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フィリピン地方都市の州政府で働く私のタイムスケジュール

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フィリピン

現地人の習慣と折り合いをつけながらも自分のペースを保つことは、海外でストレスをためずに生活するための重要なポイントです。

私はJICA派遣の青年海外協力隊として、フィリピンの地方の州政府に2年間勤務していました。フィリピンの地方都市で働くと、どんな生活になるのでしょうか。

  • 事務所勤務の日
  • 田舎町に外出する日
  • 休日

フィリピンで働く1日のスケジュールをご紹介します。

フィリピンでの勤務先と活動概要

州政府

私が勤務していたのは、フィリピンの中部、パナイ島にあるイロイロ州の州政府です。イロイロ州政府の中の社会福祉開発事務所にデスクがありました。

定時は、平日週5日の朝8時~17時です。休日出勤はたまにイベントなどの際に発生しましたが、残業は稀でした。私自身は、障害者支援のために州の行政施策の実施・運営、啓発活動、障害者データベースの仕組み作りなどを行っていました。

週2~4日は事務所に終日勤務、週1~3日はセミナーやミーティングで州管轄下の市町への外出がありました。事務所職員は私の赴任した時点で25名。男性1名、トランスジェンダー(おなべちゃん)1名以外は全員、女性でした。

特に40代・50代女性が多く、親切心からの強引な誘いに巻き込まれやすい職場でした。

勤務日のタイムスケジュール~事務所勤務編

事務所

事務所勤務日の朝

7時 : 起床

7:45 : 出勤

8時 : 事務所到着、朝食 (毎週月曜日は朝礼参加)

9時 : 仕事開始

私の居住アパートから、勤務先の州政府までは徒歩圏内だったため、朝7時代に起床。

日本では睡眠不足から朝起きるのが非常に辛かったのですが、フィリピンでは夜寝るのも早くなって十分な睡眠時間を確保できたため、朝日とともに自然に目が覚めることもしばしばでした。

暑い日はフィリピン人のように朝シャワーを浴びます。シャワーで気合を入れて、着替えて、日焼け止めを塗って、さぁ出勤!

私の事務所では、協力隊でも正職員と同様に勤務することを求められ、なぜか正職員以上に勤怠を厳しくチェックされていたため、朝は8時に間に合うように事務所に駆け込んでいました。

しかし職員達は、朝8時から9時頃までは朝ご飯タイム。デスクで朝用のお弁当を広げるか、別フロアにある食堂に行って仕事はしていません。

赴任当初は、周りが食事する中でパソコン作業などをしていましたが、「パマハウ カナ?」(現地のイロンゴ語で「朝食は済ませた?」の意味)などとしきりに話しかけられます。

赴任半年後からはシリアル持参で、勤務先で朝食をとるように切り替えました。

なお、毎週月曜日は州政府全体での朝礼があります。国旗や州旗の掲揚、国歌と州歌の斉唱、誓いの言葉など、儀式的な内容が25分程度。知事や知事代理からの講話や、週行事・月行事の連絡などが15分程度です。

月曜日は朝礼が終わって事務所に戻ってから朝食タイムが始まります。

事務所勤務日の昼前後

10:30 : 昼食のおかず調達

12時頃: 昼食 (忙しくなければ、帰宅して昼食・洗濯・昼寝)

朝10:30頃、州政府内まで行商が入ってきて、ビニール袋に入ったランチ用のおかず販売を開始します。私もその人だかりに、よく参加しました。昼休憩の定時は12時~1時です。

正職員は指紋認証式のタイムレコーダーがあり、州政府のルールでは昼休憩時間はその時間内に記録を行う必要があります。

しかし、建前上のルールとみなされており、実際はランチを食べるのはフライングしても、遅めに休憩から戻っても気に留められません。

毎週水曜日と第一金曜日は、州政府の建物内でキリスト教のミサ(任意参加)があるため、多くの職員は「早弁」しています。私の赴任地域ではキリスト教徒が9割を超えており、多くの職員は昼食とミサで1時間半~2時間は業務を離れています。

私は赴任当初は、食堂の混雑時間を避けるためにも遅めにランチをとっていました。

しかし、フィリピン人にとっては食事のプライオリティが高いため、ランチを食べるようしつこく勧められて全く仕事に集中できない状況に陥りました。

そのため、周囲と同じタイミングで昼食をとるか、休憩時間に自宅アパートに帰って昼食や昼寝、洗濯をしてから事務所に戻るようになりました。

事務所勤務日の午後

13時頃 : 事務所に戻って仕事再開

17時 : 退所

午前中は食事や食料調達で時間がつぶれるので、実際にまとまった作業時間がとれるのは午後です。

事務所に終日勤務する日は、州政府内でミーティングがある場合もありますが、ほぼパソコン作業になります。メールをチェックしたり、書類の作成(企画書・議事録・申請用レター・プレゼンテーション用のパワーポイントなど)を行います。

協力隊は意外にJICAへの提出物や、メールでのやり取りが多いのですが、それもできるだけ勤務時間内に済ませるようにしていました。

フィリピン人の職員では就業時間中ずっと仕事に集中している人は珍しい存在です。上司が不在の日は、15時頃にはおやつを食べておしゃべりしたり、ゲームをしたり、Facebookを見たり……が通常です。

同僚やその家族の誕生日で、食べ物の振る舞いパーティが唐突に始まるのも、15:30過ぎです。

事務所共有のパソコンは15時頃に空きやすくなるため、私はそのタイミングを狙って印刷を行っていました。急な振る舞いパーティで強制的に呼び戻される場合は、やむなく中断です…

16:30頃にはみんなが帰る準備を始め、ますます仕事する雰囲気ではなくなります。16:50頃には正職員用のタイムレコーダーには30人以上の長蛇の列ができる状態です。

そのため、同僚への相談は15時より前に!と心がけていました。

勤務日のタイムスケジュール~外出編

フィリピン

外出日の朝

イロイロ州は北東から南西に細長いので、北の端の町までは公共の移動手段だと片道3~4時間かかります。セミナーやミーティングは朝9時~10時頃に開始するため、移動時間を加味して自宅アパートを出ます。

庶民の足であるジープは、窓にガラスが入っていないので走っている時は爽快です。しかし、炎天下で停留場に止まっている時、混雑時にふくよかなフィリピン人と密着して乗る時は、かなりの体力を奪われます。

外出日の午後

セミナーやミーティングでは必ず食事もしくはスナックが準備されています。そのため、内容が数時間でも、外出先を出発できるのは必ず昼食後になります。

本来はセミナーが夕方までの内容でも、移動時間が長い場合は夕方5時前にはイロイロ市内に戻れるように逆算して、外出先を出発します。同僚が一緒の場合は、市内には15時頃に着くように早々に出発してしまうことが多かったです。

(私の同僚に限らず、ゲストスピーカーが自分のパートだけを話して帰るというのは珍しくありません。)

私の事務所では外出がある場合は直帰OKだったので、急ぎの仕事がない場合は事務所に寄らず、買い物をして自宅アパートに帰るようにしていました。

就業後の夕方・夜の過ごし方

平日の就業後の過ごし方は、以下のようにほぼ決まっていました。

17時 : 帰り道にスーパーなどに立ち寄って、生鮮品の買い物。たまに、現地フィリピン人とランニングやダンスエクササイズに参加

19時 : 帰宅直後にシャワーを浴びて着替え

19:30 : 夕食作り、夕食、片付け

21時 : 好きなことをする(読書、掃除、YouTube鑑賞、携帯ゲームなど)、たまに残務処理

23時頃 : 就寝

17時過ぎのスーパーのレジは30分待ちの覚悟が必要です。

フィリピン人の同僚の中には、事務所の上司の目を盗んで勤務時間中に買い物する人も数名いました。

フィリピンでは「ズンバ」と呼ばれるダンスエクササイズが、セミナー中にも行われるほどポピュラーです。州政府のロビーにもインストラクターが来ていましたが、田舎町の運動スペースでもよく行われます。

帰宅後は自宅アパートでもインターネットはつながりましたが、Wifiが遅くなることも多く、停電や断水も月4回ペースで発生するため、夕食が終わって早々に寝てしまうことも多かったです。

休日の過ごし方

1人でいる時の休日は、のんびり気ままに過ごしていました。

9:30頃 : 起床

10時 : 洗濯

11時 : ブランチ作り、ブランチ、片付け

13時 : 現地語訓練、平日は距離的に行けない店・露店市場に買出し、ご近所のフィリピン人とおしゃべり 

18時 : 帰宅して夕食作り、夕食、片付け

19時 : 好きなことをする(読書、掃除、YouTube鑑賞、携帯ゲームなど)

23時頃 : 就寝

私の自宅アパートは便利な場所にあったので、休日の半分は近隣の市町から他の日本人協力隊員が泊まりに来ていました。

その場合は遠出をすることもありましたが、たいていは近場に外出していました。

一緒に市内の美味しいレストランを開拓したり、カフェなどでフィリピン人観察をしたり、地図で見つけた気になるスポット(港やマングローブ林など)に行ったり、マッサージ店を堪能したり……。

夜はおしゃべりして夜ふかし、というのが定番でした。

まとめ

思い返せば赴任後数ヶ月は、暑さや移動時の過酷さから、とにかくよく寝ていました。

私の赴任地域は規模の大きい都市でしたが、それでも娯楽手段は限られていたため、ゆっくりのんびりと過ごす時間の多い生活していました。日本の会社員時代にはあまりしなかった自炊が習慣化したのは、そのせいもあったと思います。

協力隊の中には、赴任中に修士論文を仕上げる人もいます。途上国で生活するなら、日本でできなかったことに挑戦するのもアリですね!

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