海外で就職する人もいれば、海外体験としてワーホリ(ワーキングホリデー)制度を利用する人もいます。働き方は実に多様になってきました。
今回は、オーストラリアで1年間のワーホリ体験をした上田さん(仮名)22歳男性のお話をご紹介します。上田さんは当時「caffeeshop」で仕事をしていました。
海外(オーストラリア)で仕事をするメリットとは何なのでしょうか?
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シドニーは時給が高くチップももらえる
私はオーストラリアのシドニーで働いていましたが、まず何より時給が高いです。オーストラリアドルで16ドル(約1,390円、2016年3月現在1ドル=約87円)くらいでした。
シドニーはオーストラリアを代表する大都市なので、それなりに物価や家賃も高いですが、給料がいいので余裕で生活できていました。
日本とは違い、給料は2週間に1回もらえるところがほとんどです。飲食店やBARなどの従業員は給料とは別にチップももらえるので、頑張り次第で満足できるくらい稼げることが多く、貯金もできます。
オーストラリアで働くと英語力がぐんぐん上がる
海外(英語圏)で働くためにはもちろんある程度の英語が話せないといけませんが、飲食店やBARなどでは日常会話が少々できれば働けます。初めは英語力に自信がなくても、まずはその環境に飛び込んでみることが大切です。
周りの環境が自信をつけさせる
そこからは嫌でも毎日お客さんや従業員と会話するので、半年もすればびっくりするくらい話せるようになります。
もちろんある程度は積極的に話す努力も必要ですが、何より英語を使って働いているという自信と周りの環境によって英語への苦手意識も克服できます。
勉強にもなるし、お金も稼げるので、英語を学びたい方にとってはメリットだらけです。
シドニーの職場では全く正反対の価値観を知れる
日本ではあまりないと思いますが、同じ職場に様々な国の人が何人もいるなんてことはシドニーでは日常的です。むしろ同じ人種だけで固まっている職場の方が少ないかもしれません。
国が違うともちろん、それぞれの価値観も常識もみんな違います。日本人は特に仕事に対する姿勢がまじめで、その分他人の仕事に対しても厳しいところがあると思います。
外国人は仕事に対して楽観的な人が多い
私がシドニーで働いて感じたのは、外国人は仕事への価値観がみんなそれぞれで、結構楽観的な人が多いということです。もちろん全員ではありませんが、いい意味で力を抜いて楽しみながら働くというような印象です。
そういった違った価値観の人たちと一緒に働くことで、広い視野で物事が見られるようになったし、まじめだけが正しいのではないということにも気付きました。感じ方やとらえ方は人によって違いますが、海外で働くことで見えなかったものが見えるようになると思います。
オーストラリアで働くと日本人の気遣いのレベルに気付ける
日本では「お客様は神様だ」というのが一般的な考え方として定着していますよね。しかし海外では、日本ほどの細かい気遣いやサービス精神はほとんどないと思います。
日本人客の中には、良いサービスをしてもらって当たり前だという態度の人もいたりするので、おもてなしの文化が100%良い面ばかりだとは言い切れませんが、日本人の気遣いに対する世界での評価はすごく高いのです。
客とお店は対等な関係であるのがオーストラリアの文化
オーストラリアでは、お客さんと店側の人間の立場はあくまで対等です。
たとえばハンバーガー屋では、お客さんはお金を払ってハンバーガーを作ってもらうという意識であり、店員はお金をもらったからハンバーガーを作ってあげるという意識でいます。
しかし日本では、サービスを提供する側は、お金を払ってくれて、足を運んでくれて、選んでくれたお客様に対し、最高のおもてなしをしようという意識が強く、それが世界から評価される温かいサービスにつながっているのだと思います。
こういった文化の違いを、知識として知っているのと実感するのとでは全然違います。やはり実際に海外の環境で働いてみると、日本人の気遣いの細やかさに気づくとともに、自分のサービス精神にも磨きがかかるのではないかと思います。
海外で働いて得た外貨を円に両替する時は要注意
これは私にとってワーホリの唯一のデメリットですが、海外で一生懸命働いてお金を貯めても、国やそのときのレートによっては、日本円に両替する際に損をします。レートはその時々で常に変動しているので、ある程度の知識や予測は必要になってきます。
面倒くさいから別にいいという人はそのまま両替してもいいと思いますが、やはり金額が大きくなればなるほどその時のレートによる差額も大きくなるので、馬鹿にはできません。
海外で貯金して日本に持って帰ろうという人は、その国と日本の為替レートについて勉強しておけば損をしなくて済みます。
まとめ~期間限定でも得られるものは大きい
オーストラリアで1年間ワーキングホリデービザを持ち滞在するだけでも、貴重な経験ができるものです。ワーホリ制度を使い、1年間限定で海外で働いてみるというのも面白いですよ!
上田さんの場合は、良い経験ができた上に、時給が高いシドニーで働いてお金も貯まりました。
ワーホリ制度が利用できるのは若い間だけの特権です。時間に余裕がある人はぜひワーホリを経験してみてください!
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