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ラマダンって何?知っておきたいマレーシアの基礎知識

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マレーシア

いよいよ、2017年のラマダンが始まりました。

ラマダンって聞いたことはあるけど、何を指す言葉なの?ラマダンって何をするの?マレーシアで生活する上で欠かせないラマダンへの理解。

今日はラマダンとは?というテーマで、ご説明していきたいと思います。

ラマダンってなに?

ラマダン

マレーシアはイスラム教を国教と定める国。

多民族国家のため、イスラム教以外の宗教を信仰している人たちもたくさんいますが、人口の6割に値する人がマレー系住民のために、そのように制定しています。

そして、イスラム教を信仰する国では、毎年、ラマダンと呼ばれるイベントがあります。

ラマダン=断食をする月

今年2017年、ラマダンにあたる期間は5月27日〜6月25日の約1ヶ月間です。この期間は毎年異なります。

※ラマダンは、イスラム暦(太陰暦1年=354日)に沿っているため、時期が毎年11日ずつ早まっていきます。

このラマダンですが、断食期間をずっと何も食べないのではなく、日の出から日没までの間だけを断食するのです。

日の出、日没の時刻がわかるカレンダーのようなものがあり(各国によって異なる。各国の名前などをいれて、時間を確認するサイトやアプリがあります)、そこに書かれている時間を元に断食を始めます。

「ちょっと大変だけど、日の出〜日没までならなんとかなるかな?」と思いますか?この断食は、食べ物だけでなく、お水をも一切口にしてはならないことを考えると、どれほど過酷なものかがわかって頂けるかと思います。

ラマダンは、子供たちも10歳位になると段階的に練習を始めます。例えば、始めは午前中だけ断食をする。午後はちょっと軽く食べる。日没後は通常の食事をしてOKです。

食事

これを歳を重ねるに連れて時間を長くしていき、最終的には日の出〜日没まで完全に断食をする、といった感じです。

イスラム教徒なら必ず行わなければならないのか?

イスラム教を信仰する人たちにとって、ラマダンを行うことは人生においての義務ではあるものの、妊婦さんであったり、病気を患っている人、重労働の仕事に就いている人などにはラマダンを行うことを求めてはいないようです。

なぜラマダンをするのか?

マレーシア

ラマダンを行う理由として、日々の生活の中でイスラムに背く考えと行いから自身を清めるという意味があるようです。

普段、イスラムでは禁止されている行いに対して、敬虔な信者だとしてもそこは人、どうしても、欲が湧いてきます。

なので、多くのイスラム教徒が断食という行いによって、怒りや呪いや強欲などの堕落した考えや動機を振り払おうとすると言われています。

ラマダンの間のマレーシアの風景

ラマダンの日数が進んでいくと、人々は食べ物も飲み物も摂取していない訳ですから、どうしても体力が消耗し、思考も低下していきます。

街中では、木陰でぐったりと休憩をしている人などを多く見かけるように感じます。知り合いの会社で働いているマレー系の人も、やはりぐったりしている人が多いとの事でした。

イスラム教を信仰している人以外(異教徒、外国人)は、マレー系の人に配慮する傾向にあるようです。街中で食べ歩きをしない、ぐったりしていても、怠けていると思わないようにする、など些細な事ですが。

マレー系の人たちも、日没近くになってくるとそわそわし始め、日没間近になると、ファーストフード店ですぐに食べる始めることが出来るように、予め用意をしている人たちなどをあちこちで見かけます。

しかし、本来は、断食後すぐにがっつりとしたものを食べるのは身体に良くないとされているので、デーツ(ナツメヤシ)を少量口にして、空っぽになっている胃袋を少しずつ慣らしていくのだそうです。

ラマダン中のマレーシアのあちこちでナツメヤシをよく見かけるのですが、これがその理由です。

日没になると、マレー系の人たちは待ちに待った楽しい時間を謳歌します。

家族揃って、小さな子供まで夜遅くまで夜更かしをしたり、ラマダン期間中にしか食べれない食べ物(例えば、いつも売っているものでも、ラマダン仕様になって売り出されていたりなど)を食べたりして過ごします。

また、ラマダンが始まる前、また始まった後では、あちこちでラマダンセールが行われます。

ですので、仏教徒の中華系マレーシア人の人は、この時期のセールが楽しみだ、と言っていました。

ラマダン後には……ハリラヤプアサが待っている

セール

さて、1ヶ月にも及ぶ大変辛いラマダンの後には、ハリラヤプアサが待っています。

ハリラヤプアサとは?

日本でいうお正月のようにおめでたい日で、断食が明けたことをみんなで御祝いするのです。

この日は家族みんなで新しい衣装を身に纏ってお出かけしたり、家中を綺麗に大掃除したりと、まさに日本のお正月といった感じです。

また、年賀状またはクリスマスカードのような位置づけのハリラヤカードも親しい人に送ります。毎年この時期になると、雑貨店、文具店、スーパーなどでも色とりどりのハリラヤカードが売り出されます。

メニュー

そして、スーパーで行われるもう一つのサービスですが、通常商品のディスカウントだけでなく、ハリラヤセットとして、このようなギフトも売り出されます。ラマダンが明けた喜びを、ギフトを送りあって喜ぶのです。これはさながらお歳暮みたいな感じでしょうか。

まとめ

私たち異教徒(外国人)にとっては馴染みのあまりないラマダンですが、マレーシアにとってはとても大切な期間です。

この期間はどうしてもマレー系の人たちは気力がなくなるため、マレーシア全体の生産性は落ちます。

ですので、断食をしていることを頭にいれておかないと、なぜこんなにも怠けているのだ?と誤解をしてしまいかねません。

マレー系の人たちの大切な文化を尊重しつつ、ラマダンを行っている期間は言動に気を付け、ハリラヤプアサを一緒にお祝いさせてもらうありがたさを噛み締めましょう。

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