カナダの国立公園は全ての公園が隅々まで手入れが行き届いていて、一年中いつ行っても楽しめる工夫が成されています。
澄み切った湖や、色とりどりの花、多種多様な動物などを観察しながら、きっと「また来たい!」と思うはずです。
ですから、天気がいい日には出かけて行って、地元の人と交流してみたり、アクティビティーを楽しんだりしてください。きっと素敵な一日になりますよ。
今回はトロントからドライブして行ける国立公園を紹介します。
カナダの国立公園とは?
カナダ国内の自然を守るために国が管理を行なう自然公園のことを言います。カナダ国内には現在47の国立公園があります。
その中でも、トロントから気軽にいけるおすすめの国立公園がBruce Peninsula National Park(ブルース・ペニンシュラ国立公園)、Fathom Five National Marine Park(ファトム・ファイブ・ナショナル・ マリーン・パーク)です。
トロントから車で3〜4時間くらいのところにある、2つの国立公園からなっている広大な面積の公園です。近くの地名を用いてTobermoryとも言います。日本語ではトバモリとか、トバモーリと表記されるようです。
トロントからその公園まで行くまでの道のりも、景色の美しい田舎道をずっと走って行くので、3〜4時間車に乗っていても楽しめます。
2つの国立公園でできること
キャンプ、ハイキング、カヌー、ボルタリング、水泳、ダイビングなどが楽しめます。
一番楽しめるのは夏のシーズンですが、冬でもクロスカントリー、冬用のキャンピング場があるので一年中楽しむことができます。
数あるアクティビティーの中でもダイビングとシュノーケルが一番有名です。湖中の景色に、22の歴史的難破船を見ることができますし、海洋生物も観察することができます。多くのダイバー達がシーズンになると訪れます。
見どころ
本当に何もないところなので、日々の喧騒から逃れて、美しい大自然の中でゆったりできる素晴らしさがあります。
例えば、駐車場から数分森の中を歩いていくとこんな綺麗な光景が広がっています。
まるで、どこかの南の島に来たような、美しい光景です。
冒頭の写真のように水は透き通っていて、小さい魚も群れて泳いでいます。海ではなく湖なので、泳いだ後に水から上がっても塩による肌のベタベタ感はまったくありません。
また、砂浜ではなく小石によって浜辺ができているので、寝転がっても砂だらけになる心配もありません。日光浴したり、泳いだりと一日中ゆったりすることができる場所です。
また、青の洞窟と呼ばれる場所もあります。私たちが行った時は、夕方だったのでだいぶ日が落ちてしまいあまり綺麗には見えなかったのですが、日中行けば岩の割れ目の穴から日が照らされ綺麗な青になるそうです。
このような光景です。
私はイタリアの本場の青の洞窟を見たことはありませんが、カナダの青の洞窟も負けず劣らずだと思います!
ただし、この青の洞窟まで行くには急な崖を降りて行かなければいけませんし、滑りやすい所もあります。ですから、年配の方や小さいお子さんと行く方は注意して下さい。
駐車場の注意点
トロントからは車で行かれる方がほとんどだと思うのですが、この国立公園は駐車場があまりないので、週末や休日の日に行くと車を停めるのに一苦労するかもしれません。
特に、夏のバケーションの時期には空いている駐車場は少ないので、出来たらトロントを早めに出て行くか、午後三時過ぎになってくると空いてくるので、その時間帯を狙って行くかのどちらかを選択していくのがいいと思います。
駐車場代は、行きたい場所からどのくらい離れているか、また時間帯によっても違うので、行く前に確認して下さい。
基本情報
- 名称:Bruce Peninsula National Park(ブルース・ペニンシュラ国立公園)
- 名称:Fathom Five National Marine Park(ファトム・ファイブ・ナショナル・ マリーン・パーク)
- 住所:120 Chi sin tib deck Road, Tobermory, ON, N0N 2R0
- ホームページ:www.pc.gc.ca
まとめ
時間を忘れるほど自然の素晴らしさを一年中体験できる、そんな国立公園です。しかし、とても広大な敷地ですので迷子にならないように十分に気をつけてください。
公園内のエントランスや駐車場では、地図とルールが書かれたパンフレットをもらえますので、よく読んでください。
また、公園内の動物や植物は国によって保護されています。むやみに動物に近づいたり、植物を採ったりすることなくルールをしっかり守って楽しんでくださいね。
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