撮るのもいいですが、ぜひ肉眼で、そして、雪の上に寝そべる格好で空を見上げると、より一層、神秘的な世界を楽しむことができます。
ちなみに、私たちが鑑賞したオーロラは、淡い緑色をしていました。ピンクや、黄色のオーロラもあるようです。
オーロラツアーで注意すること
ツアーを楽しんでいただくために、いくつか注意点をお伝えします。
ツアー申し込み必須
オーロラを確実に観たいという方は、ツアーへの申し込みをおすすめします。個人で、オーロラを観に行こうと試みても、場所や準備に困難が生じます。
特に、冬場は視界も悪く、積雪も多いため、レンタカーでオーロラ鑑賞スポットまでたどり着くことは困難かと思います。
また、氷点下のため、車の凍結や、故障などのリスクが伴う可能性もあります。
休業情報の確認
クリスマスは、レストランやカフェが閉店していることが多いです。日本とは違い、手軽なコンビニを探すことも難しいです。
寒さの上に、食糧難という事態を避けるためにも、ホテルに併設されたレストランを予約する、あるいは、お菓子などを持参することをおすすめします。
カメラ撮影について
貴重なオーロラを思い出に残したい!という方は、カメラの扱いにご注意ください。
特に、氷点下の中でカメラを使用すると、急激な温度の変化にカメラが壊れる場合があります。
大切なカメラを守るためにも、タオルなどでカメラを保護する、ケースに入れて持ち歩くなどの管理が大切です。
ツアー料金
今回、私が参加したオーロラツアーの料金の概算をご紹介します!
※食費代は含みません、また、料金は、一人当たりの金額を表示しています。
- オーロラツアー料金(宿泊費、飛行機代込)3泊4日滞在の場合 $950
- 犬ぞり、魚釣りツアー(送迎費、昼食代込)$160
まとめ
日本ではまず観ることができないオーロラ。家族、お友達、大切な方と、ぜひ幻想的なひと時を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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