英語力を身に付けるには、最終的に本人がどれだけ勉強したか、によって成果が異なります。
しかし、学ぶ場所選びをないがしろにしてはいけません。あなたの留学が満足したものになるか、目標を達成できたか、については、どの語学学校に入学するかによっても左右されるからです。
フィリピンの数ある語学学校の中から、あなたに合った学校を見つけるコツについてレクチャーしていきます。
- 地域によって語学学校の体制も異なる
- 知らないで決めてしまうと後悔する
豊富な1:1授業の数、リーズナブルな価格設定とメリットたくさんのフィリピン留学
ここ最近、認知度が上がってきているフィリピン留学。格安な上に質の高い授業が受けられることで定評があります。
価格は欧米留学の半額以下で実現します。そして先生と生徒1:1の授業に重きを置いているため、クラス内での発言回数は必然と増えます。
グループクラスもありますが、何十人もの学生が同じ教室に集まり、授業を受けることはありません。4~6名の少人数制グループクラスになっています。
レベル別にクラスが分けられるため、自分だけ置いていかれる、または物足りないということがありません。1日に何コマの個別授業を受けたいかによって、コマ数を決めることができます。
自分の希望に合わせて、講師と1:1の授業を組み立てられるのも、フィリピン留学の大きなメリットです。
フィリピンは7107の島からなる国!地域によって特性はこんなにも違うんです!
そしてフィリピン留学は、地域によっても特性が異なります。リゾート地として有名なセブ島は、ほとんどの語学学校がビーチから近い立地にあります。
中心街も近いので、平日でも授業が終われば近くのモールへ買い物、食事に出掛けられます。週末にはスキューバーダイビングの資格を取りに行くことも容易です。
対して他の地域は、バカンスと勉強の両方を楽しむというよりは、どちらかと言うと勉強に専念したい学生が多く集まります。
教育都市バギオは良質な講師が集まるスパルタ校が人気!
特にフィリピン北部にあるバギオ市には、元祖スパルタ・スタイルを取り入れた学校があります。それに習い、バギオ内にある学校のほとんどはスパルタ式です。
平日は外出できない学校が多く、夜中まで自習する学生の姿を見ることも珍しくありません。土日は多くの学校が門限を設けていますが、外出が可能です。
平日は勉強、週末は余暇を楽しむというメリハリを付けて生活を送れます。(中には平日でも外出可能なセミ・スパルタ式の学校もあります)
誘惑に負けそう、きっちり勉学に励みたい、という方には打ってつけの地域です。遊びよりも勉強に重点を置きたい人におすすめです。
そしてバギオの大きな特徴として、気候があげられます。フィリピンと聞くと、常夏の国を重い浮かべる人がほとんどだと思います。しかしバギオ市は、標高1,500メートルと高地に位置するため、とても涼しいです。
四季はなく雨季と乾季の2シーズンのみで、朝晩に外出すると半袖だけでは肌寒く感じることもあります。
フィリピン南部にある語学学校は、部屋や教室に冷房が完備されていますが、バギオでは必要ありません。暑過ぎず寒すぎない環境は、勉強に集中するのに適しています。
衣食住は基本中の基本!毎日の食事でストレスを感じないために
フィリピンにある語学学校の大半は韓国資本です。食事も韓国料理が多いため、辛い物が苦手な方は、食事面に気を付けましょう。
最近ではセブ島を中心に、日本資本の語学学校も増えてきました。ほとんどの学校の食事はブッフェスタイルです。食事を受け取る列を2列設け、辛い食事とそうでない食事の列に分け、おかずを取るという学校もあります。
多くの学校が、留学費用の中に食費を含めています。学食のメニューが辛くて食べれず、スーパーで買いだめしたインスタントヌードルを食べることにならないようにしたいものです。
入学の時期によって大きくことなる日本人比率は事前にチェックしておくべき
繁忙期は大学の長期休暇となる夏休み・冬休みです。学生が多ければ、その分講師の確保も必要になります。繁忙期には臨時でパートタイマーを雇う学校が多いです。
マンモス校と言われる大手の学校であれば、繁忙期のことも見越して常勤を雇っているため、講師としての経験が浅い人材を雇うということは滅多にないでしょう。しかし、講師の質にあまり力を入れていない学校もあります。
学生に、講師の評価調査を定期的に実施している学校や、新人講師に対して定期的に指導する場を設けている学校もあります。こうした学校は、常に一定の質を保っているので、授業内容や講師に対して生徒が不満をもつことは少ないと言えるでしょう。
事前に学校の体験談に目を通して問題点はないか確認しておこう
筆者は留学代理店で仕事をしていた時、そして実際に学生として語学学校に滞在していた時、いろんな不満の声を聞きました。
- 真面目に授業をする講師もいれば、雑談で終わってしまう講師もいる
- 毎日、辛い韓国料理ばかりでストレスだ
- 部屋の湿気がひどすぎて住めたもんじゃない
- ルームメイトと上手く共同生活できないので部屋を変えて欲しいが、日本人マネージャーの対応が遅すぎる
等々。
韓国や中国の学生と比べると、日本人はギリギリまで不満を我慢し、口にしない傾向が強いと感じます。英語を使って自分で問題解決する自信がなければ、早めに日本人マネージャーに相談しましょう。
中には数%ですが、日本人マネージャーが常駐していない学校もありますので、事前にチェックしておきましょう。
まとめ
新しい環境に滞在することで、少なからずストレスを感じることがあると思います。現地で実際に生活をしていて、食事・講師の質・現地マネージャーの対応・学習環境・部屋の施設について不満の声を聞くことが多いです。
中には食事は二の次、施設は二の次という学生もいます。確かに一番の目的は勉強で、そのために留学される人がほとんどかと思います。自分が絶対に譲れない点については、特に情報収集に力を入れましょう!
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