カンボジア入国時にはビザが必要です。
通貨はリエル、変動為替性ですが一年中ほぼ4000リエルが1ドル (1ドル=約110円) です、なぜドルなのかというと米ドル紙幣が通常通貨として流通しているおそらく世界で唯一の国だからです。
カンボジア国内のほとんどの地域で 米ドル紙幣が使えます。
言語はクメール語(カンボジア人は国の名前はカンボジアといい、カンボジア人自身の事はクメール人といいます)です。
今回はカンボジアのビザ、通貨、言語についてご紹介します。
カンボジアへの入国にはビザが必要
さまざまな取得方法がありますが、カンボジアでは観光ビザを空港で申請することが出来ます。必要な物は、写真4×6cm、宿泊先のホテル名と住所、US30$。
用紙は機内でもらえます、もしもらえなくても申請カウンターにもあります。観光ビザで入って、一か月以内に一年のビジネスビザの申請が出来るので、お仕事の方は会社か旅行代理店にお問い合わせください。
カンボジアの通貨
通貨はRiel(リエル)、米ドルとはほぼ連動していています。
1$≒4.000リエルです、日本で最小限のドルに両替して、入国してから市内で円からドルに両替するのが最も手数料が少ない方法です。
両替では1ドル札をもらうこと
両替するときには1ドル札を20枚くらいは用意してください。ローカルのお店などではおつりがないことが多いので、10ドル札もたくさん用意しましょう。
リエルがなくても1週間程度のカンボジア滞在ならほぼ問題ありません。ただしおつりはリエルで来ます。プノンペンに住んでいる方でも、リエルはあまり使わないかたが多いようです。
気をつけなくてはいけないのはトゥクトゥクなどに乗るときです。
5ドル札を出すとおつりがないと言い張ることがあります。あきらめて払いすぎることにならないようにお気を付け下さい。
1.000R<2.000R(0.5$)<4.000R(1$)<5.000R(1.25$)<10.000R(2.5$)<20.000R(5$)、主なリエルとドルの例です。
3ドルと言われたら10.000R(2.5$)に値切る、5.000Rと言われたら1$(4.000R)に値切るなど、支払いの際はドルとリエルを交えて値段交渉してください。
金銭感覚に気をつけよう
値切りすぎるのはよくないという話もありますが、旅行者だとわかると平気で2倍の値段を言ってきます。生活費(給料)は日本の10分の1の国ですから、1ドルは日本人的には1.000円くらいの感覚です。
もう一つ注意することは、お札のデザインが似ているので慣れていないと間違えます、数字をよく見てください。
お釣りを確認すること
2ドルの買い物で5ドル支払うと、12.000リエル(3ドル)くれればいいのですが、2ドルと2.000リエル2枚が混ざってくることはよくあります。カンボジア人もおつりは必ず確かめるので、良く計算してください。
私はバーで請求書を見て80.000リエル(20ドル)を80ドルと勘違いして払おうとしているのを見て、ビックリして止めたことがあります。相場感がないと勘違いしやすいのでしょうね。
電気もガソリンも日本とあまり変わらない値段なのに、給料は工場労働者で150ドル/月くらい、日系の通常スタッフでも300~500$です。カンボジア人と話す時にはこの差を頭に置いておきましょう。
カンボジアの言語
クメール語が主要言語です。フランス語の名残で語尾をあまり発音しないため、内戦後に入ってきた英語と混ざり日本人には非常に聞き取りにくいことがあります。
野菜がベゲタボーになったり、Officeはオフィーに聞こえたり、Openがオーペンに聞こえます。空港やホテルのスタッフは英語を話せます。
カンボリッシュ
タクシーやトクトクのドライバーの多くも英語を話しますが、いわゆるカンボジア英語なので英語を話せる人は最初戸惑うようです。
新興国ならではの現象だと思いますが、プノンペンの若者の多くは英語などの外国語を習っています。大学生のほとんどが英語を話します、大学によっては英語での授業もあるそうです。
英語を勉強している若者が増えてきている
NGOなどの支援もあり、英語、日本語、韓国語の無料の学校はあちこちで見かけます。
カンボジア企業に就職するより、外資系に就職する方が給料も高く、マネージャークラスへの道も開かれるので多くの若者が英語を勉強しています。
プノンペン大学、CJCC、TAYAMAなど日本語を専門的に教える学校があるほか、技能研修生で日本に行くための短期間の学校もあります。
内戦前に高校を卒業した世代の方は、ほとんどがフランス語を話せます。現在65歳位から上の世代は田舎のおじさんだとしてもフランス語を理解しています。
現在30代の若者も内戦後は高校で英語とフランス語を習いましたが、生活の中で使われることはありません。しかし、プノンペンでは仕事をするうえでは英語が必要なので英語を習う若者は沢山います。
地方ではたとえ習っても英語もフランス語も使いません、日本と同じです。しかしプノンペンに来ていい職に就こうとすると、英語は必須です。
内戦後UNTACが駐留し道路や選挙の支援をした時に公用語を英語にしたため、それ以後カンボジアの政治経済においても英語が主流となったようです。公式文書などにも英語表記があります。
まとめ
カンボジアの基本情報についてご紹介しました。入国には観光ビザが必要、米ドルのみでも生活ができる、カンボジアのメジャーな場所なら英語が通じる、知っておくだけで安心できますね。
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