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アメリカ英語の注目フレーズ8選!言いまわしから文化の違いを感じる

都市

アメリカで12年ほど働いていますが、知らないと意味が分からない言葉や言いまわしがまだたくさんあるな、というのを感じます。

それと同時に、日本にはない、文化や慣習の違いなどを言葉から垣間見ることができるので、新しく言葉を知るのは面白いです。

そんな言い方をするんだと感心した経験は数えきれないほどありますが、仕事場や友人といる時に知っていると役に立ちそうなフレーズを8つ選んで、ご紹介します。

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目次

他人のものを称賛するとき

ファッション

アメリカにいて感じるのは、他の人が持っていて、いいなと思うものを気軽に褒めるということ。洋服だったり、バックやアクセサリーだったり、ネイルだったり……色々なものが対象になります。

声をかけてくるのも、同僚や友人など知っている人の場合もありますが、エレベーターやコーヒー屋さんなどでたまたま出会った初対面の人に言われることだってあります。

言い方は何通りもありますが、シンプルに「I like your 〇〇〇!」(〇〇〇がいいね!)と言うのが多いです。直球なのが自分の意見はしっかりと言うアメリカっぽいですよね。

そして、褒められると誰でも嬉しいものなので、その後は和やかな雰囲気になります

日本人は初対面の人にそんな声の掛け方をしないので、少し慣れないかもしれませんが、「あのバッグ素敵だな!」なんて思ったら、ぜひ真似して言ってみるとよいかもしれませんね!

木を叩くってどんなとき?

ノック

「knock on wood」という言い方は「木を叩く」の意味ですが、それとは違う意味を持っています。

あるよい事が続いている、または悪いことが起きていないので、その状況が変わらないようにと、「木」をコンコンと叩いて悪いことが起きないようにするという迷信です。

例えば、交通マナーの悪いドライバーがたくさんいるよね、という話題の時、でも私は交通事故に遭ったことがないのよと言ったとします。

それを言った直後に、「私」が「knock on wood」といいながら、悪いことが起きませんようにと、近くにある木製のテーブルなどをコンコンと軽くノックするのです。(会話の途中、本当にキョロキョロと木製のものを探します!)

意外とよく聞く表現なので、自分が使わなくても意味を知っておくとよいと思います。

電話でお互いをなかなか捕まえられないとき

電話

ある人に電話をして、応答が無いときは留守電を残しますね。そのあと、その人が折り返し電話をしてくれましたが、今度はこちらが出られず……。

そして、こちらからまた電話をするのですが、またまた向こうが電話に出ることができない……なんてイタチごっこになった経験はありませんか?

これを「phone tag」と呼びます。やっと捕まえることができた時に、「We have been playing phone tag!」といって笑い合うことが多々あります。

子供たちがやる鬼ごっこのようなものをtag gameというのですが、そんな感じで「play phone tag」というのです。もちろん、私たちの場合は遊んでいるわけではないのですが、そのようにくすっと笑うことのできる軽い感じがいいですよね。

今すぐやらないが、気に留めておいてほしい事があるとき

メッセージボード

日常会話より、仕事で聞くことの方が多いかもしれませんが、「keep it on your horizon」や「keep it on your radar」という表現はよく耳にします。

似たような意味で、「keep your eyes on it」もあります。多分こちらの方が受験勉強とかで出てきそうなイディオムですね。

今すぐやってというわけではないけれど、近いうちにやらなくてはいけないかも、でもまだ分からない……といった状況の時に出てくる表現です。

仕事で…と言いましたが、もちろん普段の会話でも、そのような場面があれば使って大丈夫です。かしこまった言い方ではないので、もちろん普段の会話でも、そのような場面があれば使って大丈夫です。

かしこまった言い方ではないですし、レーダーとかは言いにくい単語ではないので、さらっと使えるのではないでしょうか。

やる事がたくさんあるとき

ファイル

仕事場で、こちらからはこのファイルを作成してとか、あちらからは書類の修正をお願いとか、どんどんやる事が溜まっていき、やる事が山積みになったりすることがあるかと思います。

そのような状況を「too much on one’s plate」で表現します。「Plate=お皿」がその人のキャパシティーを表し、その上に物がたくさん乗り過ぎていると言っているのです。

例えば、同僚と話をしていて、明らかにその人のやらなくてはいけない仕事量が多いのに気が付いたとき、「You have too much on your plate.」と言ったりできますし、もし自分がそのような状況に置かれたら、「I have too much on my plate.」と自ら言うこともできます。

失敗をしてしまったとき

壊れる

「あ~!これは昨日中にクライアントにメールをしなくてはいけなかったのに、忘れてしまった!」というような失敗は多くの人が経験したことがあるかと思いますが、そのとき使われる表現があります。「drop the ball」です。

「I dropped the ball on this one.」だったら「これに関しては、私が失敗してしまった」という意味になります。

主語は誰がきても使えます。「Someone」で、誰かが失敗したという意味にもできます。これはカジュアルな表現なので、気軽に使えます

休憩やお昼休みで外に買いに出るとき

お店

日本だと、「おつかれさまです」とか「お先に休憩いただきます」みたいな挨拶をしますが、アメリカにはそれにあたるようないい言葉がありません。そのような概念が無いというか、考えが違うからでしょうか。

ただ、休憩やお昼に、外に出て何か買ってこようとしているときに、同僚とかに次のように声をかけたりします。

「今からコーヒーを買いにいこうと思うんだけど、Do you want anything?(何かいる?)」

必要なかったら、「No, thank you」で断ればいいですし、実際に何か欲しかったら、ありがとう!と言って欲しいものを伝え、大体のお金を渡せばいいのです。

他人の事なんて興味なさそうなのに、「Ⅾo you want anything?」とさらっと聞いてくれるの、なんだかいいなと私は思います。

コーヒーやランチを買うとき

コーヒー

ホットコーヒーを買うとき、自分でミルクや砂糖を加えて飲むのであれば、いうといいフレーズがあります。

「Can you leave room for milk?」

これはコーヒーをコップいっぱいに注がないでくださいとお願いしているのです。

逆に店員の方が先に、「Room for milk?」(ミルクのスペースあけておく?)と聞くときもあります。

早口でペラペラっと言われると、何を言ったのか聞き取りにくいこともあると思いますが、そんな言い方をするんだな、と心に留めておくと「Yes, please.」とすぐに返事ができるかもしれません。

ちなみに、スペースの英語であるSpaceはこの時あまり使いません。言っても意味は通じると思いますが、相手から言われることは無いでしょう。

ソースを控えめにと伝えたいとき

サブウェイのような、目の前で作ってくれて、自分が好きなトッピングやソースを選べるというスタイルのお店が数多くあります。

そのとき、どれくらいの量を入れてもらうか、伝えるのに苦労しますよね。最後にかけてくれるソースが大量だったりすることがよくあります。

ソースを控えめにと伝えたいときは、「Can you go light on the sauce?」と言えばいいです。「軽め」にしてね!というイメージですね。ソースの部分を他のものに置き換えれば、ソース以外にも使えます。

ドレッシングを別にしてほしいとき

サラダドレッシングやソースを上にかけず、分けて欲しいというときは、「Can you put the dressing on the side?」ということもできます。

ドレッシングを食べているの?と思うくらい、かけられるときがあるので、気をつけましょう。

アメリカ人はドレッシングのカロリーを気にして分けてもらう人がいるようですが、そんな話以前に、味が濃すぎて食べられません!と私はいつも思います。

まとめ

アメリカ

同僚や友人との間で使われそうな英語と、休憩やお昼の時に使えそうなアメリカ英語をまとめてみました。どれも意味や発音が難しい単語はないと思うので、意味が理解できれば、気後れせずに今すぐにでも使える表現ばかりです。

アメリカでは仕事場でも、適度な楽しい会話をすることが潤滑油になると考える人が多いので、ここにあげた言いまわしをフルに活用して、仕事を進めるようにしてくださいね!

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この記事を書いた人

アメリカ/ニュージャージー州在住。アメリカ勤務は12年ほど。
高校時代にアメリカ現地校に通学。アメリカの大学に4年、アメリカの大学院に2年通い卒業。
イタリア留学やホーチミンでのボランティアなど海外経験豊富。

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