東南アジアで就職するならベトナムが良い?親日国ベトナムで働くことのススメ

ベトナム ベトナムでの働き方

海外で働き暮らすというのは大きなチャレンジです。なかなか一歩を踏み出せない人も多いかもしれません。

でも、そんな方におすすめできるのがベトナムです。私自身もベトナムで就職し、仕事をしながら生活しており、その良さを実感しています。

では、ベトナムの何がそんなにいいのか、私の経験にもとづき国民性や食文化などの観点から、特にホーチミンで就職する魅力をご紹介したいと思います。

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ベトナムは親日国

これは聞いたことがある人も多いかもしれません。

私が初めてベトナムを訪れたときに驚いたことがあります。それは、日本語を勉強している人が多いということ。

街中には日本語表記の看板などもあり、日本人向けのお店や、店員さんが日本語で話しかけてくれるお店もあるのです。一気に親近感が湧きました。

親日であることを裏付けるような調査があります。電通が発表した「ジャパンブランド調査2017」(20 カ国・地域対象)で、ベトナムはタイ、フィリピンと並び日本への好感度の高さが1位となりました。

さらに、ベトナムでは日本製品への信頼度が東南アジアの国の中でも断トツに高いと言われています。

街にあふれるジャパンブランド

特に女性向けの化粧品、基礎化粧品は人気が高いジャンルの1つです。安心、安全への意識が高いベトナム人にとって日本製品は信頼できるようです。

また、ベビー用品も日本のものが人気です。特に、赤ちゃんが直接飲む粉ミルクは明治、雪印、和光堂、森永などあらゆるブランドのものが販売されていて、私も日本に帰る度に「粉ミルクを買ってきて」とベトナム人の友人ママさんに頼まれています。

日本ブランドの信頼性が高いのにはHONDAやYAMAHAのモーターバイクの影響が大きいと思います。というのも、ベトナム国内におけるモーターバイク市場の90%以上は日本ブランドで占められているのです。

故障しにくく、長持ちする。そんなイメージを強く根付かせたのが日本ブランド製品なのでしょう。

夢の地下鉄は日本の技術が活躍

2021年に完成予定のベトナム初の地下鉄は、日本のJICA(国際協力機構)が支援に入り建設が進んでいます。JICAとは、日本の政府開発援助の実施機関として開発途上国への国際協力を行っている独立行政法人です。

ホーチミン市内の駅建設予定地には日本の国旗とベトナムの国旗が並んでいます。日本の技術がベトナムの大都会を築き上げていくために活用されるのは、日本国民としては嬉しい限りです。

この駅の建設には日本の複数の建設会社も関わっているようです。

ホーチミンは日本よりも英語が通じる

ベトナムのレストラン

ホーチミン市内のレストランではほとんど英語が通じ、英語のメニューも用意されています。日本よりも「グローバル化」が進んでおり、外国人には優しい都市だと感じます。

英語さえできればカフェ、レストラン、デパートなどにおいて言語に不自由はありません。若い世代では特に英語を話せる人が多く、カフェのアルバイトの人でも問題なくオーダーを取ってもらえます。

また、まれに日本語を勉強している人もいて、日系のレストランでは日本語が話せるベトナム人が接客しているなど日本人にも優しい国です。

仕事で英語は必要か

ベトナムで働く場合、もちろん英語は話せた方がいいのですが、英語が話せない日本人も働いているので問題ありません。

というのも、社内公用語が日本語の会社もあり、そのような会社は日本語を話せるベトナム人を雇用しているからです。また、通訳を雇って働いている人もいます。

ホーチミンは日本食レストランが充実

日本食

日本製品のみならず、日本食も好むベトナム人。お米を食べるという食文化が近いということもあり、やはりお寿司は大人気です。

その他にも焼肉、うどん、そば、刺身、焼き鳥など定番日本食が大好評で、ベトナム系日本食レストランも多くあります。ベトナム系レストランは値段も安く、一食500円ほどで食べることができます。

また、日本人が経営しているレストランもたくさんあるので、ベトナム料理に飽きてしまっても大丈夫です。

私もベトナムで生活を初めて約2年経ちますが、ベトナム料理の味付けに飽きてきてしまっており、最近では日本食ばかり食べています

300円ほどで食べられるベトナム料理と比べると日本食はやや高めですが、やっぱり落ち着きます。

流行りの日本食は丸亀うどん

特にベトナムで流行っている日本食チェーンレストランは丸亀製麺です。ベトナムでは「Marukame Udon」という名前で看板を出しています。

丸亀うどんは店舗数をどんどん増やしており、2017年7月現在ホーチミンだけでも6店舗あります。価格も500円前後と安く、すぐに食べられるスタイルがベトナムの文化にとてもマッチしているようです。

日本での「ネギ乗せ放題」がベトナムでは「パクチー乗せ放題」とローカライズされている点も支持されるポイントだと思います。

丸亀うどん(ホーチミン市内の1店舗)

  • 名称:Marukame Udon Vietnam
  • 住所:215-217 Lý Tự Trọng, Bến Thành, Quận 1, Hồ Chí Minh,
  • 営業時間:7:00−21:00
  • 電話番号:08-3827-0740
  • 公式サイト:https://www.facebook.com/MarukameUdonVN/

ホーチミンの日本人街には日本のお店が豊富

ホーチミンには日本人街と呼ばれる通りがあります。ホーチミン中心部から10分ほど歩いたところにある「レタントン通り」です。この通りには、日本人が経営するレストランが30店舗ほど並んでいます。

レタントン通りから小道に入るとラーメン屋、居酒屋などが軒を連ねており、日本の商店街のような光景が広がっています。

日本人相手のマッサージ屋さんもあります。日本語が通じるので、日本人観光客の方も多く見かけます。

また、日本食材スーパーもあります。特に私が重宝しているのはレタントン通りにあるファミリーマートです。

ここにはオーガニックの野菜や肉があり、さらに日本の醤油、しょうがチューブ、マヨネーズ、納豆なども買うことができます。そのため家で日本食を作ることもできます。

Family Mart(レタントン通り)

  • 住所:20 Le Thanh Ton, District 1, HCMC
  • 営業時間:月~日 : 0:00~0:00

ベトナムでは日系企業が増加中

親日国ということも後押しとなり、ベトナムに進出する日本企業は年々増えています。

以前は大手メーカーが多かったようですが、近年ではIT企業や外食産業、またAEON、高島屋といったショッピングセンターや百貨店の進出も目立ちます。ベトナムで暮らす私としてはとても有り難いことです。

日系企業が増えるにつれてベトナム在住の日本人も増え、日本人の若い世代の活躍も増えているので、1人寂しく海外生活を送るということにもなりません。

周りの人と助け合い、励まし合いながら海外での暮らしを楽しむことができます。

まとめ~最初の一歩を踏み出すのにぴったりの国

このように、ベトナムは海外就職や海外生活が初めての日本人でも働きやすく、暮らしやすい条件が整っています。

海外へ出たいと思っている方は、一度ベトナムで働いてみて自信をつけてから他の国へチャレンジしてはいかがでしょうか。

特に東南アジアでの就職を目指すなら、ベトナムは最初の一歩を踏み出すのに最適な国だと私は思っています。

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