当サイトを運営するGuanxi inc.の坪田(@tsubota_jp)です。
海外就職したいと思った時にまずやることといえば、海外向けの求人サイトを見ることですよね。しかし、求人サイトを見て出てくる案件が全てではありません。実は、ネット上には上がってこない隠れ求人があります。
日本でネットを見ているだけでなく、海外(例えばホーチミンやバンコクなど日本人の多い地域)に行ってみると、WEBサイトではなかなか表示されない求人案件を見つけることができます。
今回は、ライバルの少ないそんな隠れ求人を探す方法をご紹介します。
【海外求人をチェックしたい方はこちら】
- リクルートエージェント(未経験から幅広く求人を探す)
- LHH転職エージェント(全世界から幅広く求人を探す)
- JAC Recruitment(海外勤務・外資系を狙う年収600万円以上の方向け)
海外就職したいなら、まずはとにかく現地へ行くこと
WEBサイトに出てこない隠れ求人に出会うためには、まず直接現地に行ってみるのが一番です。本気で海外で働きたいと思っているなら、今から飛行機を予約して、明日現地へ行ってみましょう。
今はLCC(格安航空会社)のネットワークが世界中に張り巡らされています。想像よりもお手頃価格で現地に向かうことも可能かもしれません。
とはいえ、今すぐに行動するのはなかなか難しいのが現状だと思います。会社勤めをされている方なら、長期の休暇を取るのは簡単ではないですよね。
でも、本気で海外で働きたいのであれば、2、3日の短期でも時間を見つけて現地に行ってみることをおすすめします。
海外就職に大切なのは行動力
現在、東南アジアのある国で働いている筆者の友人は、金曜日の終業後にそのまま空港に向かい、深夜便で現地に到着し、日曜日の夜か月曜日の朝に日本に戻ってくるというスケジュールで何度か現地に赴き、実際の現地の様子や気候、仕事などをリサーチしたそうです。
強行スケジュールで身体は疲れたそうですが、移り住む前に下見の機会を持てたのは良かったと言っています。
現地ならではの情報を手に入れる
今はインターネットで検索すれば、欲しい情報が何でも手に入る時代です。ネットで探す方が楽ですが、足で探すことも実は大切なんです。実際に現地に赴けば、思いがけないところでコネクションができたり、耳寄り情報を得たりすることができます。
でも、広い国の中のどの都市に行けばよいのだろう?その都市のどのエリアに日本人向けの求人情報が多いのだろう?と迷ってしまうこともありますよね。そんなときに頼りになるのは現地のローカルサイトです。
日本人が多く住んでいる地域には、必ずと言っていいほど日本人向けのローカルサイトがあります。どんな仕事があるのか、どのエリアに求人が多いのかなど、そのサイトを見ながら目星をつけておくと良いでしょう。
現地に到着!日本人向けのフリーペーパーを探そう
ある程度の情報が入った状態で現地に来ているあなた。続いては、現地にある日本人向けのフリーペーパーを探しましょう。
WEB上に上がってこない隠れ求人は、現地のフリーペーパー(無料情報誌)でも見つけることができます。もちろん、このフリーペーパーは日本語なので安心してください。
こうした情報誌掲載の求人案件は現地にいる人にしか見られないものもあり、必然的にライバルも少なくなります。日本人向けのフリーペーパーこそ宝の山なのです。
できるだけ多くの号に目を通すのがベター
求人情報は日々更新されているので、あなたが求人を見ている間にも新規の求人が増えています。
たいていのフリーペーパーは、週に1度もしくは2週間に1度の頻度で発行されています。新規の求人情報を得るためにも、できるだけ多くの号に目を通すと良いでしょう。
滞在期間が短い場合は、フリーペーパーの編集部に連絡するとバックナンバーを見せてくれる場合もあります。過去の号の求人も、広告費の関係で掲載をストップしただけで、まだ募集中であるものもあります。
求人案件を見つけたら転職エージェントに連絡を
求人に応募する際、最初に連絡するのは現地の日本人向け人材紹介会社(転職エージェント)である場合が多いです。「〇〇に載っていた〇〇の求人に興味があるのですが、詳しい話は聞けますか?」とアポを取ってください。履歴書の提出を求められるので、すぐに渡せるよう日本で準備しておくとスムーズです。
日本人の多い地域では、最低でも5社以上は日本人向けの人材紹介会社があります。とにかく片っ端から連絡してみましょう。
ほとんどの転職エージェントは求人の紹介を無料でしてくれます。まれに、現地で登録料10万円など不必要に高い金銭を要求されるケースがあります。事前に費用はかかるのかチェックし、こういった不当に高い登録料請求に注意しましょう。
フリーペーパー発行元に直接、求人がないか聞いてみる
人材紹介会社へのアポが取れたら、フリーペーパーを発行している会社へも行ってみるといいと思います。日系の出版社は日系企業のお客さんも多く、企業の求人情報を持っている場合が多いからです。
転職エージェントに仲介料を払いたくない企業もあるので、そういった企業は顔の広そうな出版社に「こんな人を探しています」「誰かいい人いないですか」と聞いていることがあります。このように人づてに人材を探している場合、当然求人は表に出てこないため、ライバルはほとんどいません。
しかし、知り合いの中から紹介されることも多いので、すぐに決まってしまうこともあります。少しでも興味を持ったら、実際に人材を探している会社に話を聞きに行ってみましょう。
海外でのふとした出会いも大切に
現地に行ってみると、すでにそこに住んでいる日本人の方に街で偶然出会うこともあると思います。状況や相手にもよりますが、話しかけてみるのも一つの手です。
求人情報に直接結びつかなくても、現地での仕事や生活の様子を聞くことができるのは大きな助けになります。現地の日本人コミュニティーの情報を教えてもらえる場合もあるので、そこから求人情報につながる可能性もあります。
現地在住日本人から実際に仕事を紹介された例
筆者の知り合いで、現地に赴いた際にそのように声をかけた日本人の方が、ネイティブの方が経営する日本料理レストランを紹介してくれて、そこで働くことができたという人がいました。
別の知り合いは、5日間の予定で現地に行きましたが、良い求人情報に出会えませんでした。最終日の朝にたまたま街のレストランで隣り合った日本人の方に話しかけたところ、語学学校の日本語教師の求人を教えてもらいその日の昼に面接、その場で採用が決まったということもありました。
このようなケースはまれかもしれませんが、どこにチャンスが眠っているか分かりません。ふとした出会いを大切にしましょう。
まとめ~行動することからすべてが始まる
ネット上に出てこない求人というのは、特に海外就職の場合、ものすごくたくさんあります。給料や待遇を比較することも大事ですが、日本で限られた求人広告を見ているだけでなく、余裕があれば実際に現地へ足を運んでみる方がいいでしょう。
隠れ求人が見つかる可能性があるだけでなく、現地の様子を肌で感じ、働く環境も前もって知っておくことができるので、一石二鳥です。
現地へ飛び込んで仕事を探せるほど行動力があるなら、どこの国へ行っても活躍できるはずですよ。
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