南国の太陽がいっぱいのフィリピンでは一年中ゴルフを楽しむことができます。緑がいっぱいの自然豊かなコースで思いっきり体を動かすのはとても気持ちが良いものです。
「フィリピンに来て初めてゴルフをした」という初心者の方も多く、日本と比べて気軽にプレイすることができます。特にマニラで働くビジネスマンにとっては、都会の喧騒を逃れてフィリピンらしい大自然を楽しめるとういことで大人気です。
そんなフィリピンのゴルフ事情、そして魅力をお伝えしていきます。
フィリピン・ゴルフの特徴
一年中温暖な気候が続くフィリピンでは、いつでもゴルフを楽しめることが一番の長所であり特徴です。ドレスコードの厳しさがあまりなく、南国ならではのラフなスタイルでプレイすることができ、中にはビーチサンダルでもOKなゆるいコースもあるぐらいです。
メンバー(会員)制度に関してもそれほど厳しくなく、初めての人でも利用できるゴルフ場が多いのも嬉しい限りです。都心を少し離れると送迎付きや宿泊施設完備のゴルフ場も多いので、自分で移動する手間をかけず気楽にプレイを楽しむことができます。
予約なしでもプレー可能
また先進国と比べてまだレジャーでゴルフをするという習慣が浸透しておらず、都会を離れれば比較的空いているコースが多いので、時間的にも余裕を持ってプレイすることができます。
「今日はいい天気だなぁ。ゴルフでも行こうか!」なんて感じで遊びに行っても、予約なしでプレイすることが可能です。
また人数も自由で、4人集まらなくてもラウンドできるケースも多いです。初心者の方は一人でプレイすることも可能で、周囲を気にすることなく自由にゴルフを楽しめます。
コース内の移動もカートを利用できるところが多く、暑さに弱い人や体力的に自信のない人でも余裕をもって回れます。
温暖な気候のせいか芝生の状態が良く、グリーンのメンテナンスもしっかりしているコースが多いです。
また日本と比べて新しくできたゴルフ場が多いせいか、先進国の伝統的な面と新興国の新しさが上手くミックスされた「21世紀型のゴルフ場」が多く、施設もコースの作りも現代的な感じがします。プール付きのゴルフ場も多く、プレイ後は体を癒すのに最適です。
王様ゴルフ
日本だと一組4人のプレイヤーに対してキャディが一人つくというのが一般的なスタイルですが、フィリピンでは一人のプレイヤーに対して一人のキャディがつくのでとってもプレイしやすく、サービスも行き届いています。
また常夏のフィリピンならではのスタイルで、日よけの傘をもってプレイヤーを助けてくれる「アンブレラ(傘)ガール」という仕事をする女性がいます。
大きな傘で強い日差しを防いでくれる他に、飲み物を渡してくれたり汗をふいてくれたりと色々なサービスをしてくれます。もちろん突然の雨の時も、大いに活躍してくれます。
したがって、4人一組でラウンドする場合、プレイヤー4人、キャディ4人、アンブレラ・ガール4人の12人が一緒に回るため、日本では考えられないような大所帯のゴルフになります。
中にはアンブレラ・ガールを何人か連れて行くリッチなプレイヤーもいますので、まさに「王様スタイル」のゴルフになります。
こんなセレブ気分でゴルフを楽しむことができるのも、まだ人件費が安いフィリピンならではのお得さなのかもしれません。
マニラ近郊のゴルフ場
マニラ及びその近郊には数多くのゴルフ場があり、選択肢はかなり多くなります。都心から1時間以上ドライブしてカビテやラグーナ、バタンガスまで足を伸ばせば、南国らしいリゾーティなゴルフを楽しむことができます。
移動時間が短くて、気軽にゴルフに出かけられるのもフィリピンゴルフの大きな利点です。中でも日本人や外国人の間で人気のゴルフ場を紹介しましょう。
ビリャモアゴルフコース
マニラの中心地にあるパブリックコース。東京でいえば23区内にあるような、非常にアクセスの良い便利なゴルフ場です。
コースは平坦で距離も短く、初心者でも気軽にプレイできます。ただあまりにも便利な場所にあるため常に待ち時間が多く、週末はかなり混雑するのが難点です。
オーチャードゴルフカントリークラブ
マニラ市内から車で約2時間のカビテ州にある36ホールのゴルフコース。フィリピンらしくマンゴーやグァバの木が各所に植えられており、プールなどの施設も充実しています。距離の長い戦略的なコースも多いので、上級者でも楽しめるコースです。
カラタガンゴルフコース
マニラ市内から車で約2時間半のバタンガス州西海岸にある18ホールのコース。年中空いているので初心者でも気軽にプレイできます。
また、この近辺には人気のビーチがいっぱいあるので、南国らしいリゾート&ゴルフを楽しむことができます。できれば1泊ぐらいのゆとりを持って行きたいゴルフ場です。
ゴルフ用品
残念ながらフィリピンのゴルフショップのレベルはまだまだ低いと言わざるを得ません。ゴルフ用品に関しては日本で揃えたほうが良いでしょう。特にシューズは日本国内で販売しているものを使用するべきです。
ただゴルフウェアに関しては、常夏のフィリピンゴルフに合ったラフなスタイルの服装を現地で揃えるのも面白いでしょう。
また、ほとんどのコースでレンタルクラブ、シューズの用意をしていますので、手ぶらでゴルフを楽しむことも可能です。
ゴルフ料金に関して
以前ほどの違いはなくなりましたが、それでもまだフィリピンのゴルフ料金は日本と比べて格安だと言えます。
グリーンフィは1200~4000ペソ(約2400~8800円)、キャディフィは400ペソ(約880円)が相場で、だいたい5~6,000円ぐらいでプレイができます。
クラブハウスの飲み物や食事代も安く、トータル1万円以下でゴルフを楽しむことができます。
まとめ
一年中温暖な気候に恵まれた南国フィリピンでのゴルフは絶対におすすめです。新しいゴルフ場が多いせいか、コースも施設も日本より近代的です。
それに比べて人件費が安いおかげでキャディやアンブレラガールなどの人的なサービスは良く、「王様気分」のようなゴルフも楽しめます。
また料金的にもリーズナブルで、マニラ市内から少し離れれば比較的空いているゴルフ場も多いので、初心者から上級者まで気軽にプレイを楽しむことができます。
海沿いのコースではビーチ&ゴルフの南国らしいリゾーティで贅沢な気分でプレイすることも可能なので、観光でフィリピンを訪れた人でも一度ぐらいはゴルフ場に足を伸ばしてみるのもよいでしょう。
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