長期滞在者向け!インドでSIMカードを買ってみた(コルカタ編)

SIMカード 南アジア

海外で生活するのにも携帯電話はかかせません。しかし一番の心配はネット環境です。インドではまれにフリーのWiFiが使える場所がありますが、なかなか簡単には見つけられません。

現地のSIMカードを買ってしまえばどこでもネットをつなぐことができ、さらに電話も使うことができます。インドの通信費用は格安なので、海外対応のWiFiルーターなどを持っていくよりもSIMカードを購入する方がはるかにお得です。

今回はインドのコルカタでSIMカードを購入する方法について紹介します。

インドの携帯電話事情

携帯電話

インドの携帯電話はすべてSIMフリーのものが売られています。日本のように携帯電話とキャリアがセットになっているのではなく、携帯電話本体とSIMカードを別々に購入します。

インドではスマートフォンの普及率が高く、価格もリーズナブルです。長期滞在する方は現地で携帯電話本体を買ってしまうのもおすすめです。

通話をするためだけのガラケーや、性能の高いスマートフォン(samsungなど)は街中の携帯ショップで手に入ります。値段は数千円から1万円を超えるものまで幅広くありますが、どれも問題なく使えます。

日本で使用している端末をそのままインドで使うのであれば、SIMロックを解除したものを持っていくのが良いでしょう。

おすすめのキャリアはairtel(エアテル)

airtel(エアテル)

インドの主な通信会社には

  • airtel
  • vodafone
  • TATAdocomo

などがあります。中でも1番のおすすめはairtelです。インド国内のシェア率はNo.1で店舗数も多く、インターネットが繋がる地域が広いのが特徴です。

※インド国内の都市部であればどの州でも繋がりますが、農村部だと電波が弱かったり繋がらない可能性があります。

airtelのショップは街中のいたるところにあり、SIMカードの購入やリチャージができます。

SIMカードを作るために必要なもの

パスポート

SIMカードを作るために必要なものは以下のとおりです。

  • パスポート
  • パスポートのコピー(ショップ内でコピーしてくれる可能性もあり)
  • 証明写真(パスポートサイズ)
  • 滞在先の住所
  • (※現地に住む知り合いのインド人の名前と住所

※外国人観光客が多い地域(コルカタで言えばザダルストリートなど)では必要ないと思います。ただし普通の街中のショップでは要求されることがあります。

実際にSIMカードを買ってみた

SIMカード

それでは実際にショップでSIMカードを購入してみましょう。

まずは店員さんに「SIMカードが欲しい」と伝えます。「ネットだけか、電話も使うのか」と聞かれるので好きな方を選択します。私はネットと電話ができるものを選びました。

SIMカードはたいていプリペイド式のものが渡されます。使った分だけ後から支払う方法もあります。そこは店員さんと応相談です。

パスポートなど必要なものを店員さんに渡します。次に申請用紙を記入します。名前、パスポート番号、住所など正確に記入しましょう。

プランの例

記入が終わったらどのプランにするかを選びます。私は長期滞在の予定なので「ネットは1日1GBまで+国内通話無制限のものが70日間使える」プランを選びました。料金はSIMカード代が150ルピー(約260円)、上記のプランが399ルピー(約695円)です。

その他に旅行者向けのプランなどもたくさんあります。プランは時期によって変わるのでその時々にあるものから選択しましょう。

プランが決まったら店員さんに携帯電話を渡してSIMカードを入れてもらいます。その際は携帯電話本体の言語設定を英語に変更しておくとスムーズに行えます。

SIMカードを購入してから使えるようになるまで(アクティベートのやり方)

アクティベート

SIMカードは入れたらすぐに使えるものではありません。アクティベートする必要があります。私の場合はアクティベートするのに1日待てと言われました。

帰宅し翌日、スマホを開いてみるとairtelからの電波が届いていました。それからアクティベートの作業を行います。アクティベート作業は以下のとおりです。

  • 59059に電話をかける
  • 自動音声につながるので、言語を選択する(英語を選択)
  • パスポート番号の下4桁を入力する
  • 生まれた年(1985年なら1985)を入力する

無事に完了すると数分後に使えるようになります。

リチャージ方法

契約した通信量を使い切った、または期間が過ぎた場合、リチャージをする必要があります。

リチャージ方法は近くのairtelショップに行って「リチャージしてください」と言えば大丈夫です。最初に購入したときと同じようにプランを選び、お金を払います。書類等は必要ありません。

SIMカードを買う際の注意点

外国人観光客が多い地域ではSIMカードを買うのにあまり手間はかからないでしょう。しかしそれ以外の街中のショップでは、アクティベートして使えるようになるまで数日かかる可能性があります。

まとめ

以上、インドのコルカタでSIMカードを購入する方法をまとめてみました。インドに留学や仕事などで中・長期滞在する場合、SIMカードは必ず購入した方が良いです。値段も日本と比べるとはるかに安いのでおすすめします。

ただし購入の際に書類などを用意したり、使えるようになるまで手順を踏む必要があるので事前に必要事項をしっかり確認するようにしましょう。

※1ルピー=約1.74円

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