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年に一度アメリカ中が緑に染まる日!St. Patrick’s Dayの楽しみ方

St. Patrick’s Day

アメリカでは年に一回アメリカ中が緑になる日があります。

Patrick’s Day(聖パトリックの祝日)はもともとはアイルランド共和国の祝祭日なのですが、ここアメリカでも盛り上がりをみせる行事です。

今回はアメリカ中が緑になるイベントSt. Patrick’s Dayをご紹介します。

目次

St.Patrick’s Dayって何?

St. Patrick’s Day

聖人であるSt. Patrickの命日3月17日がこのSt. Patrick’s Day(セイント・パトリックス・デイ)です。この方はアイルランドにキリスト教を広めたそうです。

最近では表参道でもパレードが行なわれるなど、日本でも浸透してきているイベントです。アメリカでも、アイルランド人でなくても学校や銀行、職場やレストランなど街が緑一色になります。

アメリカ中が緑に染まるのはこの日だけ

St. Patrick’s Day

3月17日が近づくとアメリカでは緑色をテーマカラーとして学校や職場、レストランやスーパーなどがデコレーションをはじめます。

緑はアイルランドのシンボルカラーで、シャムロック(クローバー)は国章です。その他にもレップリカーン(アイルランドの妖精)や虹が象徴的なイベントです。

緑を身につけていないとつねられる!

St. Patrick’s Day

“Wear green so you don’t get pinched.”

おもしろい習慣としてこのSt. Patrick’s Dayに緑のものを身につけたり、緑の服装をしたりしていないとPinchされる(つねられる)というのがあります。

「この日に緑色のものをつけると幸せになる。」

というおまじないもあります。

子どもは幼稚園や学校に緑色のもの(緑のタイツや緑のスカートなど)を身につけて登園/登校します。アメリカの小学校でも子供のみならず、学校のスタッフや先生も緑づくしでイベントを盛り上げています。

イベントはとことん楽しむアメリカ人のいいところですよね!

アメリカ中に妖精おじさん登場

Leprechaun(レップリカーン)

by wikipedia

Patrick’s Day の飾り付けにいつも登場する緑尽くめの帽子をかぶったおじさんキャラクターがいます。これがLeprechaun(レップリカーン)です。Leprechaunは見た目はおじさんですが、実は妖精です。

全身緑の服装で、アイルランド人の象徴である赤毛のひげを立派にたくわえています。この妖精おじさんは、虹の下に金貨がたくさん入ったポット(壷)を隠しているとされています。

彼はとても小さく、動きもすばしっこいので実際に見たり、捕まえたりするのがとっても難しいんです。Leprechaunを捕まえると金貨の場所を突き止められるので、その人は幸せになるといわれています。

期間限定St.Patrick’s Day商品がいっぱい!

St. Patrick’s Day

クッキーやキャンディー、ケーキも緑になります。St. Patrick’s Dayが近づくとビールさえもアイリッシュパブなどでは緑になります。スーパーもSt.Patrick’s Day関連商品がいっぱい!お買い物がいつもより楽しいです!

St. Patrick’s Dayこの日に好んで食べる食事にはコーンビーフキャベツやアイルランドシチューがあります。アイルランドシチューとは透明のスープにラムやタマネギ、じゃがいも、人参等が入っていてビーフシチューよりサラサラしています。

スーパーでもこのアイルランドシチュー材料セットが売っていました。

まとめ

いかがでしたか?

アメリカ中で盛り上がるSt.Patrick’s Dayですが、学校・銀行・郵便局はお休みになりません。職場の同僚や学校のお友達とみんなで楽しめるイベントというのも面白いですよね。

今年の3月17日には主人に派手なグリーンのネクタイを絞めてもらい、子供たちには緑のズボンやスカートを履かせてみましょう。緑は春の色でもあります。St. Patrick’s Dayが近づくともう春だなと感じるアメリカ生活です。

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この記事を書いた人

アメリカ人と国際結婚し現在ニューヨーク州北部在住。趣味はサッカー観戦(Premier League Arsenal ファン)・マラソン・ヨガ・アンティーク食器収集・キルト。日本では薬剤師、アメリカでは専らパンばかり焼いています。

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