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海外で価値観の幅を広げたいなら!アメリカ国内最大級のサンフランシスコ・プライド(ゲイパレード)の楽しみ方

ゲイパレード

せっかく海外に住むのなら、日本では目にすることのできない少しはちゃめちゃな体験こそが記憶に残るもの。私にとっての記憶に残る体験は、サンフランシスコで目にしたゲイパレードです。

サンフランシスコにはアメリカ国内最大級の規模を誇る、サンフランシスコ・プライドがあるんですよ。

この記事ではサンフランシスコ・プライドの楽しみ方から、終わった後に気持ちよく帰宅するまでのフルコースでお伝えします。

目次

ゲイパレードとは?

ゲイパレード

ゲイパレードとは、LGBTの方たちやその文化を応援するためのパレードです。プライド・パレードやLGBTパレードと呼ばれることもあります。

一般的には都市の大通りを封鎖して、何百もの団体が朝から昼過ぎまで行進していくスタイルが多いです。各団体がとっておきの衣装や車、装飾、音楽を用意して行進する姿は圧巻そのものです。

LGBTとは

ここでまずLGBTの意味を確認しておきましょう。これは4つの性マイノリティのことを指します。Lはレズビアン、Gはゲイ、Bはバイセクシュアル、Tはトランスジェンダーです。

読み方は「エル・ジー・ビー・ティー」と頭文字をそのまま読む方法が一般的です。

サンフランシスコ・プライドの基本情報

サンフランシスコ・プライドは毎年6月末の日曜日に開催されることが多いです。時間はおおよそ10時半〜15時です。

サンフランシスコの場合はMarket st(マーケット通り)からSteuart st(スチュアート通り)、そして8th st(8番通り)を行進するパターンが多いですよ。

ゲイパレードの楽しみ方

ゲイパレード

ゲイパレードへ参加する方法は2種類あります。1つ目は行進する人として参加すること。2つ目は行進する人を路上から応援する観客です。

この記事では2つ目の、観客として楽しむ方法をお伝えしていきますね。

観客としてできること

観客が楽しむためには、パレードを間近で見られる場所をとるのが大事になります。パレードはだいたい各都市の大通りを貸し切って行われます。

パレードを目前で見られると何がいいのでしょう?それは、行進して来るひとから虹色のバンドをもらえたり、お菓子をもらえたりするチャンスがあるからです。

遠くから見ているだけよりも、ときおり行進するひとと触れ合う瞬間があったほうが思い出に残るパレードになること請け合いです。

ゲイパレードの見どころ

ゲイパレード

見どころはなんといっても、行進してくる人たちの趣向を凝らした衣装や装飾です。日本だったら「こんなに露出したら捕まっちゃうよ!」と思うような奇抜な服装の人たちをたくさん見ることができますよ。

認知が広がってきているとはいえ、たくさんのLGBTの人々は日常でマイノリティがゆえの不都合を抱えています。そんな彼らが表舞台に立って思いっきり輝くのがパレード。

中にはふふっと笑ってしまうようなユニークな衣装を着た人や、思わず目をそらしたくなるような大胆な服を着た人、「この日のために1年かけたんじゃないの?」と思うような立派なデコレーションが施された車など、日本ではあまり目にすることのない斬新な光景が待っています。

日本ではマイノリティの人たちは声を潜めるしかない場合もあります。もちろん例外はありますが、欧米に比べるとマイノリティが認められにくい文化といえるでしょう。

そんな日本の背景を知っているあなたがゲイ・プライド・パレードを目にするのです。声をひそめるのではなく表舞台にたつLGBTの人たちをみて、心のどこかが動かされるかもしれません。

そんな価値観の揺さぶりを与えてくれるのも、パレードの見どころの1つです。

こんな方におすすめです

ゲイパレード

上に挙げたように、パレードを見ることによって価値観に変化が訪れるかもしれません。なのでおすすめしたいのは以下に挙げるような人たちにです。

こんな人におすすめ

  • 多様な視点を持ちたいと思っている人
  • 面白いことが大好きな人
  • 「お祭騒ぎ」と聞くとうきうきする人
  • 好奇心溢れ、世界でいろいろなものを目にしたいという人

とは言えパレードを眺めるだけなら参加チケットは必要ありません。5分だけ見てみよう、という姿勢でも大丈夫なので、ぜひチェックしてみてくださいね。

パレードが終わった後の注意点

お祭り騒ぎで泥酔している人も

パレードは良くも悪くもお祭り騒ぎです。パレード後はお酒を飲みすぎた人、ドラッグを使った人なども多くなります。変な人に絡まれないよう注意してくださいね。

早めの帰宅がおすすめ

私はパレードをCivic Center駅の近くで見て、友人とお茶をしてから帰りました。しかし5時ごろになると駅は大混雑していました。

混雑の中で盗難に遭ったという話もよくあるので、パレードが終わる3時前後に帰宅するのがちょうどいいのかもしれません。

「テンダーロイン」という地区に注意!

パレードが行われるマーケット通りは、サンフランシスコの中で最も治安が悪いと言われている「テンダーロイン」という地区に接しています。

テンダーロインは、おおまかに言うとPowell st駅からCivic Center駅の間の地区です。ここは昼間でも危ないと言われている場所なので、念のため頭の片隅に入れておくといいでしょう。

Googleマップなどでこの地区がどこからどこまでなのか、正確な位置を把握しておくのもおすすめです。

パレードで楽しいひとときを過ごした後に、トラブルに巻き込まれないようにしたいですね。

基本情報

  • 名称: San Francisco Pride(サンフランシスコ・プライド)
  • 開催場所: スチュアート通りからマーケット通り、8番通り周辺
  • 開催日程:毎年6月末、日曜日。おおよそ10時半〜3時ごろ

まとめ

サンフランシスコ・プライドはアメリカ全土のなかでも最大級のゲイパレードです。もし日常生活のなかでマイノリティ文化のことを考える機会が少なかったとしても、このイベントに参加すると、ずっと身近に感じられます。

“Work hard, play hard”(よく働き、よく遊べ)とはアメリカでよく聞く言葉です。せっかくのアメリカ生活、イベントなどの遊びには積極的に参加して異文化や異なる価値観をどんどん吸収していってくださいね!

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この記事を書いた人

海外就職・海外求人マッチングサービスGuanxiを運営しているIT企業。
世界各地をお仕事で飛び回っています。

世界各地で滞在し、見たもの、感じたもののリアルを届けます。

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