ワーキングホリデーや留学で人気のオーストラリア。ホームステイも何ヶ月か経験し街の雰囲気にも慣れてきたら、そろそろシェアハウスに移ろうかな……という時期が来ると思います。
でも、オーストラリアでの部屋探しってどうやればいいのでしょうか?どんな風に契約まで進み、何に気をつければいいのでしょうか?
実際にオーストラリアでのシェアハウス生活を経験した私から、部屋探しの手順とコツをお伝えします。
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オーストラリアのシェアハウスの家賃相場は?
どの国でも同じことですが、家賃の相場は立地によって異なります。やはり都市の中心部に近いところほど高いので、例えば私がいたメルボルンでも市内などは他に比べてかなり割高です。
ただ、電車で10分から20分も移動すれば平均的な値段に下がるため、範囲を広げて探してみるのがおすすめです。
参考までに、私が住んでいたシェアハウスの家賃をご紹介します。
- メルボルン・ノースブライトン:月約730ドル(約65,700円)
(市内から電車で10分、3人でのシェアハウスで一人部屋、光熱費・インターネット代込み)
- ブリスベン・クーパルー:月約675ドル(約60,750円)
(市内からバスで20分、3人でのシェアハウスで一人部屋、光熱費・インターネット代込み)
なお、治安については特に私達外国人には分からないところなので、語学学校の先生や現地の友達に相談しましょう。
※1オーストラリア・ドル=約90円(2016年2月)
オーストラリアのシェア物件探し1. ネットをフル活用
まずはこれ!とにかく使えるGumtree
オーストラリアで生活するには欠かせない掲示板サイト、ガムツリー。
オーストラリア全土をカバーしており、シェアハウスからホームステイまで、住まい探しの強い味方です。ほかにも、求人や物の売買など様々なジャンルで使えます。
ただし、オーストラリアの掲示板なのでもちろん全ページ英語表記です。
部屋を探す場合にはまず州、地域を選択し、フラットシェア、ハウスシェア、ルームシェアなど希望のメニューから内容を見てみましょう。
気になったら即連絡しよう
個人が投稿する掲示板のため、記載内容の充実度は投稿者によりけりですが、分からないことがあればじゃんじゃんメールや電話で聞くことをおすすめします。
私は全くの英語初心者ながら、恐る恐るネイティブに電話し何とか会話をしたことが良い経験になりました。
家や部屋の写真が載っていなくても、生活ルールや家賃に何が含まれているのか(電気、ガス、水道、ネット環境など)、また共同生活する人達の国籍、何人住まいかなどがしっかりと記載されていればまずは信用できる物件でしょう。
安心して使える日本語サイトも
やっぱり日本語でないと不安!という方は日本語の掲示板をチェックしてみましょう。
日豪プレス
オーストラリア最大の日本語掲示板、日豪プレスは必見です。全土をカバーしています。
チアーズ
日本語検索が便利。部屋だけでなく、様々なジャンルの検索ができます。
GO豪メルボルン
http://www.gogomelbourne.com.au/life/
メルボルンについて知りたいならこのサイトがおすすめ。探しているものがすぐに見つかります。せっかくなので仕事も一緒に探してみましょう。
日本語の情報はたくさんある
その他、地域によって様々な日本語掲示板があるので活用してみてください。
また、語学学校に通っている人は学校の掲示板にも張り出されているはずなのでチェックしてみましょう。
オーストラリアのシェア物件探し2. 内覧は最重要かつ要注意
気になるシェアハウス物件を見つけたら、さっそく見学のアポイントメントを取りましょう。
内覧のポイント1. 場所を入念に調べておく
当日、迷わないためには、必ず住所を聞いてグーグルマップを利用するのが一番確実です。
周りに目立った建物がなく住宅街だった場合、該当の物件を見つけるのは至難の業!迷子になって到着がかなり遅れるなんてことはザラです……。
内覧のポイント2. 一人で行かない
声を大にしてオススメしたいのが、必ず誰かに付き添ってもらうということ。
オーストラリアでの内覧に慣れておらず、さらに英語が不得意ならば、友人の存在は心強いものになります。特にあなたが女性の場合はなおさらです。勝手を知らない日本人女性が一人で相手のテリトリーに出かけて行くのはあまりにも危険です。
こうした自衛の意味に加えて、友人がいれば自分では気づかないアドバイスをもらえる、帰るタイミングをつかめるという意味でも得策なのです。
内覧のポイント3. 細部をしっかり確認
見学時に確かめるべき項目を挙げてみます。
- 最寄駅からの距離や雰囲気
- 周囲の環境
- 大家さん、同居人の雰囲気
- 施錠の場所
- 日当たり、物干し場の場所
- 家具やシーツなどはどこまで提供してもらえるのか
- 水回りの清潔さ
- 生活ルール(掃除当番、パーティー禁止、お泊り禁止など)
- 家賃額と支払日
これ以外にも、気になる点はしっかりと確認しましょう!
オーストラリアのシェア物件探し3. 決まったらいよいよ契約
何件か内覧したら、いよいよ最終的に住む家を決めます。このときの決め手は人それぞれ異なります。
私の場合は最優先事項が治安と英語環境(日本人が誰もいないこと)でした。
選んだ物件はこれらを満たしていたことに加え、生活環境(駅・スーパーが近い)、一人部屋(静かな環境でプライベートを確保できる)、キッチンが広いということが決め手となりました。
契約に必要なもの
- パスポート
- 敷金(オーナーによって異なりますが家賃だいたい2ヶ月分)
- 銀行の口座番号(家賃が自動引き落としの場合)
最終的に契約を結ぶ時も、不安であれば英語が流暢な友人に付き添ってもらうことをおすすめします。
まとめ~とにかく物件見学に行ってみよう!
部屋探しは何と言ってもまずは内覧から!これはシェアハウスであろうと、一人暮らしであろうと変わりません。
まずは何件か回り、物件見学に慣れることから始めましょう。見ていくうちに自分なりの条件や希望が具体的になっていくので、最終決定もしやすくなります。
せっかくのオーストラリア滞在。自由が多い分、危険も多いので、そこだけはしっかり気をつけて、快適な住まいを見つけてくださいね!
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