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ガイドブックにも載っていない!フランスでの蚤の市の楽しみ方

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フランス蚤の市

近年日本ではフリマアプリが流行っていますが、ここフランスでは古くから「蚤の市」と呼ばれる骨董市が毎週末あちらこちらで開かれています。

蚤の市と一言で言っても、プロが骨董品を扱う本格的な「骨董市(ANTIQUITE BROCANTE=アンティキテ・ブロカント)」から、家のいらなくなったものを素人が出品できる「フリーマーケット(vide grenier=ヴィッド・グルニエ)」までいろいろな種類があります。

今回はガイドブックに載っているような有名な蚤の市から、ガイドブックには載っていないけれどおすすめの蚤の市情報をお伝えしたいと思います。

フランスの「蚤の市」とは?

蚤の市とは、主に広場で開催される古物市のことを指し、その多くは週末の午前中に行われます。パリには3カ所の大きな蚤の市があり、地元の人だけではなく観光客でも賑わっています。

蚤の市の醍醐味は、やはり「掘り出し物」を見つけることでしょう。自分だけの掘り出し物を見つけたら、しっかりと値切り交渉をし納得のいく価格で品物を手に入れましょう。

パリの3大蚤の市

クリニャンクール(Marché de Clignancourt )

パリの3大蚤の市の中で1番大規模なのがここ「クリニャンクールの蚤の市」で、3000店舗にも及ぶ露天商が所狭しとひしめき合っています。

新品の格安洋服や革製品、家具、ヴィンテージの古着、本格的な美術品からかわいいフランス雑貨、アクセサリー、古本、ガラクタに至るまでそれはそれは様々なジャンルの物が所狭しと並べられていて、全体的に一種独特な雰囲気が漂っています。

スタンドで出店しているお店以外にも、常設の店舗形式で出店しているお店も何百軒もあり、天候に左右されることなく買い物がしやすいのですが、そのほとんどがプロの古美術商店で、お値段はかなり高めになっています。

自分でこれは絶対に買いたい!というお目当てのものがある場合は事前にしっかりと価格をチェックし、くれぐれもぼったくられないように気をつけましょう。

パリ市内からはメトロで1本で行けるのですが、ここはパリ北部の郊外に位置し、基本的にはあまり治安が良くないと言われている地域です。

駅から蚤の市までの道を歩いているとわかると思いますが、あまり雰囲気は良くありませんし観光客も多いのでスリも多い地域です。買い物をしている間も自分のバッグからは目を離さず充分に注意して下さい。

  • 住所: 150 rue des Rosiers 93400 SAINT-OUEN
  • 開催日:土曜日・日曜日・月曜日 9時~18時(冬期 11時~)
  • アクセス:メトロ4番線Porte de Clignancourt駅(ポルト・ド・クリニャンクール駅)から徒歩7分

ヴァンヴ蚤の市(Marché de Vanves)

ヴィンテージの小物

パリの14区に位置する「ヴァンヴの蚤の市」は3大蚤の市の中では一番小規模ですが、パリの中心部からメトロ1本で行くことができ、メトロの駅を出てから蚤の市が開催されている場所までも徒歩1分程度と非常にアクセスの良い場所にあります。

日本人に大人気の古いカフェオレボウルや絵付けの古いお皿、古いヴィンテージのル・クルーゼの鍋など、ここだけでは書ききれないほどたくさんのフランス雑貨や古い食器、カトラリーなどが揃うのがここ、ヴァンヴの蚤の市なのです。

規模も小さく、所狭しとスタンドが並んでいますので歩きすぎて疲れてしまうこともなく、ご自分のペースでゆっくりと楽しむことのできる蚤の市です。

朝は早くから開いていますが、12時を過ぎるとお店をたたみ始める出店者も多くいますので、ゆっくり時間をかけて見たい方は9時には見始めることをおすすめします。

  • 住所:Avenue Sangnier 75014 Paris
  • 開催日:土曜日と日曜日の午前中
  • アクセス:メトロ13番線Porte de Vanves駅(ポルト・ド・ヴァンヴ駅)から徒歩1分

モントロイユの蚤の市 (Puce de Porte de Montreuil)

モントロイユ市はパリの東側に位置している郊外の街です。以前は治安の悪い地域とされていましたが、最近は若い人が集まり、少しリッチでひと昔前のパリを彷彿とさせる、なかなかにおしゃれな街になってきています。

このモントロイユの蚤の市で1番多いのはヴィンテージ物の古着です。ノーブランドのいつのものかもわからない古着から、ブランド物の本当に素敵な古着まで、様々なジャンル・価格の古着に出会うことができます。

また、ひと際目を引くのが軍隊物の専門スタンドです。軍隊で実際に使用されていたものから新品まで、機能性・デザイン性にも長けていて、なおかつかなりお手頃な価格で販売されているので、ぜひ覗いてみて下さいね。

  • 住所:Avenue de la Porte de Montreuil 75020 Paris
  • 開催日:土曜日・日曜日・月曜日 7時~17時30分
  • アクセス:メトロ9番線Porte de Montreuil駅(ポルト・ド・モントロイユ駅)から徒歩5分

蚤の市の行われるシーズン

蚤の市は、毎週末行われる上記に挙げたクリニャンクール、ヴァンヴ、モントルイユ以外にも、春と秋になるとパリだけではなくフランス全土(いえ、ヨーロッパ全土)で大小さまざまな規模で開かれます。

正確には3月の半ば頃から7月の初旬までの春シーズンと、9月初旬から11月終わり頃までの秋シーズンの年に2回行われます。

この春と秋に開かれる蚤の市が本当におもしろいんです

蚤の市の種類

一言で蚤の市と言ってもいろいろなカテゴリーに分かれていて、気軽に訪ねることができるものから、入場料を支払わないと参加できないものまで様々です。

「骨董市(ANTIQUITE BROCANTE=アンティキテ・ブロカント)」

一般的に言われているBrocante(ブロカント=蚤の市)を辞書で引くと蚤の市・骨董市と訳されていることが多いのですが、そんなブロカントの中でもアンティーク品のみを出店しているプロのブロカンター達が集まっているのが「ANTIQUITE BROCANTE=アンティキテ・ブロカント(骨董市)」です。

アンティークとは100年以上が経過した手工芸品・美術品のみに使って良い言葉で、美術的価値・収集する価値があるものを指します。この骨董市で販売して良いのはそのような古物です。

パリ・パリ近郊で年に2回ずつ開かれる骨董市をご紹介します。

1つは「Le salon antiquité brocante de la Bastille(ル・サロン・アンティキテ・ブロカント・ド・ラ バスチーユ)」、バスチーユ広場で年に2回(春と秋)開催される、プロが集まる骨董市です。

入場料は10ユーロ!売られている物も本当になかなか目にすることができない年代物の骨董品ばかりで、目の保養にはピッタリです。

お値段的には……?もちろんかなりお高いのでなかなか手が出るものではありませんが、気に入ったものがあれば値切り交渉をしてみるのも楽しいかと思います。

もう1つはパリ郊外で年に2回行われる「Foire de Chatou(フォワール・ド・シャトゥー)」と呼ばれる、やはりプロが集まる骨董市です。

こちらの入場料は6ユーロ。バスチーユの骨董市に比べると、多少お値段設定の低いお店や雑貨など手を出しやすい品物も増えてきます。ただかなり広いので、隅から隅まで見るのは本当に大変です。

バスチーユもこちらのシャトゥーも1週間~2週間の期間開催されていますので、1日で見切れなかった場合、何日か通ってみる、なんていうのもありかもしれませんね。

蚤の市

※写真は2017年3月のChatouの様子です。

Brocante(ブロカント)

一般的に蚤の市と呼ばれているのが、この街中で週末になると行われるBrocanteです。ブロカントという言葉は「古道具、古物」を意味する言葉で、語源は「美しいガラクタ」という意味を持っているそうです。

ヨーロッパでは「物を大切に長く使う」ことが1つの文化となっており、アンティークの様に100年以上の年月は経っていないけれどまだまだ使える古道具がたくさん並んでいる、それがブロカントなのです。

春と秋、週末になると街のいろいろな場所でいろいろな規模のブロカントが開催されます。

ブロカントで掘り出し物を見つけるためには、誰よりも早く早朝から頑張らなくてはいけないと言われています。そんな早朝から頑張る人をアーリー・バードと言うのだとか。

ブロカントは早いと5時、6時のまだ暗いうちからやっていますので、ぜひ掘り出し物を見つけに早朝から頑張ってみてください。

 

Vide Grenier(ヴィッドグルニエ)

そして3つめにご紹介するのがヴィッドグルニエ、日本で言うところのフリーマーケットです。

ヴィッドグルニエとブロカントの境界線は非常に曖昧ですが、ヴィッドグルニエは一般の人がスタンドを借りて気軽に日用品を売ることができる和気藹々とした雰囲気のマーケットです。

フランス語のVideは空っぽにするという意味で、Grenierは屋根裏部屋、という意味、つまりは「屋根裏部屋を空っぽにする」というところから来ているのです。

こちらもブロカント同様、春と秋に街の至るところで開催されていますので、おしゃれなパリジェンヌが使っていた素敵な日用雑貨に出会えるかもしれません。

このヴィッドグルニエは登録をすれば簡単に出店することもできますので、家の不要品がたまったときは出店してみるのもおもしろいと思いますよ!

それぞれのヴィッドグルニエの主催者は違うので、ネットでヴィッドグルニエの情報を調べ、自分の出したい物を見つけたら、そこに書いてある電話番号に電話してインフォメーションを手に入れます。

○月○日までに、どこどこまで登録しに来て下さい、と言われることがほとんどだと思いますので、指定された日に指定された場所に行き登録書類を記入しお金を払えば登録は完了です。

後はヴィッドグルニエ開催当日の朝現地に出向き、主催者に言われた場所に自分たちのお店を広げるだけです!

まとめ

観光客が集まるような大きな蚤の市だけではなく、地元の人に愛されている小さなヴィッドグルニエもまた、参加してみると意外な掘り出し物が見つかったりするものです。

これからの季節、フランスの街の至る所で開催されている蚤の市に、ぜひ足を運んで、物を大事にするヨーロッパの人の温かさにも触れてみて下さい。

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Chessy

Chessyライター

投稿者プロフィール

2003年よりフランスパリに移住し、こちらで結婚・子育て・仕事をしている30代主婦です。  
フランスにはパリに住んでいる者ならではの視点で色々な情報をお届けできればと思います。

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