実はコーヒー先進国!オーストラリアでコーヒーを120%楽しむ方法

コーヒーショップ オセアニア移住

日本から約5,000km南に位置するオーストラリア、実はカフェ文化がすごく栄えているって知っていましたか?

コーヒー大好きなオージーは、日本と比べておよそ8倍ものコーヒーを消費してるのだとか。街を歩くとあちこちにカフェがあり、フラットホワイトなる日本では見た事がないメニューまであるんです。

そんなコーヒー大好きオーストラリアで、おいしくコーヒーを楽しむ方法を元バリスタの私がお伝えします。

おいしいカフェを探すなら、中心地から離れるべし!

カフェ

オーストラリアには星の数ほどカフェがあるのに、日本みたいに口コミサイトが発達してないので、おいしいお店を探すのはちょっと大変。だからおいしいお店は足で探すのが一番です。

筆者が良さげなカフェを探すときは、まずはCBD(街の中心)から離れて探すことにしています。と言うのも、コーヒー大好きなオージーたちは出勤前に家の近くのカフェにぷらっと立ち寄ることが多いからです。

地域の人から人気のあるカフェは、開店直後から満席になるのが当たり前。だからネットの口コミを信じるより足で探す方が確実においしいカフェを探すことができるんです。

いくら素敵な雰囲気のカフェでも、腕の悪いカフェに人が集まらないのは万国共通ですからね。

シドニーだとCastlecragのGanache Patisserie Francaise、ブリスベンだとというタイ風カフェのCafe O-Maiがおすすめです。

どちらも街の中心地からは少し離れていますが、平日は出勤前にコーヒーを飲みに来る人、週末は家族で朝食を食べにくる人たちで開店直後からいつも満席です。

  • 名称:Ganache Patisserie Francaise
  • 住所: 85 Edinburgh Rd, Castlecrag NSW 2068
  • アクセス:North Sydney駅よりバスで30分
  • 営業時間:月〜金曜日7時30分~17時30分、土曜日7時30分~15時00分、日曜日 7時30分~14時30分
  • 定休日:不定休
  • 電話番号:+61 2 9967 2882
  • 公式サイト:https://ganachepatisserie.com.au/

 

  • 名称:Cafe O-Mai
  • 住所:15 Cracknell Rd, Annerley, Brisbane, QLD 4103
  • アクセス:Central駅よりバスで35分、車で10分
  • 営業時間:月〜金曜日6時30分~15時00分、土、日曜日7時00分~14時00分
  • 定休日:不定休
  • 電話番号:+61 7 3255 9778
  • 公式サイト:http://www.cafeomai.com.au/

フラットホワイト、ショートブラック、ロングマキアート……って一体何!?

オーストラリアには下記のような日本では聞きなれないニューが存在します。

  • Flat white(カプチーノよりミルク多め、泡少なめ)
  • Short black(エスプレッソのこと)
  • Long black(エスプレッソのダブル)
  • Short macchiato(Short black+泡、のマキアート)
  • Long macchiato(Long black+泡、のマキアート)
  • Mocha chino(カフェモカのこと)

それに、この国のカフェはやたらコーヒーに自信があるようで、洒落たカフェに行くとメニューボードにWhiteとBlackしか書いてないことも。

この「White」というのはラテとかカプチーノのことで、「牛乳が入ってるコーヒーも作れますよ」という意味らしいです。逆に「Black」は牛乳が入っていないコーヒーのことです。

また、オーストラリアのカフェではチョコレートスライスやキャラメルスライスなるケーキをよく見かけます。

スライスケーキというのは、スポンジケーキみたいにフワフワしておらず、ガトーショコラみたいな、しっとり、ずっしりした食感のケーキのこと。

これがまたミルクたっぷりのフラットホワイトに合うんです。カフェによってはケーキにバニラアイスや生クリームをオプションで添えてくれますので、店員さんに是非聞いてみて下さいね!

カフェで使える英会話フレーズ!

熱め、ぬるめ、ソイミルクで、デカフェで…。外国に来たって、コーヒーはいつもの感じで飲みたいですよね。コーヒーを自分好みにカスタマイズしたいときは次の様に言ってみましょう:

熱めにして下さい。

Could you be so kind as to serve it extra hot?

ぬるめにして下さい。

Could you be so kind as to serve it not too hot?

デカフェはありますか?

Do you have decaf?

ソイラテを下さい。

Can I get a soy latte, please.

どうですか?案外簡単ですよね!是非これらのフレーズを駆使して自分好みのコーヒーをオーダーしてみて下さいね!

もしミルクの泡が苦手な場合は、ラテ系コーヒーの中で一番泡の少ないFlat whiteを頼むと良いかもしれません。

日本ではラテを頼んでおきながら「ミルクの泡無しで!」と頼む人がたまにいますが、この国にはそんなオーダーをする人はいません。

なので日本と同じ感覚で「Can I have my latte without milk froth?」とオーダーすると、バリスタの人はかなりの確率で困惑してしまいます。

好きな素材や色にカスタマイズ!自分好みのタンブラーがきっと見つかるKeepcupとは?

タンブラー

※Keep cup Melbourne本社のショールーム

コーヒー大好きオーストラリア。人口約2,000万のこの国で、一年間に排出される使い捨てコーヒーカップの数はなんと約10億個。(※1)あまりの多さにびっくりしちゃいますよね。

(※1)参照URL: http://www.abc.net.au/

環境のためにもタンブラーを持ち歩いてコーヒーを楽しんでこそ、大人のたしなみと言えるのではないでしょうか。そこで皆さんに紹介したいのがメルボルンに本社を置くタンブラーの会社「Keepcup」です。

Keepcupはこの深刻なゴミ問題を改善するために設立されたエコフレンドリーな会社。

タンブラー本体・滑り止めのバンドは数種類の素材や色から選べて、自分好みのタンブラーにカスタマイズできるから、コーヒーを飲むのも楽しくなります。

地元の人ですらあまり知りませんが、メルボルンの本社に併設されているショールームではタンブラーの直売もしています。

実際に各パーツを手にとって組み合わせながら、自分好みのタンブラーを作ることができるので、新しいオーストラリア土産にもぴったりですよ!支払いは現金もしくはクレジットカードで。もちろんEFTPOSも使用可能です。

Keepcup本社のあるFitzroyエリアにはおしゃれなカフェがたくさんあるので、マイタンブラーをゲットしたら早速使ってみて下さいね!

基本情報

  • 名称:Keepcup
  • 住所:72 Westgarth St, Fitzroy, Melbourne, VIC 3065
  • アクセス:Southern cross stationから17番のトラムに乗り、Leicester Street – Stop 17で降りて徒歩2分
  • 営業時間:月〜金曜日8時30分~17時00分
  • 定休日:土、日曜日
  • 電話番号:+61 3 8417 1100
  • 公式サイト:https://au.keepcup.com/

家でもおいしいコーヒーが飲みたい!それならバリスタスクールへGO

バリスタ

コーヒーが好きすぎてエンゲル計数がとんでもないことになってるあなた、いっそのこと自分がバリスタになってみませんか?家で淹れるともっと安く済むし、いつでも好きなときに飲めますよ!

オーストラリアの都市部には、一日から通えるバリスタスクールがあちこちにあって、趣味や仕事のために世界中の人が通いに来ています

気になる費用は4時間コースで$120くらいから。ラテアートだけのコースなら2時間$60くらいで受講できます。

バリスタスクール

授業はもちろん英語ですが、基本は手本を見る→自分でやってみる、の繰り返しなので語学の心配はそんなにいりません。

技術を身につけた後はエスプレッソマシーンを購入しましょう。この国はリサイクルが盛ん。Gumtreeという掲示板サイトで探せば、たまに掘り出しものがあったりしますよ。

新品が良ければHarvey Normanという全国チェーンの電機屋さんへどうぞ。値段は日本とそんなに変わりません。家が狭い方は、ミルとコーヒープレスだけでも、おいしいコーヒーを淹れられますよ。

まとめ

オーストラリアのカフェって、コーヒーだけでなくケーキもおいしいので、ついつい通っちゃうんですよね。フラットホワイトとキャラメルスライスのコンビは本当に至福のおいしさです。

オージーはフレンドリーなので、常連になるとお店の人との会話も弾んで、英語の勉強にもなりますよ。皆さんも是非オーストラリアのコーヒー文化を楽しんで下さいね!

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