初めてのオーストラリア。現地の生活が実際どんな感じなのか、ちょっと不安ですよね。
シャワーは5分しか使え無いってよく聞きますし、持って行きたいものを全部詰めたらスーツケースは容量オーバーになりそうです。
そこで、皆さんと同じく最初は海外初心者だった筆者の実体験を元に、オーストラリアの買い物事情やゴミの出し方、服装などについてまとめてみましたので参考にしてみて下さい。
移民国家オーストラリアのファッション事情
オージーは服装がカジュアルってよく聞きますよね。それは本当の話で、流行の服や、ビシッと決まったオフィススタイルの人を見かけるのはCBD(Central business Distruct)と呼ばれるビジネス街のみなんです。
CBDから一歩離れれば女性も男性もTシャツにビーサンというカジュアルなファッションが当たり前。田舎やビーチエリアに至っては裸足で街中を歩いている人もたくさんいます。
ちなみにオージーイングリッシュでTシャツはTee、ビーサンはThongsと言います。でもこの「Thongs」、他の国ではTバックの意味になりますので、お気をつけ下さい。
この国は地域によっては朝晩の気温差が激しく、メルボルンにおいては一日に四季があるとも言われるほど天気の移り変わりが激しいです。それでも、冬なのにTシャツ短パンの人や海で泳いでる強者を普通に見かけます。
移民国家のこの国では、体感温度は皆違うんです。だから自分の着たい服を着ればOKという文化が根付いているんですね。
ユニクロは一年中冬服を取り扱ってますし、街は季節感ゼロです!だからオーストラリアの家庭には衣替えという行事すらありません。
沖縄では寒くもないのに冬用のコートを着て季節感を出すらしいですが、オーストラリアではそんなことする必要ありません。
暑がりなのに無理やりコートを着たり、まだ肌寒いのに一応夏だから半袖を着て周りに合わせる……そんな必要なんて全くない、それがオーストラリアのファッションなのです!
木曜日はショッピングデー
ほとんどのお店が5時半までには閉まってしまうこの国では、仕事の後に買い物に行くことは困難です。じゃあ週末しか買い物できないんかい!って思いますよね?
でも大丈夫!実は、毎週木曜日は国全体がショッピングデーになっており、この日だけは最長9時くらいまでお店が開いているんです。平日は仕事で忙しい人もこれなら安心ですね!
オーストラリアでは週末に美容室やレストランに行くと割り増し料金を取られることがありますが、木曜日は通常料金なので出費を抑えたい人たちはこの日にこぞってお出かけするみたいです。
日本みたいに毎日遅くまでお店が開いてないのは最初は不便に感じるかもしれません。けど必然的に仕事帰りに毎日だらだらショッピングすることもなくなるから、規則的な生活が送れるようになって逆に良いのでは?
オーストラリアの3大スーパー
オーストラリアには日本の様に個人経営の八百屋などはあまりなく、主にWoolworths、Coles、IGAの3大スーパーが市場を占めています。
WoolworthsとColesの価格はどっこいどっこい。どちらのスーパーもセルフレジを設置しているので、店員さんと英語で話すのに抵抗がある人は是非使ってみて下さい。
面白いことに、両店ともオーストラリアの銀行のキャッシュカードがあれば、有人レジからでも無人レジからでもATM代わりに現金を引き出すことが可能。
わざわざATMに行かなくても買い物できちゃうって、便利なシステムですよね。
一方のIGAは、他の2店に比べて若干高めの価格設定で、留学生やワーホリメーカーには少し手が届きづらいお店です。お金持ちの地域にはIGAしか無いことが多々ありますので、引越しの際には地域の情報を事前によく調べましょう。
食費を節約したい方は、チャイニーズが多く住むエリアに住むと良いでしょう。シドニーだとDee whyやChatswoodがこれにあたります。
チャイニーズのエリアには安いスーパーや個人商店があり、日本食にも使えそうなモヤシや葉物野菜が安く買えるし、豆腐や厚揚げもたくさん売っているので、節約派にはおすすめです。
オーストラリアの家ってこんな感じ
よく「オーストラリアってシャワー5分しか使えないんでしょ?」と聞かれます。答えはYES&NO!
昔は各家庭にお湯のタンクが設置されていたため使用量に制限があったみたいですが、今は都市部ではそのような家は少なくなってきています。
それでもオーストラリアは雨が少なく常に水不足なので、日本人みたいにバスタブいっぱいにお湯をためてお風呂に入るなんてことはそうそう無いですけどね!
5分しかシャワーを使えない説の理由は他にもあって、この国の水道料金は日本より若干割高なんです。
筆者がシェアハウスに住んでいたとき、30分くらいシャワールームに入っていた人がオーナーから怒られていたのを見たことがあります。
シェアハウスは水道光熱費が割り勘のことが多いので、シャワーの時間が長いと文句を言われてしまうんですよね。水の豊かな日本と違って、オーストラリア人は水に対してシビアなのです。郷に入っては郷に従いましょう!
他にオーストラリアの家でびっくりすることと言えばゴキブリのでかさ!
家の周りが緑豊かな場合はブッシュ(森林)タイプのどでかいヤツが、都心に住めば都市タイプの小さいヤツが出てきます。筆者はミントスプレーやコンバットで撲滅を図りましたが、無駄に終わりました。
害虫駆除業者も2回呼びましたが、殺虫剤を家中にまいてゴキブリホイホイを設置してくれただけなので、卵にはもちろん効果なし。1度見たらもう諦めるしかありません。
シドニーやブリスベンで一軒家に住むと半端ない頻度で遭遇します。それもファミリーで出てきたりします。タスマニアならそんなに見ないらしいですけどね。
ゴミはこうやって出す!
一軒家に住むと、自治体が必ずWeelie Binと呼ばれるどでかいゴミ出し用のゴミ箱を2〜3種用意してくれます。なので、この国ではゴミ出し用のゴミ袋を買う必要がありません。
よくよく考えれば、ゴミを捨てるためにゴミ袋を買ったらゴミが増えちゃうから、この方法の方が地球に優しいですよね。
オーストラリアでは、地域にもよりますが、ペットボトルもプラスチックも全て一般ごみの日にまとめてだします。ラベルをはがしたりキャップを分けたりする必要はありません。
筆者のマンションはオーストラリアでは珍しく、ダンボール、ペットボトル、瓶、缶、古紙は分けるように言われています。
古着は、着れそうな状態なら捨てないでVinniesやLifelineというキリスト教の団体が運営しているセカンドハンドショップに寄付する人が多いです。
こういったショップはオーストラリアではOp shopと呼ばれ、至るところで見つけることができます。
ちなみにこの国のセカンドハンドショップは寄付するのが当たり前なので、どうしても売りたいという場合はGumtreeという掲示板サイトを使ってみて下さい。筆者はこのサイトでドライヤーやWifiルーターを売りました!
まとめ
筆者も最初は小銭の種類すらわからず、スーパーの買い物もスムーズにできませんでした。それで、見兼ねた店員さんが「これは1ドル、これは50セント…」と教えてくれたことも。
周りの人たちの助けもあって、今では生活する上で困ることは何もありません。大変なのは最初だけ。オーストラリアはとっても暮らしやすい国なので、是非楽しんでいって下さいね!
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