留学、移住、転職など様々な目的でオーストラリアでの生活をお考えの方へ、オーストラリアに2016年まで10年住んだ私がご紹介していきたいと思います。
私が住んでいたのはオーストラリアのタスマニア州で、最近少しずつ日本での知名度を上げてきている自然あふれる州です。
タスマニアで一人暮らし!家賃は安くない
オーストラリアでは、一軒家やマンションの一室を数人でシェアするのが一般的です。タスマニアの州都、ホバートでの私の家賃は1カ月580ドルでした(1ドル=約85円)。
私は2LDKのアパートの一室を借りて、一つの部屋を貸し出していました(家賃は一部屋分)。
日本のような一人暮らし用の物件もありますが、基本的に家賃がシェアする場合と比べ2倍以上になります。誰かと一緒に暮らす方が楽しいし、電気代やネット代もワリカンできるので経済的でした。
タスマニアの食費は基本的に日本の2倍以上
オーストラリアは人件費が高いので、基本的に日本より物価が高いです。タスマニアは特に、本島から離れている島ということもあり、物価が日本の2,3倍でした。その分給料も良いので問題はありませんが、外食が多いと食費がかなりかさみます。
例えば、普通のレストランでも、メイン一皿30ドルほどします。テイクアウトをするお店でさえも10ドルから15ドルはしてしまいます。
結果、自炊するのが一番でした。自炊すると週60ドルほどあれば健康的な食生活ができました。料理がうまくなる、という特権もあります。
交通手段は基本的に車
タスマニアには電車がなく、基本的に移動は車でした。一人一台が当たり前でした。車は中古車を買うのが経済的ですが、日本に比べ値段が高いわりに質が悪いという状況です。
私は燃費の良いHatchbackの車を持っていて、4,300ドルで購入しました。車検は一定の走行距離を走ったらというもので、だいたい一年に一回でした。値段は150ドルほどです。Registrationという税金を毎年払うので、それが500ドルほどでした。
電気代、ネット代
タスマニアは、夏は北海道のように涼しく、冬は東京程度の寒さでした。
他のオーストラリアの町に比べ寒いので、冷房が必要ないため節約できる分、冬の暖房の電気代がかさみました。冬の電気代は3カ月で300ドルくらいで、それをシェアメイトと半分にしていました。夏の電気代はその半分ほどでした。
ネット代は月60ドルほどで、それをシェアメイトと半分にしていました。シャアメイト万々歳!
利子はおこづかい
一つ、声を大にして皆さんに伝えたいのが、オーストラリアの銀行の利子の高さです。
2017年の初めまでは5%ほどだったので、銀行にお金を預けておくだけでお金が増えました。2017年以降、ガクンと落ちて今は1~2%ほどですが、それでも日本よりはかなり高いです。
稼いだお金はしっかり貯めて利子でお小遣いを増やしましょう。
まとめ
オーストラリア、タスマニアでの生活費はざっと月900ドル(約7万6,000円)+車代や交際費ほどです。「田舎暮らし」と思いきや、意外にお金はかかります。でも安心してほしいのが、給料の高さや、銀行での利子の高さです。
バランスをうまくとって、賢くお金を使っていって欲しいと思います。
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